再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 サロン劇場演出の戯言。

演出の戯言

年の瀬に向かい忙しない日常が続いている。正に息つく暇がないような…
そんな11月の終わりから12月初旬にかけ、この旧細川邸サロンでの『語り芝居』もお陰様で4回目。
初年度は村松作の『海を越えて』書簡の情緒豊かなやりとり。一昨年は『冬の怪談』夏目漱石(「夢十夜」より)、小泉八雲(「雪女」など)の作品群をとりあげ、昨年は『冬の夢』漱石、室生犀星(「蜜のあはれ」)に光をあて、金魚と老作家の軽妙で奥行ある情感に触れ、今年は『冬のロマン』。いつものお三方に加え、今回は野村万蔵さんをお迎えし、犀星、漱石、そして村松脚色の『扇の不思議』の世界へご案内します。

日本語の響きと、自由で奔放、ウィットに富んだ発想に身を委ね、
登場人物たちの、言葉と思いに、耳を、心を傾けてみる。
時間が少しだけゆっくりと回刻み始めるー

『冬のロマン』どうぞごゆっくりお楽しみください。

藤井ごう


無事、オトナだけの現場、良い物語を紡ぎながら、
お陰様ででとゆうか、千秋楽は漸く会場にて観られた。
明日からは戦場、その前の一服の清涼剤。
スタッフが兎にも角にも良くやってくれたので、助かりました。感謝。


2014年12月07日(日)



 往生際。。。

今年、再演も含めて、
14本、『島』『父と暮せば』と創り手冥利につきる作品ありつつ、
本が出来上がらないのもありつつ、でも待った甲斐あったもの。
戯曲の凄まじい深淵さに出逢えたもの。
名作古典の普遍性を再認識したもの。
稽古場の温度が全く上がらないもの。
演者さんの意識が圧倒的に高いもの。
様々あったけど、もう気づくと12月、『島』『サロン』で心穏やかに年の瀬を迎えられる、、、わけもなく、
メガトン級の物件が、最後に待っていた。。。
しかし、
なんとかしたろと思ってはいる。
とはいえ、演出にできることなぞたかが知れてはいるのだけれど、
現場に、集団に諸々に爆弾投下しつつ、ようやく足並みが揃うようで、全く揃わずに、欠落が激しく目立ちながら、

これは、
ホンが遅い
を言い訳にしている悪循環も手伝っているのだな、間違いなく。

そんなもの、結局言い訳でしかないのだ、ここまで来てしまったら。

自分がココロを閉ざしていることを、バレないよに、粉飾めいたお芝居で都合してみたり、
そもそも喋っていることの奥を考えず、調べもせずに客席と対峙できたり、
パーソナルスペースにすら鈍感な身体とか、
分かっていたことに、動いていけない大きさとか、
作品に対する凄まじい温度差とか、

晒せみんな。
とゆうわけで、此の期に及んで朝まで稽古してみたりする。
往生際などないのだ。


2014年12月06日(土)
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