遺書

2004年11月03日(水) 少年と空と

空に手を伸ばしたら届いてしまった、
とてつもなく重い青色を僕は触れなくなった、
もう二度と触りたいとも願わなくなったよ。
だけど、

僕は
青空に触れることで指紋がべったりついた。
あの青が続く限り 朽ち果てることはないと思う
あの青が続く限り 朽ち果てることはできないと思う

僕に後悔はない、それは素晴らしいことなんだ


空に手を伸ばしたら届いてしまった、
とてもなく広い世界を僕は恐れてしまった、
もう二度と旅立とうとは思えなかった。
けれど、

僕は
心にしっかりとした足跡を残した人に会いたかった。
この足跡がある限り その人を追い続けると思う
この足跡がある限り その人を追い続けなきゃ行けなかったと思う

僕に後悔はない、それは仕方のないことなんだ


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