昔の夢を置き去りにして、笑う事を止めてきた。 それなのに空は青くて世界はこんなに前向きで。
複数の中でわかる友情の裏の孤独 笑っているみんな。だけれど心は寂しくて。 愛情に友情はなくて 友情に愛情はない 喜んでいる顔はどことなく悲しい。 こんな中で僕は愛想笑いしかできてなかった。 言い訳できる状況でさえも言えないまま。 それは自分の意見だったり、本音だった。 変わりたいと願っても、結局いつまでも変われていない。 変わったと思ってるのは自分だけ、客観的に見ることさえできない。
伸ばした手が夢を掴めず、はじけて消えていった。 近かった、けど遠かった。 空はこうも近いのに距離は遠い、それと似た感覚。 テレビじゃアメリカンドリームの話ばかりなのに。 夢に近づいたら逃げ出された。 そんな僕は人には笑うことしかできない。 こんな日常ならば、あんな日さえも良いと思えてくるのは何故? こんなにも悲しいのは何故? ああ、あの日はよかった。と、今日も思い出と言う闇に埋もれていく。
誰にも死ねとは言われてないが、 そうでなくても僕は死んでる。 僕が誰かを必要にしていても、 誰かは僕を必要としていない。 怒って欲しくたって関係が壊れるのが怖くて、 だれも怒ってくれない。安い情。 僕はそんなのはいらない、けど否定もできない。 僕もそれであって、それがなければ活きていけない。 でも、だからこそ 僕はすれ違う人さえも邪魔に思う。
僕の思い出とする懐かしい日々は、 他人の機嫌をうかがう必要も無い、面白ければそれで良かった。 善悪の区別は自分たちが決めた、そんな無邪気な日々。
僕がイヤとする今の現状達は、 人の顔色疑って行動して、 行動の一つ一つに気を遣って、 全ての行動は他人の為で、 自分をどこかに閉じこめる現状。
昔に戻れるわけでもない。 けれど懐かしむのは何故? 前に進んだわけでもない。 ただそんな気がしただけ。 青春の波に乗れて無くて、 ただ、ただ僕は立ち竦む…。
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