素質も何もない僕には何もない―何がしたかった。もう何も残っていなかった。失うものなどたくさんある。恐怖に怯えている日だってある。僕はとてもとても小さな世界だ。小さな少女から差し出された手が、恐怖の引き金になってしまって、幼い手。僕はぶっ飛ばされて―、僕の世界は何も見えなくなる。僕ァ―、一体・・・。