再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 @尾道

午前中に福山を出て尾道へ。
会館に荷物を置いて、さぁ、千光寺へ。
の途中に、商店街を歩いて、帆布鞄屋に寄り(以前来た時に、帆布のアタッシュケースがあって←買いたかったが高かった…、目の前で造っているお店。どこにあるか、不思議とちゃんと思い出す)、それから徒歩で。
膝痛いとか言いながら、
勝手知ったる道のよに歩いて登る。(ロープウェイもあるけれど、それ程でもないので)
心地の良い天気、なるべく振り向かずに、上をめざす。→振り向いた時の絶景よ!
郷愁、な感じを全くこの土地で育ってないのに感じる都合のよさが日本人的。
尾道にて、石鎚山鎖場を登ること数分(笑)←このコンパクト感と、ここにいながら他に行ったことになる感じも日本的。
反対からだけど、瀬戸内を見下ろす風景。
改めて思う。こうゆう想像が舞台上で効いているかどうか。。。
こうゆう風景を、当たり前としている人物たちと、色めき立ち浮き立つ部外者、この間には大きな差がある。日常と非日常、嘗ての日常、今の日常。
尾道で、尾道ラーメンじゃない天ぷら中華そばを食べて、帰会館。
福山とはうって変わって近い空間、ホール。
声の響き、近さ、表情、息遣いも取れる感。
東京にあったら、予約とれないだろうな…
14時から全体でチェック。
昨日の反省とこれからの課題と。
場当り、暫し。
18時半より本番。
空間がいいので、縦の交流の届きがよい。
私のサイドは、とてもよく喋るおばさまたちだった。
←一挙手一投足に感想をくれる『あら、火を消さなかった!』とか
だからよくわかる(笑)
全体の印象は、収まりのいい公演になった、
芝居の強さは初日(空間の遠さがあったとしても)
もっと巻き込んで行ける作品、である。

夕方にちょっと嬉しいニュースをもらい、
終演後、有志で少し呑む。

明日は山口県は柳井に移動、乗り打ち。



2016年11月16日(水)



 『島』初日。@福山

前日、福山入りし(ほんの二週間ぶり)明かりの感じを覗いて←なにしろ、東京GPが1日仕込みだったので、今旅ver.は具体的には、前日と本番当日に合わせる訳だ。
音楽ホール、広い…
響き、響きすぎる…
けど、二階席に幕が張られるなど、
出来得ることは、鑑賞会さんの方でやっている。
俳優さん入っての確認は昼から。
その間も何かを惜しむように、朝はよに出て、鞆の浦へ。←何しろ、三度目福山、一度も行けていなかった。(ポニョの舞台になったと言われている)
海をずっと横目に、旧い町並み。
少し高台にあるお寺から眺める風景、絶景!
2時間歩き回って、タイムリミットも堪能。
堤防で横になったし。(温泉には時間で入れなかった、嗚呼、ガチガチの身体よ。)
場当り、三幕ラスト。
芝居と伴って、いい方向。
(今回の、ここまで人物が育ってきたら、人がちゃんとたつように、の企み←ここで言ったら企みにならぬ)
修正いれて、もう一度。
その後、こっちのGPの代わりに、一幕の通し。
改めて空間に対しての対峙の仕方や、
コトバを大事にする旨を確認して、いざ初日に向かう。もっと自由に。もっと豊かに。その場で起こる事を取り入れながら。
本番。
ここまで初演から40数ステージ、
当たり前だけど、広島弁が伝わっているのがわかる(笑)←そりゃあもちろんなんだけど。
伝わっている会話の奥が届く感じ…
なので、暖かく、各所で笑いがおきながら観てくれる。
一幕アッとゆう間に。
上演二幕…まぁ、初日だからのアクシデントもしっかり(?)ありつつ(汗)、客席との縦の交流はうまく運んでいたと思う。←芝居を楽しもう、とゆう姿勢じゃない?と裏方でついている憲が言っていた。
少し、客席の反応に助けられたかな…。
よき拍手をもらってました。
が、まだまだやれる実感。

終わって、初日まで来ているプランナー陣と、
めちゃウマの寿司屋(て、リーズナブルな)で、
あーでもない、しながら乾杯。
流石にこちらもご当地入ってきて構えていたのか、ドッとくる。
明日は昼前移動で尾道へ。
昼過ぎからチェック。
それまでに、久しぶりの尾道散策。。。か。。。



2016年11月15日(火)
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