再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 しかるべく

もう言い尽くされているのを承知で、
例の
しかるべき時にしかるべき形でしかるべき対処をします。

というあれである。

公式会見やらなにやら政治家やら
某国首相が最近殊によくつかうあれである。
叱るべき×
鹿るべき×
然る可き○

要は何も言っていないのである。
結論としてもなにも言っていないのである。
解釈は、「聞いた側の判断」に任される言葉である。
誰でも知っているのに、都合のいい言葉だ。

言い換えてみて
最適な時に最適な形で最適に対処します。
当然な時に当然な形で当然に対処します。
相応しい時に相応しい形で相応しく対処します。
あるべき時期にあるべき形であるべく対処します。

然るべき、最適、当然、相応しい、あるべき
わたしらは、その具体的内容にふれたいわけである。
しかし、色んな意味を含みながら、難しい言葉を羅列して、なんとなく、意味があるようで、実のところ長いだけでまとまっていないのだが、それらしい装いをして、突っ込みどころをなるべくなくし、でも意見はしっかりとある風でいて最後のところは煙にまく。
つまり自分で責任はとらないが、聞いた側の判断で、それはそう解釈した方に責任があるとする。「わたしがいつそんなことを言いました?」というあれである。そんなのが政治家の上手い弁舌だったのだろうが、
その中でも、極めて使いやすい言葉なのだろう。
なんか、「あー、わかってるんですよね?じゃあ、よろしく」という気分になるではないか、ちゃんとした人が話しているところを想像すると(笑)。
しかし、もういい加減さあ、、、と思う。
しかるべき対応をとれ!

…とか。

これを芝居の現場でやってみたら。
演出家がダメだし中
「あのさあ、この本の然るべき解釈ができていないんだよ、この役の然るべき役割も読めていないし、本に書いてある然るべき動きも全くできてないし、然るべき言葉で喋れていない、然るべく考えてこい」
簡潔に翻訳すると
「本の解釈ができてないから、もっかい考えてきて」
違約すると
「この演出家にはプランがない」
である。

なんか由々しき問題な気がしてきた。。。

2009年07月01日(水)



 近道は遠い。

近道は、遠回り。
急ぐほどに、
足をとられる。 始まりと終わりを
直線で結べない道が、
この世にはあります。 迷った道が、
私の道です。


ラジオから流れてきたこの言葉達。

…なんだかとっても深いのです。
哲学です、近道は遠回り。
始まりと終わりを直線で結べない道。
…でも結びたくなるのが人の性ってもので…


しかし、これ、なんだかわかります?
「大分むぎ焼酎 二階堂」のCM
しかも、「消えた足跡」編です(2008)
気になって検索すると、ありました、色んな編があるのです。

http://www.nikaido-shuzo.co.jp/

近道は遠回り。
確かに私は近近で、酒を飲んで、急いで帰宅しようとして、千葉まで爆睡する、というウルトラC(古い)を体験済みだけど…

記念すべき第一作は「自然編」(1987)

いつ、来れますか・・・。
いつ、逢えますか・・・。
いつ、話せますか・・・。
自然も、街も、人も、みんな、ゆっくり、もっと、ゆっくり・・・。
大分むぎ焼酎、二階堂。

第二作「水の旅編」(1988)
人知れず、彷徨いながら、揺い(たゆたい)ながら、水はおいしく磨かれていく。
大分の、おいしい水と出会って、私は麦だけの焼酎になる。
大分むぎ焼酎、二階堂。

と、なんとかここまではわかるのです。
特に二作目は大分の水と出会って、だし。
しかしこの後が…
遂には、わたしは麦とまで言い切るけど、別に麦じゃなくていいよね?

なんのCMだ…
って、思いっきり術中にはまっている気がするのだ。



2009年06月30日(火)
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