再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 稽古場最終。

うじゃうじゃと日々、
爆弾を投げ続けながら、
私にしては珍しく、すべての在り方について脚本から、立体的になる現在から、懇切丁寧な説明まで(全ての動機の説明まで)繰り返しながら、
もっと自立自律時立!(郡上的に言えば侍立)を促すけど、総てに説明を加えること、それで縛ることは好みとは違うことも、遂に話したりして(ストレスにて耳が遠い(汗))、
稽古場最終通し。
改めて

モノを作る

とゆうこと。
人を或る世界に巻き込むこと。
人を動かすこと。
そんなことに対峙している。

意気地はなくてももう仕方ないけど、
意地はあって欲しいよね。

とはいえ、作品自体は階段を上がり始め、
気付いた人たちが確実に伸びてゆく。
全てを他人事だと思わずに、取り込んでゆくこと。
誰かのせいではなく、分け合ってゆくこと。
郡上から続いた三ヶ月近くの御苑生活が終わり、
あとはGP。
いい作品がまた旅に出ることは疑っていない、皆、いい顔をしてきた。春ともまた一味違う面白さに。

三ヶ月、燃え尽きる間も無かった。。。
とはいえ、間も無く(て土曜から!)『島』の稽古も始まり、
絶賛別働稽古中の『海ゆかば水漬く屍』もSPACE雑遊(25日から絶賛チケット発売中!)だから、通いは何も変わらないのだけれど。。。

日々、もっと面白いものはないか、を探していられる、創り手冥利の時間、自覚して大切に、大事に。
しかし、当該関係者以外、誰も、1日も、覗きにも来ないって、本当?(て書いてしまうくらいの驚きにある=まぁ皆様生活をキープしなければいけないんでしょうがね…)

体育の日、プールはタダで、ものすごい人…
タダとか、いらん。
稽古場は、タダ、だけれどね。

2016年10月10日(月)



 ジリジリと。

午前から『オールライト』稽古、
午後は休んでいた養成所が始まったりしながら、
夕方から『海ゆかば水漬く屍』稽古。
郡上が終わって一息とゆうよりも、
郡上の時はほぼ一本できた分だけ、時間的にも拘束が増している不条理。
とてもありがたいことなのだけれど。
少人数の空間に慣れない身体でいながら、
アツサだけは変わらないまま。
これ位でいいや感で演られると、許すまじな気分にもなるもんです。
俳優さんの表現欲みたいなものと対峙する日々、
郡上から熱いまま来た面子、郡上に演者として参加できず待ちに待っていた面子、
そのアツサが怖い面子、、、
どれだけ出来ない言い訳を並べるのでなく、
出来るようにする藁の一本でも掴んで欲しいと思うけど、
なかなかそうは行かず、ジリジリとしている。
この旅合間期間の時間の費やし方の想像力、栄養不足、春の反省なし。
またなんとかしてくれる、とゆう甘えが見えて辟易もする。
お客様の前に、演劇をもう見ないかもしれない高校生の前に晒されるのは、
自分である筈だ。
変な装飾に頼らず、自分自身で立つ。
その為に、日々の目標を持って稽古に出る。
その為の準備を怠らず。
それだけ。


2016年10月04日(火)
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