再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 椿組、間も無く。

あと稽古場も数日。
そんな頃同じ稽古場は、燐光群、青☆組と、完全にお知り合い達で埋め尽くされている。
稽古はどこもそうだけど、順調ってなによ?
と思いながら、日々の積み重ねが意味をなしてくる最終盤。
通しを重ね、物語を人間の行為を創りながら。
本日は、おじさん代表辻親八さんのお誕生日、
60超えて更に貪欲、見習いたいものです。
チケット、四人芝居のお陰か、まだまだ売るほどあります。
椿版別役実。
是非ご覧ください。


椿組2016年秋公演 「昭和演劇の発見シリーズ 第三弾!」
作:別役実/演出:藤井ごう(R-vive)

「海ゆかば水漬く屍」

2016年10月25日(火)〜30日(日)8ステージ

10/25日(火)=19時開演

10/26日(水)=19時開演

10/27日(木)=14時開演/19時開演

10/28日(金)=19時開演

10/29日(土)=14時開演/19時開演

10/30日(日)=15時開演

(受付開始は1時間前・開場30分前)

SPACE雑遊
〒160-0022 新宿区新宿3-8-8 新宿O・TビルB1F 新宿三丁目 

出演 辻親八(親八会):田渕正博(椿組):木下藤次郎(椿組):水野あや

協賛 親八会 

総合プロデューサー 外波山文明(椿組)

■木戸銭 (日時指定整理番号付き)[チケット発売日=9月15日(木)13時から〜]

自由席:3800円/◎学生・養成所:3000円/◎中高校生:2500円

2016年10月20日(木)



 旅公演、続いていくもの。。

去年(その前でも)渡された自分への宿題をきちんと大切にして、
向き合い、できるように日々思考し努力し、ある日それが実を結び、小さな変化が、大きな自由を生む。そうゆう演者がいる現場は豊かだ。それがまた相手役の演者としての悔しさを生み、次の旅に向けた在り方、自分への目線、目標を生み、稽古していない間の過ごし方と、稽古への乗り込み方を変化させる。(もちろん、間に別の作品をやること、自分は出ていなくても稽古を見て、何をすべきかシミュレーションしたり。。もっと外で沢山の作品、やり方にも出会ったり。。)
その人たちがまた稽古で出会って、初演のある緊張感の中から生み出されるものだけではない化学反応を引き起こし、人物たちを豊かにし、作品を豊かにする。
だから思うのだ、
簡単なことではないけれど、ちゃんと自分と自分の今の実力に向き合うことを止めないことは、場当り的でない自分を創るのだと。
辛いけど苦手に気づいた時はチャンスでもあるのだから。わからないから、苦手だからで蓋をしないこと。誰でも壁にぶつかる時はある。
そして、長く続けていればいるほど、そうゆう瞬間に実は多く出会っている。だから、話に耳を傾けたらいい、頑なにならず。
そして、それをちゃんと信じられる人たちのチームは豊かになると。
そしていい意味での自信を手にして、表現すること自体が豊かになるのだと。

最後の変われるチャンスを与えられ続けている人たちがいる。
だから、ここで変わらないと、
周りが懐深くいてくれるウチでないと、もうチャンスはなくなってしまう。
もう背中は押し尽くした、
最後は、結局そこに対している自分の問題だ。
一歩を自分で踏み出すかどうか、
自分の問題をちゃんと自分の問題だと認識し、身体全体で対処しようとできるか。
小手先で誤魔化せなくなった時、やっぱり人の質が試される。


2016年10月19日(水)
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