再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 時間はある、と思えれば、ある。

ワーワーしながら、
大事な間も無く本番の一週間連続の稽古。
たまたま選んだホンは、
俳優同士のおかれた状況に至極似て、
もっと面白いはずだけれど、結果だけで並ばれると何も動かない。
今、そこにあること、
目の前に、あること、
ちゃんと見ること。
きっとそれでいいのだよ、日常的+αから発展しても。
新しき世界に出会うこと。
ただ、待っていてはダメだ。
かっこ悪くとりにいけ。
コントロールできないことを怖れるな。

スターダス・21養成所中間発表

『待つ』

作 鈴江 俊郎
演出 藤井 ごう

7月26日 (水)
15時〜A/19時〜B
7月27日 (木)
15時〜B/19時〜A

於・スターダス・21アトリエ

入場は無料です。

2017年07月04日(火)



 諸々あるけれど。

あまりにもくだらない事態に遭遇した場合、
人は呆れるしかないのだなと思う。
これまで培って来た全ての時間が、泡沫に帰すとゆうか、
怒りにもならない、ところにゆく。
演技の肝は、想定外の事態に遭遇した場合の、対処方法であることは人物を本当の意味で表すためにも必要なことだし、そのこと事態、自明であるべきことだが、
後フォローもなく、保身の為だけにある場合。
怒れてしまえばこんなに楽なことはないのかもしれないが、

事実に遭遇して、
逆に力が抜けてしまう場合。呆れとゆうものになる場合、
それまでの日常化された便利であり、かつ謎であるコトが、
あまりにもくだらなく紐解かれてしまうことで、
そこへの興味が、駄作へと変わる。(そりゃ前想像はいやが応にもするだろうけれど)

こいつと同じかよ…とか、そんなもんかよ…とゆう、どーにもしようのない響きが、木霊するだけで。
否定はしない、でもお里が知れるよな体験がこの先の何を生んでゆくだろうか。
それでも、置かれた現実に抗いたい人物たちがいる。
そんな人の心の機微を現す作品を、人の心のダメさと温かさを現す作品を生徒たちと、ディスカッションしながら創っている。
ディスカッションして、疑って、仮説を立て、思いきり試す。
笑いながら、最低〜とか言いながら。
如何に能動的であれるかどうかが試される。
時間と闘いながら、事情と対峙しながら、
相手役と、交流しながら。
あと三週間!



2017年07月02日(日)
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