遺書

2005年10月02日(日) night echos

濡れた指で唇なぞり
夜の中響く己の心音

目を瞑り耳を塞ぐ、心音は止まない
目を瞑り鼻を塞ぐ、心音は病まない
目を瞑り口を塞ぐ、心音は已まない

孤独の中にエコーする
孤独の中でエコーする

己の音だけが跳ね返って戻ってくる
己の音だけが孤独の中聞こえている

自分は生きている
そのことだけはわかる
自分は生きている
そのことしかわからない

自分は生きている
重要なのはそんなことではなく
自分は生きている
孤独の中、すっかり忘れてしまった

ドクン、ドクン
とただひたすらに流れていく感じていく
夜の中、自分の
中にだけひたすらに感じる

僕が生きているという音だけ
何かを失ってしまったのです

とても大切なものでした

生きているということ以上に

大切なものでした

days906/work953:5min01sec

主人公、実は死んでます


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