再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 しかし…

打ち合わせとPC前生活の夏…
世界陸上がはじまって、
なんだか今年の織田裕二はいつものハイテンションがないな…
と、どうでもいいことを思ってみて、
しかし、去年の今頃は在大阪で、
北京オリンピックを稽古後に大阪のお母さんの店で見てたのが、
つい先日のことのようで、
今週は行こうとする店がことごとく「お盆」でお休み。
…なんだかなぁ
現場に出ていないと、曜日感覚まったくなくなるわたしである。
木曜日に修学旅行秋旅の稽古の進め方と日程の確認をした後、
桟敷童子の番外公演を観て、
土曜日に先月準備稿をあげた本の次の稿
↑じゃあそれはなんと命名するのだ
をあげ、これを元に話が進められれば…という希望的観測。
本日はプークさんの「しりたがりやのぞう」を新宿で。
終演後、出演の門田君(昨年の新劇人会議で一緒)の案内で、
人形と、劇場機構を見せてもらう。
しればしるほど、奥行きのある世界で楽しい。
しかし先の話ばかりにやや食傷気味、
来月になれば、この時の過ごし方というものを殊更に思うのだろうが…


2009年08月16日(日)



 違和感の番組

「夢、…」
ずっと気になっていて見てしまう番組がある。
テレビ東京。
一般人に焦点をあてた、(大概お店をやっている人たちが出てくる)ドキュメント風。
本当の素人さんなので、これがまた結構いいのだ。
番組としては三十分。
その中に波乱万丈が溢れている。(ま、もちろんそういう人をピックアップしているのだろうが)
父が死んで…
とか
旦那が倒れてから…
とか
天国の母に…
とか
具体的には―
女性が経営している、昭和59年創業のもんじゃ焼き店。
病気で倒れ現在入院中のご主人の分まで働いているという。
創業時から変わらぬ鰹だしベースを使った秘伝のタネを使い、具は築地直送の海の幸や、新鮮な肉を使用。ご主人が店に出ていた頃に夫婦で考えたオリジナルメニュー「親子もんじゃ」は、バジルソースや生のイクラが使われているという。
こんな…
わかっているのに見てしまう二十分。
その人間のドラマにすっかりつきあってしまい、
あー、とか、うー、とか、他人ごとながら、頑張れとか、すっかり感情移入する頃…

「そしてこの忙しさの中で、どうしても店屋物など栄養バランスのとれない食事生活。」

これがこの番組の本当のスタートである。
その主人公は、徐に緑の液体の入ったペットボトルを持ち出す。
コップに注ぐ、直接飲む。
「うん、美味しい」

つまるところ、この番組は「青汁」のCMなわけである。
「栄養バランスも簡単にとれて、しかも美味しくて、家族みな健康になって、万歳」
…これが言いたかったのか…
ここまで来て、とても違和感を覚えるのだ。
先ほどの具体的物語の女性の前に「―青汁を愛飲している」という枕が入るのだ。←メーカー名削除
ちょっと前に、似たような感じで「セサミン」のCM番組もあったが、それは最初から前面に「セサミン」を出してくるのだが、この番組は違う。
上にも書いたが、その人物に感情移入が始まったところで、
「ほら、健康は一番大事でしょ、だから、青汁はいいのだ」
と、唐突に入れ込んでくる。
だから、最初二三回この番組を見てしまった時は、「なんだよCMかよ!」と、してやられた感たっぷりだったのだが、
これがとてもくせになる。
別にその青汁を頼んだことなどないが、
今回は、どうやって「唐突に青汁がはいってくるか?」
そんなことに興味の質が変わる。
そうすると見えてくるのだ、番組の前半戦から、実はちょっとずつ、画面の端に「青汁」の姿が。
その人物の人生に隠された青汁の姿が。
これはもう、隠しの美学である。

先日、旧友と久しぶりに卓を囲んだ時も、この手法に騙された奴が七十五パーセントいて、(って、四人のうち三人というだけだが)思わず盛り上がる。
こういう場合、真剣に見てしまうのは、男性のようで、
女性はどちらかというと
「それ、青汁のCMだよ、なに真剣に見てるの?」とのたまうらしい。
経験をした上での、対処の違い。
ちがうのだ、そんなこと、わかっているのだ。
ということは、これは男の美学だと言うことか…
そして恐ろしいのは、そうやって気になる番組は、ある日ふとテレビをつけるとやっているのである。
この偶然、ただの偶然とは思えない。
なんだ、青汁を飲め、ということか?

というか、青汁をわたし、宣伝しちゃってるじゃないか…
番組名「夢、叶えるために…」
青汁、呑むか
酒、呑むか
健康にいいのはどちらだろう…

2009年08月13日(木)
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