再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 親八会朗読劇「父と暮せば」@桐生

PPP45°プロデュース公演
親八会 朗読劇「父と暮せば」
作:井上ひさし 演出:藤井ごう
出演:辻 親八/渋谷 はるか(文学座)/大竹 沙知
日時:2017年10月8日(日)14:00開演
会場:有鄰館 酒蔵 チケット:2000円(中学生以上/前売当日共)※小学生無料

約一年九ヶ月ぶりの「父と暮せば」。
ト書き読みが今回は代わって、
でも、辻氏、渋谷嬢の中で熟成された人物の立ち上がりが面白い。
もちろん、朗読劇なので井上さんの文体、筆致あってのものだけれど、
「アトリエ」が、終わってこっち、「オールライト」といい、
兎に角再演とされるものの稽古が豊かである。
(とはいえ、そこに宿題を課題を認めてちゃんと育ててきたかどうかは各々にかかっているわけだけれど)
再演=マンネリ
いやいや、
もっと深度深く、
もっと奥行豊かに、
求められるものへの費やした時間もモチロンあるだろう、
作品への確信もあるだろう、
更に発展した世界、どうぞご覧下さい。
桐生は遠いですが、
趣ある空間での、新たな出逢いです。


2017年10月08日(日)



 結果。。。

某打ち上げにて、
あり得ないけれど、打ち上げらしくないことをのたまわさせてもらった。
そして、次の日から某作、
色んなことが起こるので、
こちらも、越権して意見を言わせてもらった。
何かが起きるだろうと予測できるのに、言わないのが嫌だから。
皆さまお忙しい。
私も忙しい。
だから仕方ない。
その後、明日のゲネプロまでの九日間の稽古。
覗きに来た人。
ちゃんと通しでいた人、1人。
ダメ出し終わり30分聞いていた人、1人。

因みに、桐生の前の「父と暮せば」(こちらも、次回公演「マッチ売りの少女」来年予約していた小屋の不備により、はっきりとどうなるかわからないのだけれど)、
母versionのト書き読みから、孫世代versionト書き読みに大きくシフトチェンジした今回、仕込み、本番と私が行けないので稽古場ラスト通し。
関係者でない人たち5人観に来てくれる。
孫世代versionト書き読みの人物は、本番想定の緊張感の中できて、早口になる癖も出て、それは良かった。
やっぱり芝居は、見るー見られるの関係からしか発展はしない。

その似つかわぬ席でのたまわったのは、
稽古場を観られるのは、劇団員の特権、その特権があるのに観ないのほ、才能がない、とゆうこと。
これは、世界のN川さんの言葉である。
ここ最近、新劇畑に来て演出した子が言っていた。
新劇は死んでいる…
くくっちゃいかんし、くくるものではないし、さして現在差があるわけじゃないし、
結果動かなければこちらのせいか、または、言ってるんですけどねぇ
とゆう言い訳を生むしかないわけだが、しかし、
さもありなん。そう思えてしまう悲しさよ。

さぁ、人の振り見てもっと豊かで面白い世界を目指すのだ。

2017年10月05日(木)
初日 最新 目次 HOME