ぐっどくりふ旅行会社-Good Cliff Tours-
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2002年05月12日(日) 真珠の耳飾りの少女。

【ヨーロッパ1ヶ月 第0日目その9】
 
 …という小説があります。というよりそういう絵があって、その絵を題材にした
小説です。社長はもっぱらエッセイだのミステリーだのを読んでいるのですが、
久々にそれら以外のカテゴリーの物を読み、良かったと感じた本です。
(ちなみにトレイシー・シュヴァリエ著・白水社)

 「んで、肝心の旅行のことはどうなのよ」とツッコミが入るかもしれませんが、
これは前説です。「真珠の耳飾りの少女」(絵の題名としては「青いターバンの
少女」)の画家はフェルメール。
 今回の旅のテーマのひとつが、このフェルメールでした。彼の作品は世界に
三十数点しか残っていません。フェルメールファンは、そのひとつひとつを求めて
世界の美術館を巡るのだそうです。
 旅程を決める際、ずいぶんと図書館のお世話になりましたが、そのとき見つけた
のが星野知子さんの「フェルメールとオランダの旅」という本。その巻末に、
彼の絵が収められている美術館一覧がありました。それを見た瞬間、これだ!と
閃いたわけです。私もフェルメールを追いかけてみようじゃないかと。

 もちろん今回の旅だけでフェルメールの絵全てを見ることはできません。
彼の故郷・オランダがすっぽり抜けていますし、旅程に入れられなかったドイツ
北部にも、オーストリアにも、アメリカにも彼の絵はあります。しかし長い目で
見たとき、次の目的地を決めるのにも、自分なりの旅のテーマを持っておくのは
いいなと思いました。社長の場合、それがビール、フェルメール、そして果て。
 これから出発する全ての旅でこのテーマにこだわるというわけではありません。
でも、この3つのテーマのおかげで、私の旅にひとつの人格のようなものが
生まれた気がしました。少なくとも3つの性格を持つ旅。そこにたくさんの
小さな要素が複雑に絡み合って、いつの間にやらトコトコと歩き出す。少しずつ
成長していく私の旅。

 やれやれ、やっと出発できそうです。


【本日の業務日誌】

 「シッピングニュース」の原作を買いました。集英社文庫。
 最近、本をよく買いますが、読むほうがついていってません。映画を観た後の
勢いがあるうちに読んでしまわなくては。


まるそ |MAIL