遺書

2006年01月30日(月) 蝉の声、夏の恋人 A

蝉の声を聞き

一六回目の夏を迎えたことに気づく


毎年の事ながら


今年も蝉は鳴く

下準備に七年をかけた最高級の愛の唄を

一瞬に等しい時間で消えていく期間に


私も

使うかもわからぬ愛の唄を

一瞬の一生の中、作り出してゆく


蝉の声を聞き

私も蝉と似たようなものだと気づく


毎年の事ながら


今年も蝉は鳴く

七年の命を懸けた最高級の愛の唄を

自分よりも若い子供とサバイバルをしつつ


私も

一生を懸けて愛の唄を

自分とは違う誰かに、準備している

no.1023 (+50
蝉の一生と人間の一生は
たまに似ている。


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