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■ しかるべく
もう言い尽くされているのを承知で、 例の しかるべき時にしかるべき形でしかるべき対処をします。
というあれである。
公式会見やらなにやら政治家やら 某国首相が最近殊によくつかうあれである。 叱るべき× 鹿るべき× 然る可き○
要は何も言っていないのである。 結論としてもなにも言っていないのである。 解釈は、「聞いた側の判断」に任される言葉である。 誰でも知っているのに、都合のいい言葉だ。
言い換えてみて 最適な時に最適な形で最適に対処します。 当然な時に当然な形で当然に対処します。 相応しい時に相応しい形で相応しく対処します。 あるべき時期にあるべき形であるべく対処します。
然るべき、最適、当然、相応しい、あるべき わたしらは、その具体的内容にふれたいわけである。 しかし、色んな意味を含みながら、難しい言葉を羅列して、なんとなく、意味があるようで、実のところ長いだけでまとまっていないのだが、それらしい装いをして、突っ込みどころをなるべくなくし、でも意見はしっかりとある風でいて最後のところは煙にまく。 つまり自分で責任はとらないが、聞いた側の判断で、それはそう解釈した方に責任があるとする。「わたしがいつそんなことを言いました?」というあれである。そんなのが政治家の上手い弁舌だったのだろうが、 その中でも、極めて使いやすい言葉なのだろう。 なんか、「あー、わかってるんですよね?じゃあ、よろしく」という気分になるではないか、ちゃんとした人が話しているところを想像すると(笑)。 しかし、もういい加減さあ、、、と思う。 しかるべき対応をとれ!
…とか。
これを芝居の現場でやってみたら。 演出家がダメだし中 「あのさあ、この本の然るべき解釈ができていないんだよ、この役の然るべき役割も読めていないし、本に書いてある然るべき動きも全くできてないし、然るべき言葉で喋れていない、然るべく考えてこい」 簡潔に翻訳すると 「本の解釈ができてないから、もっかい考えてきて」 違約すると 「この演出家にはプランがない」 である。
なんか由々しき問題な気がしてきた。。。
2009年07月01日(水)
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