ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




クウの事
2006年12月21日(木)
先日、クウが脱水症状を起こした時に、覚悟を決めて血液検査をしてもらいました。「可能性」としてずっと示唆されていた怖い病気…そうでなければいいと願っていた病気の検査で「陽性」反応が出ました。
クウは白血病を発症しています。
母猫のねこえも父猫のクロも野良猫だったので、元々キャリアだった可能性もあるし、私もそれなりに覚悟していた結果でしたが、正直、まさかクウが…と絶句してしまいました。
クウは4匹の中でもおとなしくてほとんど家から出た事もなかったし、ストレスもなさそうにのんびり生きているように見えたので、このコが一番長生きして私たちのそばにいてくれるんだろうなぁ…なんて思っていたのです。
発症してしまった以上、これから先のクウにはできるだけ好きなように、少しでも多く楽しい思いをして生きてほしいというのが私と隊長の願いです。病院の先生とも話し合って、お薬も今までみたいに嫌がるのを追いかけて捕まえて無理矢理飲ませるのではなくて、飲ませられそうな時に飲ませてあげて、だましだまし口の中が痛くないように、美味しくごはんが食べられるように…という方針になりました。
クウといえば食いしん坊で甘えん坊。どうしてもクウがごはんを食べられずにひもじい思いをしながら逝ってしまう事だけは避けたいのです。
今はやわらかい赤ちゃん猫用のごはんをモリモリ食べているクウ。今まで「ダメ!」と禁止していたお庭に出る事も最近はお天気のいい時だけオッケーにしています。日向ぼっこをしながらパラソルの下で眠るクウを見ながら、何が一番いいのか、心が惑います。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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