ぐっどくりふ旅行会社-Good Cliff Tours-
DiaryINDEXpastwill


2008年07月13日(日) なぜ人は歴史を学ぶのか。

なぜ人は歴史を学ぶのでしょうか?
いえ、質問を変えましょう。なぜ人は歴史を学ばなければならないのでしょうか?
歴史は学ぶべき。これには、疑問の余地は全くありません。(え、ある?)
じゃあ、「少なくとも私にはありません」と言いかえましょうか。
人は歴史から多くを学ぶことができます。栄枯盛衰、おごれるもの久しからずとか、
戦争は無駄だとか。
そう、戦争は無駄。

今学期、戦後史、特に1945年に注目したゼミに入らせてもらったのですが
本当に本当に戦争って無駄だなぁとしか思えませんでした。だって、たくさん
死んで、たくさん失って、生き残った人だってその後の人生に大きな傷を
背負っている。
戦争は無いほうがいい。これは誰もが賛成できる命題だと思うのですが、
大きな犠牲を払った第2次世界大戦が終わって60年以上経つのに、まだ人間は
わかってない。
もしかして、それは今までの歴史家たちの失点であるのかもしれません。
ドイツ人はナチスにかかりきりだし(確かにナチスの犯した罪というのは
大きいけど、もっと他にも目を向けて研究してればと思うところもある)
日本人は「侵略戦争」か「避けられなかった大東亜戦争」かで、いまだに
争ってるし。
もっとやるべきことがあったんじゃないかと思うのですよ。
「日本の」とか「アジアの」とか接頭語を外して、「戦争の被害者」を
「戦争で運命を変えられた人々」ってのを、歴史学は見つめてきたのでしょうか。
考察してきたのでしょうか。そこから何かを学びとったのでしょうか。
あれだけ戦争で大きな被害を受けながら、世界が軍隊を持たない国で一杯に
ならないのは、なぜでしょうか。

ところで、戦時中とか戦争直後の資料を読むと、人間って本当につらい状況
でも、どっこい生きてる。仕事して、失業して、慣れない商売してみたり、
踊りにいったり、映画を観に行ったり、恋したり。
もし今、世界大戦が起こって、1940年代初めの状況になったら?
現代の人間は生き残れるのかしらん。「生きる」ための本能は、まだ残っているのかな。


まるそ |MAIL