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■ 嬉しいとゆうことの考察
朝、宿横のマッサージに行こうとして、まだ開店前。 仕方ないので、喫茶でモーニングして、稽古前に銭湯につかる。 モーニング、外観はいい感じの喫茶店。 メニューはモーニングが計六種類。 AからFまで。 よくあるよに、サンドイッチ、ヨーグルト、野菜を基本に、ホットドッグ、焼きサンドイッチ、サイドメニューはスクランブルエッグ、ベーコンエッグと内容に比例して値段はすこしづつ上がっていくわけだが(A→Fの順でたかくなる、無論、コーヒーか紅茶はつく)、 Cセットからだ。メニューにこう表記してある。 「嬉しい湯豆腐つき」 なぜ湯豆腐なのか… しかも「嬉しい」ときたものだ。 今はちなみにどう考えても、つまるところモーニングメニューを見ているくらい朝なわけだし でもって、わたしは、コーヒーを飲もうとしているのだ。 冬の寒い夜、 熱燗に炬燵に「湯豆腐」は確かに嬉しい しかし今GWの最中、20度を越えようとゆう朝、 小洒落た喫茶店で焼きサンドイッチと共に出てくる湯豆腐は果たして「嬉しい」のか? わからない、 だから頼んでみる。 「焼きサンドイッチセット(Dセット)」 それにもしやこの御堂筋線だと西田辺徒歩五分、JR鶴が丘直近では、文化として、昔からの伝統として「付け合わせ湯豆腐」が朝の定番なんかもしれないし、 もっと想像するに、一度その文化伝統はすたれてしまい、今密かに復活をきして「嬉しい」のかもしれないのだ。 だから頼んでみる。「焼きサンドイッチセット、ホットで(こっちではホット=ホットコーヒー)」 経験上、コーヒーで湯豆腐はどう考えても食い合わせが悪いとは思いながら、 こっちで新しい未知の文化に触れてみることで変わっていく青年の芝居を創ってる身として、自分の勝手な思い込みに負けちゃ結果自分の可能性を狭める事にもなるので、「付け合わせ湯豆腐」には挑まなければいけないのだ。 無愛想な女性店員が、何も言わずに、プレートを置いていく。 …なんか言え、とも思うのだが、そんなことは然したる問題ではない。眼が奪われる、そして予想は簡単に裏切られる、期待とともに。 そのプレートの半分を占めるのは… 湯豆腐の鉄鍋。 焼きサンドイッチセットのプレートのメインは大きく湯気をあげる湯豆腐。 これはそう、 もうすでに、 付け合わせではないのではないか、 湯豆腐 with焼きサンドイッチ(たまにヨーグルトと、ささやかなフルーツを添えて) である。 そして、どうにもこうにも(私の想像力不足を嘆くしかないのだが)「嬉しく」はない。 …食してみる。 「普通の湯豆腐」である。 味も格別「嬉しく」はない。 …コーヒーで流してみる。 …確実なるミスマッチ… 「嬉しくない」を通り越し「悲しい」 …焼きサンドイッチを食してみる。 …「美味い」! …コーヒーで流してみる。 …確実なるマッチである。 「美味い」! そう言えば 先程まで湯豆腐に夢中で失念していたが、この店のコーヒー、いける。 そうしているうちに気がついた。 焼きサンドイッチを食べた私はおそらく、 湯豆腐が「添えられて」いないモーニングを食べた場合の何倍か増しに美味しい思いをしているのではないか。 でもって、大豆に温野菜とゆう栄養素まで取り込む事ができたのである。 人はこれを「嬉しい」と呼ぶ。 結論。 でも、コーヒーに湯豆腐はいらない(笑) そしてモーニングに湯豆腐、なら日本茶だよね、文化なら。 そんな微妙な気分を銭湯朝風呂で払拭し、稽古に向かうのだ。 .
2011年05月01日(日)
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