再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 @やない

柳井へ。
ここから暫し続く乗り打ち(その日に仕込んで本番してバラして)の繰り返し2日目。
8時半にチャーターバス移動、約2時間。
途中、宮島のサービスエリア、景観すばらしい。
到着次第で公演班は仕込みへ。
私は、ゴメンなさいして先にチェックインさせてもらって貯めてる、いや、溜めているお仕事、と、思ったら、チェックイン用意出来ておらず出鼻を挫かれる。←こんな事で挫かれる精神状態、とゆうわけで…
かつての商都は、白壁の町として、そのメインストリートには金魚ちょうちん(書いて字の如く)が並ぶ。
国木田独歩邸など散策してから小屋入り、
古いけれど味のある会館。
用意してくれた「お通し」をいただいて(酒の相手じゃないよ。地元の方々が手分けして作ってケータリングに持ってきて下さる食事)、14時からチェック、流れで場当たり。
空き時間で賜った、いや、溜まった仕事をこなしつつ。
本番。
いい出会いは変わらない。
もっと巻き込める。の、思い。
少し疲れが…
これで満足しては…
終わって、明日は帰途なので、
一人一人、バラしの間につかまえてチェック。
宿題も。
次に合流できるのは、12月に入ってから。
確信を持てる作品、そんな作品を創り手としてそんなに始終手にしている訳ではない(悲しいかな)、
もっとの思いが増す。
すっかりバラし終わり近くの時間になり、
この日は駅前にも魚民と山内農場と、どこにでも見るとこしか空いてないので(途中、ママの名前がついただろう呑み屋は沢山あったけど)、寒いし、セブンイレブンでおでんを買って大人しく。
明日はほぼ公演班と同じ、7時50分発で、私は岩国空港まで行って帰京、即稽古。






2016年11月17日(木)



 @尾道

午前中に福山を出て尾道へ。
会館に荷物を置いて、さぁ、千光寺へ。
の途中に、商店街を歩いて、帆布鞄屋に寄り(以前来た時に、帆布のアタッシュケースがあって←買いたかったが高かった…、目の前で造っているお店。どこにあるか、不思議とちゃんと思い出す)、それから徒歩で。
膝痛いとか言いながら、
勝手知ったる道のよに歩いて登る。(ロープウェイもあるけれど、それ程でもないので)
心地の良い天気、なるべく振り向かずに、上をめざす。→振り向いた時の絶景よ!
郷愁、な感じを全くこの土地で育ってないのに感じる都合のよさが日本人的。
尾道にて、石鎚山鎖場を登ること数分(笑)←このコンパクト感と、ここにいながら他に行ったことになる感じも日本的。
反対からだけど、瀬戸内を見下ろす風景。
改めて思う。こうゆう想像が舞台上で効いているかどうか。。。
こうゆう風景を、当たり前としている人物たちと、色めき立ち浮き立つ部外者、この間には大きな差がある。日常と非日常、嘗ての日常、今の日常。
尾道で、尾道ラーメンじゃない天ぷら中華そばを食べて、帰会館。
福山とはうって変わって近い空間、ホール。
声の響き、近さ、表情、息遣いも取れる感。
東京にあったら、予約とれないだろうな…
14時から全体でチェック。
昨日の反省とこれからの課題と。
場当り、暫し。
18時半より本番。
空間がいいので、縦の交流の届きがよい。
私のサイドは、とてもよく喋るおばさまたちだった。
←一挙手一投足に感想をくれる『あら、火を消さなかった!』とか
だからよくわかる(笑)
全体の印象は、収まりのいい公演になった、
芝居の強さは初日(空間の遠さがあったとしても)
もっと巻き込んで行ける作品、である。

夕方にちょっと嬉しいニュースをもらい、
終演後、有志で少し呑む。

明日は山口県は柳井に移動、乗り打ち。



2016年11月16日(水)
初日 最新 目次 HOME