ぐっどくりふ旅行会社-Good Cliff Tours-
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スキージャンプはオフシーズンに入りました。いつもなら、久しぶりの オフを楽しむ選手たちのニュースを聞いてまったりし、寝不足を取り返す べく春眠暁を覚えずの社長も、今季は違います。 わが愛するジャンプ・ドイツチームに暗雲なのですね。チーム内の ごたごたが今更ながら発覚、チーフコーチであるラインハルト・ヘス氏の 辞職に発展しているのです。ヘス氏といえば、バイスフロク、トーマと いった数々の名選手を育て(何より、東西ドイツ統一を経てきたという点に 最大の功績を見出す社長なのですが)その栄光も数知れず。 世界一の名コーチといっても過言ではない人です。が、その人のキャリアが よりにもよって現場の選手からの批判で幕を閉じようとしているのです。 それも、その先鋒がわが愛しのスベン・ハンナバルトという皮肉さ。
そう、一部ドイツメディアでは「ヘス対ハンナバルト」という構図で 面白おかしく描かれている、今回の辞職劇なのです。駄目です、もう。 社長は耐え切れません。「数千マイル離れた異国の、たかがいちスポーツの 人事ではないか」といってしまえばそれまでです。が、この1年、 誠心誠意尽くしてきたジャンプの、それも愛しいドイツチームが 私が世界で一番愛している選手と、世界で一番尊敬し(読めもしないのに その著作まで買っ)ているコーチの揉め事で、ごたごたしている というのは、もう耐えられない状況なわけなのです。
というわけで、社長は久々に切り札を出しました。数年に1度しか 聞かないサラ・ボーンのCDをかけつつ、この業務報告を書いています。 このCD、かなり精神的に追い詰められたときにかける、取っておきで あります。前に聞いたのはいつだかもう覚えていないほど。 ドイツ時間の今夜、正式に辞職の発表があるそうです。もちろん 眠れやしません。今ほど、ドイツ人(ドイツ語がすらすらわかる人)に 生まれなかったことを悔やんだことはありません。これから辞書と 首っ引きで、諸ニュースの翻訳に当たります。もちろん傍らには酒です。 …あぁ、こんなんでいいんだろうか。
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