遺書

2005年10月26日(水) RainyRainyDays

私に触れて、離れていく人々を
私は冷ややかな目で見送った


私の、
暖かそうに見える外装、
それに触れる

冷たくて驚く人々、
内装は、
そう暖かくない


私の線の内側は、とても冷たいよ
私の線の外側で、こっそり暮らしておいでよ

私の線に入るなら、もっと暖めておいでよ
私の線に入ったら、すごく寒いんだから


触れては逃げる人々に、
私は何一つ言葉をかけられなかった

ただ少しの希望を持っていた私は、
失望して冷ややかな目で見送る


私に何を望んでいたの?
私はあなたに望んでいたよ

私は何をすれば良かったの?
私にあなたは何もしなかったよ


何日も、何年も繰り返し
いつも、いつも一人の私

何度も、何度も触れては
二度と、帰ってこない人


暖かそうに見える外装の通り、
内装を暖かくなんてできない

誰かに上辺だけでも触れて居たいから、
ずっと、ひとりでこのまま、

泣いている

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良い人に見えた、けど知ってみたら違う人間でした。
そんな、お話。被害者側。

RainyRainyDays、涙雨の日々


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