再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 暑い日々に。

郡上の稽古は、人圧に押されながらでも、圧倒的に面白くなりそうに進んでいる。(そりゃ、まだまだこれからなんだけど)
読み合わせから、
ザーッと、ラストまでのガイド付け。
←とはいえそんな簡単に先には進めないのだけれど。
全体を把握したほうが、既成台本はいい、との思いからもある。少しずつ、隠しネタを披露しながら、如何に現場が面白がっていけるのか……
取りこぼしなく。
若手、ベテランともに、豊か。今のところ。
全力で試しているかどうかが、今後に関わってくる。

先の話で既報通りを、物凄く誤解して取られたり、キイテナイヨ〜が連打されながら、なんだかなーと。僕としては、どの現場も、変わらず大切で、どの現場も皆特をとりたいだけなんだが…
どの現場も時間はあっても足りない、その時間を如何に有効に使えるかだ、ハイ。(自分への戒め)

芝居は、
楽しかったのは、子どものためのシェイクスピア(これは制作は4月バックアップしてくださったところで、出演の山口さんが出ていて、でもって、一時期はずっと観ていた)と、燐光群、
I熊さんとO西さんの2人芝居はやばい、
どっちがどっちか、考えると空間までが歪む不思議さ。集団を背負ってきた2人が、2人だからこそ醸し出すモノ。一朝一夕にはできない。スズナリはやっぱりいい。
花園神社椿組。
西沢演出キレッキレで、
そのテンポ感とか、劇団員をキチンと使う感じとか、
とても好感。(天保の時に引き続き、今回も握手してもらった(笑))
表現の可能性、舞台ならではの魅力をキチンと提示してくれて◎。心地いい。
こうゆう風にいたいものだ。
まぁそんなところで。

シン・ゴジラ、ほんとにゴジラシーンなければ、
室内政治劇、ウェルメイド。
(と言ってしまうほど、今がダメだってことか…)


2016年08月02日(火)



 「雪がふる」パンフ掲載文。。。

演出の戯言

世界は救わない。
社会問題を風刺もしない。
抱腹絶倒のコメディでもない。
とある都会の公園、
ベンチと灰皿とゴミ箱だけ、
そこを通り過ぎていく人と時ー
新聞やテレビ、きっとネットのニュースにすら(時代的にネットもスマホもないけれど)アガルことのない人生。
強い光の当てられることのない市井の人々、
でもそんな人たちの人生に触れてみると、何とも深く盛り沢山、そして……豊か。

演者はみな強い光を当てられたくている面子だけれど、人間のココロの専門家でもあるべき面子。

自分の経験、役の経験、そうゆうものにこそ光を当て、共感し、差を感じ、理解し、わからないを楽しみ、そして想像の翼を思いきり広げてみる。(時にはポキっと音を立てて折れるけれど)

手にしている時は気づかなくて、なくして初めて気づいたり、で、今度こそはと言ってまた忘れたり、浅はかで小狡くて、でも愛おしい。
そんな人間讃歌の物語ー
どうぞ最後までごゆっくりご覧ください。


藤井ごう

2016年07月28日(木)
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