視覚を手に入れたとき世界は既に崩壊を迎えていた両手は壊れた人形を握っていて無彩色で描かれた廃墟と浜辺に立っていた歌声の響かない浜辺を裸足のままに歩き始めた何処まで行っても浜辺は終わらず誰一人見ることは無かった歩き続けた足の裏には記憶の欠片が刺さっていてそれを見つめた人形は泣いていた何一つ理解することのできないままに夢は朝を迎えて、世界へと帰還するこの記憶の回帰は何もわからずに終わってしまう*心理描写