再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 今年ももう12月。

養成所(ダス)は、今年もチェーホフ、
そんなつもりなく、後期に入ってやる台本を書いてみるWSの後の、修了公演候補読みに際して、やっぱり良くできているので取り上げて、結果、難しさも相まって決まる(笑)→読んでて結果がなんとなく見えると一気に冷める病気。。。
図らずも、ダスでは5年前『三人姉妹』去年『かもめ』今年『桜の園』となって、あと『ワーニャ』やれば四大戯曲コンプリート。←でも、ワーニャできる年齢男性はそう出てこないから、ないかな。
台本発表とキャスティングも一緒に、
さぁ、気づけば僅か3ヶ月足らず、意気込んで走れるか。毎度のことだけれど、コトバにやられている面々、あと、翻訳モノってゆう勝手なカテゴリーにも。普通に考えたら、既に時間足らず…
週末から頭にかけ『島』で岡山へ。移動続きの過密スケジュールでスタートしての折り返しは、同じ小屋でしばらく。
本当は個人的興味で言えば、出雲とか…
と、ゆうことではなく、日々慌ただしい移動バラしの中でなく、じっくりチェックできること、
そして、ふまえて場当りできること、
大切に。そして来週末は広島市内、でもってさらに次の週は六年ぶりサザンシアター。
しかしまた、朝イチ移動。。。
東京公演は三回公演ながら残念なことにまだまだ残席あります、
お忙しい師走とは思いますが、是非新宿へ。

…今年は諸々でサロン劇場がないので、
5年同じよなペースで迎えた12月が(旧細川邸サロンで迎える)、場所的な意味では大分違う。
早いっとゆうことは、年々増している実感。
今月でまたひとつ歳を重ねるけれど、本当にジェットコースターのような一年だった、
色んな意味で。


2016年12月01日(木)



 @佐和

前日に夕方から佐和入りして、
生憎の雨の中、20分ほど歩いて、佐和高校へ。
中もよく分からず、帰り支度していた先生に二階の体育館まで連れていってもらう。
「オールライト」では、初めての←私が
体育館。
状況によって色々なので、とにかく、今までの流れと、これからを考えつつ、
絵を体育館専用に、変化させる必要もあって。
人口密度の低い体育館、で、雨、寒い…

とにかく、場に着いてから、
思えている範囲全てのシーンの確認をし、
これからのまた確認。
間に合う道具で、現状できる最大を。
終わって、誰かの実家のような焼き鳥屋の二階で何人かで乾杯。

次日、
いい天気だけど、寒さはきっと。
午前、ホテルから最寄りの駅まで徒歩、で、1時間に二本の電車に飛び乗って、佐和からまた歩き。
体育館に着く頃には、多分誰よりも身体が出来ている。
場当たり。
…これが、全くぬるく。
当たるのは、テキトーなこーなっとけばいい的な絵を掴むのではなく、
このチームの場合は、
ホントを探す時間、
またしてもその土俵に上がって来ないので、
もう本気。(こちらがね)
自意識の低さと、
これで頑張ってるんです感にはもう飽きた。
己を、ちゃんと晒すこと、そこに在る人物の行為をちゃんと見る事、
もう何万回言ってきているだろう、
ギリギリまで、いま、なにを、見ている、
そして、いま、なにを、相手に対して、したいのか、突き詰める。
…体育館で大きな声を出す(汗)なんて、体育会にいた時以来だ…
面白くしたいし、そうゆう舞台を観せないといけないから、やるけど、
正直、これだけの暖簾に腕押しが続く中、吠え続けるのは、こちらも限界があるよ。と。

もちろん、そんな時間を経るので、本番の舞台上の集中度の高さ…
寒さと、体育館とゆう条件さておいて、
春から数えても、圧倒的な舞台。
高校生も寒い中、凝視してくれる、
本番の切れ味。
これを、自主的に獲得して欲しいのだ。
誰かの所為にせず、ちゃんと自分でもっていく。
でなければ、
できなければ、
多分、次は、ない。
いつだって、その怖さと興奮の中で、
一番の自分たちを舞台上に。
結局、今旅は私はあとは最終盤しか見られないので、待つ事になるし、酔いどれバス(腰痛込み)チェックになることを選択して、
全体の確認。
もう二度目の旅、である。

この公演はとても良かった。
なにが?
どこが?
だれが?
どんな準備が?
全部問いかけて、
連続でやれる環境でない分の、検証をちゃんと。

明日は養成所の修了公演、演目発表と、キャスティング。


2016年11月28日(月)
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