再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 『逢坂〜めぐりのめあて〜』朝日新聞。

水曜日から『逢坂』始まります。
以下は、朝日新聞夕刊に掲載された作品についての取材です。
まだまだお席あります、是非お越しください。

 
新人、中堅の演出家に贈る第19回千田是也賞を今月、受賞した演出家の藤井ごうが2月1日に始まる演劇ユニットRing―Bong(リンボン)の「逢坂〜めぐりのめあて〜」の演出を担う。
 藤井は文学座付属演劇研究所出身。演出家の故高瀬久男に師事、現在はフリーで活躍。人の心に焦点を当てる演出に定評がある。
 「逢坂〜」はRing―Bong主宰の山谷典子作。1920年生まれで、同じ坂を上って登校していた男女3人が戦争や54年の第五福竜丸事件を機に運命が変わり、翻弄(ほんろう)される。反核運動や反米感情を抑えるためにメディアが原子力平和利用キャンペーンを展開した不気味さも描く。
 稽古場をのぞいた。役者たちが台本を読んだ後、藤井が丁寧に点検する。「ここは狙いが見え透いてはいけない。鉄のように装う」「お互い探り合っている感じ。感情的にならない」など、心理の裏側まで深めていく。
 藤井は「人間が何かを踏み越えてしまう瞬間に興味がある。殺人や、徒党を組んで凶暴化するとか、踏み越える一線に焦点を当てたい」と言う。今作品も3人の幼なじみの運命が変わる分岐点に注目、「なぜそうならざるを得なかったのか丁寧に描きたい」。
 演出で大切にしたいことは「劇は全てが虚構ですが、一瞬のやりとりや場面に真実がある。そこを取り出したい」と言う。
 山谷のほか、坂口芳貞、亀田佳明らも出演。12日まで、東京・下北沢のシアター711。当日4200円。華のん企画(070・6984・3678)。(山根由起子)


2017年01月29日(日)



 受賞パーティとか。。。

演出最中はいいけど、
中心にずっといるのは苦手。
褒められるよりけなされてなにくそっの方がらしい。
受賞式に行って、
大先輩たちの末席に座らせてもらって、
スピーチはどうもラストっぽいから、準備しても無駄だと思い、やはりその通りで、
素晴らしいチェロの生演奏とか、
元気が作品を…と仰る90歳のお方や、
当意即妙に場の空気を牛耳る方々のあと、
感謝と、劇団名をちゃんと言うことだけ決めて。
沢山の関係者に見守られ、一番報告したい師はもういないけれど、奥様が来てくれる。
その後パーティはいろんな方とお話しさせてもらい、
夜は、椿組の外波山文明さんの号令で(発起人、外波山文明さん、坂手洋二さん、福島明夫さん…すご)
椿組さん、青年劇場さん、燐光群さん、
それぞれ作品に関わってくださった方々、
りばいぶからRing-Bongまで関わりある方々ごそっと集まってくれてのお祝いの会。
遅れても沢山の方々が入れ替わり立ち替わり…
100人を超える…

なによりも、
皆さま笑顔で、
それが嬉しく、
自分事だと理解がおっつかないので、
すごいなぁと、
他人事のよに思うことで脳みそが解消しようとしている…
賞をもらうことより、
このことが身に余る光栄、なのだなと思う。
縁をこんなにも感じさせてくれる時、
最後はゴールデン街で明けてゆく…

忘れられない日になりました。
皆さまありがとうございました。
もっともっと恥ずかしくない作品創りをしなければ、と思う日。
感謝、しかない。

やっぱり真ん中は苦手だけど(笑)


2017年01月26日(木)
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