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■ 旅公演、続いていくもの。。
去年(その前でも)渡された自分への宿題をきちんと大切にして、 向き合い、できるように日々思考し努力し、ある日それが実を結び、小さな変化が、大きな自由を生む。そうゆう演者がいる現場は豊かだ。それがまた相手役の演者としての悔しさを生み、次の旅に向けた在り方、自分への目線、目標を生み、稽古していない間の過ごし方と、稽古への乗り込み方を変化させる。(もちろん、間に別の作品をやること、自分は出ていなくても稽古を見て、何をすべきかシミュレーションしたり。。もっと外で沢山の作品、やり方にも出会ったり。。) その人たちがまた稽古で出会って、初演のある緊張感の中から生み出されるものだけではない化学反応を引き起こし、人物たちを豊かにし、作品を豊かにする。 だから思うのだ、 簡単なことではないけれど、ちゃんと自分と自分の今の実力に向き合うことを止めないことは、場当り的でない自分を創るのだと。 辛いけど苦手に気づいた時はチャンスでもあるのだから。わからないから、苦手だからで蓋をしないこと。誰でも壁にぶつかる時はある。 そして、長く続けていればいるほど、そうゆう瞬間に実は多く出会っている。だから、話に耳を傾けたらいい、頑なにならず。 そして、それをちゃんと信じられる人たちのチームは豊かになると。 そしていい意味での自信を手にして、表現すること自体が豊かになるのだと。
最後の変われるチャンスを与えられ続けている人たちがいる。 だから、ここで変わらないと、 周りが懐深くいてくれるウチでないと、もうチャンスはなくなってしまう。 もう背中は押し尽くした、 最後は、結局そこに対している自分の問題だ。 一歩を自分で踏み出すかどうか、 自分の問題をちゃんと自分の問題だと認識し、身体全体で対処しようとできるか。 小手先で誤魔化せなくなった時、やっぱり人の質が試される。
2016年10月19日(水)
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