再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 少しずつ少しずつ。

少しずつ、
シーン毎の絵を提示しながら、
でも、その絵を実際に創るのは俳優さんだから、
共有しつつ、
でも結果を決めつけるわけでもなく、進んでいる。
(こちらの考え方なんて、可能性の一つでしかないのだから、所詮)
出番あるなしはある。
でも、総じて乗りはじめている稽古場、
大切にしながら進めたい。
モチロン、演者さんは、それだけではダメで、総出だからこそ作業も余暇時間に関わってくる。
含めて楽しんでいかないと。
大人世代の真剣度が今のところ勝っている(笑)。
いい意味で切磋琢磨、融合していきたい、


秋田雨雀・土方与志記念
青年劇場公演
「郡上の立百姓」

■日程
2016年9月17日(土)〜25日(日)
※9/20(火)休演
■会場  紀伊國屋ホール
■作   こばやしひろし 
■演出  藤井ごう 
■出演 
清原達之 島本真治 葛西和雄
吉村直 青木力弥 小竹伊津子 ほか 
  
■ストーリー
宝暦四年(一七五四年)美濃国郡上郡百三十ヶ村の百姓たちが立ち上がった。 年貢徴収法が改定され、より重い増税となってのしかかってきたのだ。
百姓たちの激しい抵抗に、郡上藩はいったんは増税を取りやめたが、 一年後、庄屋衆の切り崩しから反撃と弾圧を始める。一揆の指導者となった若い定次郎は 、母と妻かよ、幼い娘に別れを告げて、江戸へ向かう...。

《チケット情報》
■入場料金[全席指定・税込] 
 一般 前売 5,150円  当日 5,500円  
 U30(30歳以下) 前売 3,100円 当日 3,400円
 高校生シート 1,000円(劇団のみ受け付け・前売のみ)
■チケット発売 7月20日(水)10:00〜
■前売券取り扱い
 キノチケットカウンター(新宿本店5階/店頭販売 受付時間 10:00〜18:30)
 キノチケオンライン (24時間受付)
  ※クリックしますとチケット販売サイト「Gettii」のページに移動します
 青年劇場チケットサービス・各種プレイガイド
■お問合せ 青年劇場 03-3352-7200


2016年08月03日(水)



 暑い日々に。

郡上の稽古は、人圧に押されながらでも、圧倒的に面白くなりそうに進んでいる。(そりゃ、まだまだこれからなんだけど)
読み合わせから、
ザーッと、ラストまでのガイド付け。
←とはいえそんな簡単に先には進めないのだけれど。
全体を把握したほうが、既成台本はいい、との思いからもある。少しずつ、隠しネタを披露しながら、如何に現場が面白がっていけるのか……
取りこぼしなく。
若手、ベテランともに、豊か。今のところ。
全力で試しているかどうかが、今後に関わってくる。

先の話で既報通りを、物凄く誤解して取られたり、キイテナイヨ〜が連打されながら、なんだかなーと。僕としては、どの現場も、変わらず大切で、どの現場も皆特をとりたいだけなんだが…
どの現場も時間はあっても足りない、その時間を如何に有効に使えるかだ、ハイ。(自分への戒め)

芝居は、
楽しかったのは、子どものためのシェイクスピア(これは制作は4月バックアップしてくださったところで、出演の山口さんが出ていて、でもって、一時期はずっと観ていた)と、燐光群、
I熊さんとO西さんの2人芝居はやばい、
どっちがどっちか、考えると空間までが歪む不思議さ。集団を背負ってきた2人が、2人だからこそ醸し出すモノ。一朝一夕にはできない。スズナリはやっぱりいい。
花園神社椿組。
西沢演出キレッキレで、
そのテンポ感とか、劇団員をキチンと使う感じとか、
とても好感。(天保の時に引き続き、今回も握手してもらった(笑))
表現の可能性、舞台ならではの魅力をキチンと提示してくれて◎。心地いい。
こうゆう風にいたいものだ。
まぁそんなところで。

シン・ゴジラ、ほんとにゴジラシーンなければ、
室内政治劇、ウェルメイド。
(と言ってしまうほど、今がダメだってことか…)


2016年08月02日(火)
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