再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 初日満員御礼。

前説で、上演時間は途中休憩を十五分はさんで、三時間二十五分を予定しています。
で、ざわつく会場がおかしい。
というか、わたしだって知らずにいったら、キットざわつく。

しかし、退屈な時間はなくつくられているので、
案外、いけるもんです(笑)

前半散らかした物事が、
後半にかけて一気に胸に迫ってきてしまう物語。
予想通りの部分と、
予想外の部分と、
でも、決して「死」の物語だけではない、「生」の物語が、
そこにあって、
きっとよいものを持ってかえっていただけると思います。

本番は、もっといけるなぁ、とは個人的に。
しかし、紀伊國屋くらいなら、
息の一息で会場全体を支配できるのだなと改めて。

5日・6日・
11日昼・12日昼

満席のようです。
間平日、特に夜はまだ余裕があります、
是非、寄ってみてください。


2010年09月04日(土)



 チラシ掲載文

「島」と「現在」   藤井ごう

 「わしらが白髪の爺さんになる頃には、この地球上も大分様子が変わっとるよの。それ迄一粒一粒、種を大事に蒔いて生きるんよの。―その時は、人類に貢献した言うんで」

 被爆者である学の劇中の台詞から約六十年、プラハでは核なき世界への「平和」メッセージが宣言され、兵器削減の条約が締結されつつある。だが一方「平和」を謳った戦争は、今もこの地球上で確実に行われている。―この矛盾。そしてその事に痛痒を感じなくなっている僕らは「想像力の欠如」が言われて久しい。戦争は特殊な出来事でも、過去のことでもない事を知りながら。―この違和感。

 僕らが学の言う「その頃」を生きる人間として、他人にしか残らない筈の「死」の記憶を前に茫然と立ち尽くすのか、何かを共有して普遍化するのか、どうするべきなのか、…きっと答えなんかない。

 ただ、この「島」に生きている人間たちの「現在(いま)」に何かヒントがあるように思われてならない。

あなた自身の為に 人間の未来の為に

という作者の願いと共に、「生」という事の意味を突きつけられている。




…というわけで、
詳細は
http://www.seinengekijo.co.jp/frame.html

このチラシ、いつもR−viveをやってくれているアトリエキノコにお願いしたもの、今回もとても良い、と思います。重ねて見てみてください。

2010年09月02日(木)
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