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前々から気になっていた「ヒトラー・最期の12日間」を観てきました。ドイツでも やってたんですけどね、さすがに字幕なしで観る根性はありませんでした。 ドイツではかなり前に公開され、去年の暮れにすでにDVDが発売されていたと 思います。 社長の興味の対象は第2次世界大戦後の現代史なので、まぁ戦中のことも かじっておかないとなーと思っていました。プラス、大きな声では言えないの ですが、うちの母がナチ好き(といってもネオナチとか、危ない思想の持ち主 ではありません。単に興味があるだけ)で、NHKでヒトラー特集なんかがあると よく観ていましたし。ドイツにいる間は、今年が戦後60年ということで、よく 戦時中のことを取り上げた番組が放送されており、そんなのもチェックして いました。アメリカが作ったニュルンベルク裁判のドラマなんてのも見ましたが、 さすがアメリカ、そんな内容でも恋愛模様を入れてきますw。訴追するアメリカ人 検事とその秘書がちょっといい感じーというわけです。史実としてあるのか? まあそんなのはいいとしても、誰がどんな風に訴追されたかってのはわかり、 なにより短かったので観やすかった。だってねー、実際の裁判の映像を使った ドキュメンタリーなんて何時間なのかわからないほど長かったですから。 やっぱりドイツですね。日本なら東京裁判なんでしょうけど。 その他、「ヒトラーの家族のその後」なんてのもやってました。妹さんか誰かは 名前を変え、ひっそりと暮らしていたとか。確かにねぇ。あと、ヒトラーの お気に入り建築家だったシュペアーについて何本かドラマやドキュメンタリーが 作られ、本も出ていて大人気でした。シュペアーの息子さんも建築家になって いて、彼も証言していたり。アドルフおじさんと一緒の映像なんかも残っていて あれって本人はどんな気持ちなんだろうと思いましたが。ちなみにシュペアーは とってもハンサムな人で、アメリカ版ニュルンベルク裁判ドラマにしても 今回の「ヒトラー最期の12日間」にしても、演じる役者さんのほうが落ちるって くらいでしたw。
で、「ヒトラー・最期の12日間」ですが、私には良かったですよ。先述したような ある程度の基礎知識を仕入れていたのが幸いか、解りやすかったです。でも 全く基礎知識なしだったらツライだろうな…とも。とにかく色んな人が出てきます から。 今回、社長個人的に良かったのは、ヒトラーの愛人で最後に結婚して妻になる エヴァ・ブラウン。今まで観てきたドキュメンタリーの中で、エヴァの実際の 映像なんかを見ると、とにかく明るい。かわいい。どうしてヒトラーの傍に こんな人がいるんだ、と疑問だったのですが、映画を観てすっきりしました。 だってね、こんな人じゃないと一緒にいられないですよ。どんなに状況が悪く なっても「楽しみましょうよ!」と言えるような人じゃないと、あの最後まで ついてはいけなかったでしょう。 この映画の最初と最後に、ヒトラーの秘書をしていた女性(本人)がコメント しているシーンが入るのですが、最後に「あの頃、私は何も知らなかった。 だから自分に罪はないとずっと思っていた。けれど後から、私が秘書になった年に 私と同じ歳のゾフィー・ショルが逮捕され、処刑されていたを知った。若かく 無知であったことは理由にならない」と話します。知らなかったでは済まされ ない。戦後60年たった今でも、これは重要な言葉です。責任を転嫁するのは簡単 なのです。聞いてるか?アメ○カ国民!!まぁ自分にもですけれど。
…ちなみに今年ドイツで「ゾフィー・ショル」という映画が公開され、主演した Julia Jentschがベルリン映画祭で最優秀主演女優賞を取っています。実は彼女も この「ヒトラー・最後の12日間」に出演していて、ヒトラーの秘書候補の中の一人 として最初のシーンに出てきます。ゾフィー・ショルがヒトラーの秘書に応募 しちゃ駄目じゃーん、と突っ込みいれてしまいました。反省。
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