彼女に星を見せてやりたかった。夜空に輝く星ほど綺麗な物はない。手を伸ばせば届く星をどうにか彼女に届けたい。手を伸ばせば消えてしまうあの星をどうすれば手に入るのだろうか。あれから三年、僕は翼を拡げて星を取りに行く。----------LINE----------生きたい、本気でそう思った。傷つくことは痛いけど、傷つくことは怖くない。僕が、僕である限り人が、人である限り生きたい。僕は、ただ生きたい。生きたい。