再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 『オールライト』初日。

長野にて、『オールライト』学校公演始まる。
初日一発目は客席も、舞台も、あーーー
と思うほど緊張感に満ちている…→多分そういう芝居ではないのだけれど(笑)
2本目は縦の交流がしっかり効いて、客席も舞台もイキイキとする。


芝居は本当にナマモノである。
退廃的な唄になろうが、
大切なセリフが飛ぼうが、
その場に在るかどうか。
である。

そこに在る俳優さんが息づいているかどうか。
共感力を武器として、その世界に観る人をちゃんと巻き込んでいくこと。

長野松本は蕎麦処。
ながら、GPをした保谷の蕎麦屋を越えられないのである。(なんのこったゃ)

師が亡くなって一年経った。
早いようで、余りにも色んなことが通り過ぎるので、
まだそんなもんかとも思いながら、
追いかける背中のないことを改めて思う。

やることはシンプルに。
いい舞台をちゃんと届けることだ。


2016年06月01日(水)



 改めて出会う。

下旬に入る。
予定ははかばかしく進まない。
でも、モノづくりにこだわれるありがたさ。
この二ヶ月ちょっとで余りにも色んなことが目まぐるしく変わり、
ほんとは隔離されてホンを読むくらいしかできない一週になるはずも(読みたいホンを見越してためていた。とゆうより、それを予定して先のことを考えていた、その分の時間は、どこにもない(笑))、
今日も今日とて稽古場に通い、
ワーワーやっている。
稽古場にての伸びしろを信じて邁進する人たちと、ガンとして自分の殻から出ない人と、
あくまでも心理生理の枠から離れられない人と、
言い訳で自分を守る人と。

若い若くない、ベテラン新人関係なし、日々、何を思っているかだと痛感する。
どんな自分でありたいのか。

でも、作品自体は少しずつ前進している実感。

そんな中、僕のバイブルとも言うべき(勝手に)
『俳優のノート』の文庫版をひょんなとこから手に入れて、山崎努の作品に対する態度に久しぶりに出会う。
うん、
こんな方がこの努力(もちろんそのことだけに没頭できるとゆうある種の条件の元にあるにしても)
演劇界の片隅に身を置いているだけでは、差しかつかないよねぇ。
面白いくらい、今、稽古場で話すコトバの多くがここにあって笑う。
そういえば、誰かが僕から単行本版を持って行っていますね、返して〜


2016年05月19日(木)
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