再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 大学。

大学の講義のサイドコーチ、
演劇ワークショップを使って、コミュニケーション能力を上げる。
全四回の四回目(全体を二つに分けているので、もう1チームは後二回)、アップから始まって、先週の振り返りから発展形までして、
今日は、「ワンワード」
説明が長くなるので端的に…
十人ぐらいで一文節(今日は、天気が、いい、ので、散歩に、行った)
、を繋いでいき、まるで一人が喋っているかのように、話を展開させる。
お題があって、それについて、「今」起きていることのように話すこと。
考えすぎず、流れを「受け入れて」いく。

わたしはよく、もっと長いバージョンの「作り話」を何人かでまわしていくやつや、文節は短く、且つ、しりとりの要素を使って、なんて複雑バージョンをやっていて、基本形は本当に久しぶり。
で、これが、われわれには、なんだかんだで考えすぎて、難しくなる。(別に奇をてらうつもりもないのだが、どこかでおもろいこと言わなきゃだったり、まとめないと、だったり、本筋に戻さなきゃだったり…)

たとえば、「桃太郎その後」
桃太郎は、鬼が島から、帰ると、成田空港に、行って、アメリカに、行った。
(もっと長くなる)
たとえば、「屋上にて」
遊戯で、遊んでいると、子どもが、やってきて、弁慶の泣き所を、蹴られた、しばらくして、わたしは、その子どもが、アイスを、食べて、いるのを、見て、近づいて、アイスを、奪って、弁慶の泣き所を、冷やした。(素晴らしいおち)

コツは、なるべく前の発想を否定しないこと、と、
物語を進めること、
ハナシはどこまで展開しても構わない。

「初めてのデート」なんてことをやると、「デートに向かう」までのその人物の葛藤ばかりがクローズアップされて、「デート自体」が進まなかったり、、、(目的はデートが進むこと)

で、全体(七十名弱)を六チームにわけて、各チームごとにコーチが一人ずつついて、実際にやってみる。
出ました、わたしが担当のチーム。

お題「大学」

R大学に、今日、スーパーマンが、やってくる、はずだったが、来れなくなり、バットマンが、代講で、来たので、私は、困った。

お見事。
いずれ、アメコミヒーローが来るのだろうが、日本人としては、これはこれで困るわけで、あとスパイダーマンとかだろうが…
目の前にその光景が広がるから不思議なもんである。
こういうのを打ち合わせなしで、物語を紡いでいけると、至極おかしい。
人が何を言っていて、話の全体を理解しつつ、展開させる。
わたしらなんかより、学生の方が、素直で上手(笑)

なんでも、基本は大事なのだ。

2009年06月03日(水)



 場所。

養成所の後、
人形劇団プークさんのアトリエ(兼稽古場)にお邪魔。
ちょいと打合せを兼ね…

花小金井と田無の間、正に線路沿い。
狭い路地に運搬用のトラックが3台、見事に停めてある。
これはもう職人技。

建物に入って、1階部分は工房。
色んな人形やら、道具やらが散存していて、
モノが作られる、作られてきた「匂い」に満ちている。
必然か、テンションがあがる。←子どもと同じ

二階部分が稽古場で、充分な広さ。
ここにも現在回しているのだろう演目の道具やら、衣装(というべきか?)、人形やら。
かねてより、某企画の為に打ち合わせをしているのだが(まだ雲を摑むようなハナシ)、なかなか具体的にならず(わたしの頭が=人形劇は不勉強)、美術家さんから、「一度見てみてください」ということで、やってきたわけだ。

その二階で、様々な人形を見せてもらいつつ(大きいものから、小さいものまで)、実際に動かしてみてもらいつつ、
企画について、あーでもないこーでもないする二時間余り。
その場の空気だからかもしらないが、グッと想像は広がらせてもらった感。

色んな場所でもちろん、稽古をしているわけだが(普段)
やはり、ものがつくられてきた「稽古場」と、
公の施設のようなそうでない「場所」と、
「稽古場」と銘打っているけど、何の?という「稽古場」と
やる場所によって、芝居作りでこだわれる所が大きく違う。
やはり、ものがつくられてきた「稽古場」(思いの積み重なった場所かな)がいいのは当然で、

「匂い」「空気」その場にしみこんだ「雰囲気」が全然違うのだ。

「想像をめぐらせられる場所」
そんな場に出くわすと、嬉しくなる。(単純)

その後、中華をちょっとつまみに行く。
何かいい案が出そうな気がする。(気で終わらないように…)


浮かされた気かなぁ(笑)


2009年06月02日(火)
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