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新しい司法試験の、初めての合格者が出たそうですね。合格率が高くて びびりました。法科大学院というのが出来て、今後はそこを出てないと 受けられなくなるみたいですけど、それってどうなのかなーと思ったり。 選ばれた人だけしか受けられなくなるんじゃないかなーとか、社会経験を 積んだあとで司法の道に進もうとする人たちの障害にならないのかなーとか 余計なことを考えてしまいます。 司法とか医療とか、高度な専門知識も必要だけど、結局のところ「人と 向き合う」仕事には、学校→試験を経て、ストレートにその職について 欲しくないなーと、個人的には思いまして。学校出て、すぐに「先生」とか 呼ばれて、自分はえらいと思っちゃうのって駄目だよねぇ。
ところで昔、法律事務所で事務員のパートをしていたとき、東大卒の、自分と 同じ歳の司法修習生(司法試験に受かって、研修中の人)が事務所に 来まして。世の中にはそういう人もいるんだよねぇなんて思ってたうちは 良かったんですけど、そんなある日、弁護士会の事務所に用事で行ったら、 国選弁護人の書類があって、その被告人が自分の小学校の同級生だったと。 正直、うへっ。 同じ年月を生きてきて、かたや将来有望東大卒弁護士の卵、かたや安月給 パート事務員、かたや傷害容疑で逮捕されてる。どこかで選択を誤って いたら、みんな全く違う人生だったかもしれないんだよなぁと思うと すごいなぁ、どこで違っちゃったんだろう、と。 その後、何となく「人生における選択とは」とか考えてしまって、 「世界中の、自分と同じ歳の人たちは、いったいどんな選択をして、 どんな人生を歩んでいるんだろう」ということに興味があります。
で、昨日図書館で借りてきた『こんな夜更けにバナナかよ』を読もうと 表紙を開いたら、冒頭に清岡卓行のこんな言葉が。
きみは選んだのだ 内側から ひそかに きみ自身を。
そして 生きるとは 屈することなく選びつづけること。 死ぬことも含めて。
(清岡卓行『四季のスケッチ』より)
再び、うへっですよ。 生きることって、選びつづけること、 それも「屈することなく」なんだって あぁ自分が考えていたのはこれだ!って来ました。 自分の中にあったもやもやが、すぱっと表現されている言葉に出会えた時って キター!!って感じになりますね。 素晴らしい通訳を得た気分です。
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