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■ 何しにきたの?2
「早瀬大橋」を渡って、「江田島」へ入って、しばし。 わたしはわたしで、昼飯を食べるところ(わたしセレクション)まであと六キロ余り、
K「ちょっと、わたし車に酔いました…」
そういえば、口数が完全に少なくなっていた。 G「え、安全運転できているけど…」 K「はい、それはそうだなぁ、運転上手いなぁと思ってたんですが、なんでしょ、さっきの橋で、グルグル回ったくらいから、だめで、言うべきか悩んでいたんですけど…」 G「(それは乗ってすぐじゃんか)それは言いなよ、大丈夫?」 K「はい、大丈夫です、…たぶん。」
G「…たぶん…」
まだ、実際のところ、どこにも着いていないのだが… 昼飯すら食べられていないのだが… 外に出ようにも、冷たい雨がふっているし… 先が、思いやられるとは、こういう時に使うのだ、ということを実感させてもらいながら、今日に限って「実感はちがうところ」でなくてはいかんと思うのだ。
なんて、完全にR−viveの構成じゃないかこれは、 一つ違うのは、これは、フィクションではない、ということだ(笑)
よって、前述の通り、車酔いを早々に発症し、辛い道行をすることになった、助手席を占拠するコーディネーターの気分をよそに、 「たぶん」を信じて、昼飯どころを目指す。 目指すは地元の青年漁師さんたちがやっている「海辺の新鮮市場」へ。 ここは一階が鮮魚店、で、二階が食堂となっていて、一階で調理された刺身やなんかを買って、二階へ上がるシステム。 なのだが、 時間も、 そして雨のせいかもしれないが、 なんか、さえない、パッケージされた刺身が幾つかと、 なんか、心もとない、惣菜のパックが幾つか… なのに、自信満々そうな、店の兄ちゃん曰く「ご飯とお味噌汁はお変わり自由だから」… 気分はもうそれは、「これは失敗ではないか」満々。 そう考えると「店名」も怪しく思えるから不思議だ。 おそらくそれはK女史も感じていたようだが、 でも、購入し、二階へ。 言うところの、セルフサービス、という奴です、お盆とって、器とって、 で、お盆を取ると、ご丁寧に、皿の並べ方の見本が…壁には手書きで 「見本!(赤字)各自で食器をセットして下さい(黒字)」 …わかるっちゅうの… それともそれ以外の並べ方をすると、お仕置きでもあるのか… 不安になって、他の壁を見ると、 「ご飯の持ち帰りが多くなっています、禁止!」 …ああ、そうねえ… そして、机が海の方向を見れる配置にしてあって、それは景色がいいのだが(晴れてたらね、たぶん)、病院の待合室によくあるベンチ。。。。これはもう、いやが上にも期待が膨らんでしまう。 で、ご飯は、チヌ飯(黒鯛らしい)と牛肉飯の炊き込みご飯二種。 味噌汁、は完全なあら汁。 で、ラップされた刺身。
これが、 美味かった。(笑) わたしなぞ、ご飯は、両方お代わりし、あら汁はフリーの青ねぎを膨大に入れてこちらも。 で、問題のパックされた刺身だが、やはり、地のものは美味いのだ。脂のノリが違うのだな。 ←結論としては、そのパックがいかんのだと思う、皿にのっけて、ラップの方が見栄えがいい←とは思えど、そのまま買って帰る人もいるのだろうか で、すっかり予想を裏切られた私だったわけだが、
「これ、よかったら、どうぞ」
とお隣から(K女史)。 どうも、その脂のノリに体がやられてしまったらしい… 大丈夫じゃないじゃないか… こちらもしっかりわたしなんぞ一般人の想像力を超えてくれる。 そして、「美味しいのになぁ、悔しいなぁ」を連呼しながら、 あら汁をお代わりしていた。 で、そこで手に入れたパンフを元に、似島が見えるところまで行こうとゆうことに(江田島の北の突端)、途中どうも地図上、くねくねとしたどうも山道らしいものも見えるのだが、時間のこともあるので、気にしないことにし(なにを?) 「もう、大丈夫です」 という女史にわたしは 「ビタミン剤」と「葛根湯」を配給し出発。 途中、旧海軍兵学校を左手に見ながら(今は自衛隊の学校になっているので、決められた時間しか見られないので立ち寄りはしなかった)、 ↑実はわたしの祖父はその兵学校にいたらしい(驚) 切串港まで三十分あまり。 車で呉から入ってきているだけに、どうも「島」と言うよりは、地繋がりな印象が拭えなかったが、その港からフェリーが広島港に向かって出ているのをみると、ちょっと気分がちがう。 似島も眼前に。 わたしが知りたい一つは「島」の空気な訳だし… 今でいいから「島」の生活感を感じたい訳だし… で、ここでは 「車停めとくから、先降りてていいよ」 と、コーディネーターの役割は完全にわたしに移行する(笑) 外は冷たい雨。ながら、 港の売店で「お弁当いらない?」というおばちゃんに「弁当はいらないけど、この辺で、車で上がれる位の山みたいなもの(変な質問…)ない?」 「山じゃないけど」 と教えてもらった道を行くことに。 「もう本当に大丈夫です」と顔色は悪いまま。。。 …しばらくその道を上がると、更に上に行けそうな道を発見して登ってみる。いやぁ、ありました、瀬戸内海がしかと見渡せる高台。(雨でなければきっと絶景←それでも幻想的に見えるわけで、それはそれで) こうなると、更に上を見たくなって、更に登る。 と、途中から、完全にガスって前が見えません(汗)。 これは、山、ですね… 「大丈夫ですか?」 …わたしは大丈夫です。 突然開けたところに出て、車を停め、少し歩く。 見つけました、絶景ポイント(晴れてればね、多分) 狭い島にいながら、遠く広い世界のことを考えてしまうよな、、、 この景色は作品を知っている女史と共有。 これを結果オーライと呼びますね、普通。 佇む事三十分余り。 こういう、空気とか、匂いとか(実は雨の匂いしかしていなかった?)、温度とか、その風景とか、感じる時間。雨も寒さも暫し忘れる。
で、コーディネーター(わたし)の独断と偏見により、さっき地図で見つけておいた、温泉に 「三十分でいいから!」 と向かう。←これこそ、「なにしに来たの?」ではないかなんて思ったりして(勿論戻りしなにあります)、なにせ、忘れたものの、直ぐに思い出す寒さ。
で、また三十分くらいかけて当該温泉まで… K女史も大分余裕がもどったのか 「いやぁ、こういうこともあるんですねぇ」 なんて、言っている…
で、到着。 が、「本日休業」の文字。 「なにしに来たんだ」 だから取材でしょ。…ハイ。
続く…のか?
2010年03月25日(木)
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