再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 谷間に。

世間的には、おもいっきり黄金週間。
ま、今日は人によっては谷間、なんでしょうが。

養成所は、ここ数年、
アンケートをとってみたり、「感じたこと」(嬉しい、悲しい、怒り、等など)で、文章を書いてもらったり、そこから派生して「台本」を書く、
で、「戯曲」の分析、「セリフ」というもの、「人物の配置」やらやら、検証し、テキレジを繰り返し、中間発表の場に乗せるというちょっと無謀にも思えることをやっている。(通年の場合は)
これはなかなかに時間が割かれ、
わたしも書くほうも大変なのだが、
結果、それまで「自分のセリフをどう喋るか」だけだった台本の読み方から、
「相手のセリフをどう聞いて」「どういう言葉で相手に伝えるのか」「セリフの裏の意味」というところまで入っていけるので、大事なことだと思っている。

で、そんな入り口のアンケートの中に、
「いい俳優ってなんだ?」

「ダメな俳優ってなんだ?」
という項目があって、

もちろん、アマチュアさんの場合とか、方や全く演技演劇の世界に興味のない人の場合によっても全然違うのだが、

今年、アンケートをとったのは、養成所の二年生である。

一番多い「ダメな俳優って?」の答え。
◎遅刻をしない。
◎人の意見を聞かない。
◎協調性がない。

だそうだ。
これはどうも「ダメな俳優」というよりも「ダメな人間」ではないかと思ったりするのだが、ここで一つ、彼らは二年目なのである。
きっと上記のことを一年目で散々言われていたとしたら…
なるほど合点がいかないこともない。
でも、この反対語が「いい俳優」というものであるならば、いい俳優の条件は
◎時間に正確。
◎人の意見を良く聞く。
◎協調性に富んでいる。
ということになるではないか、これでは、正直魅力に乏しいと思われる(笑)

で、これが全く演劇と関係ない人たちの場合

「ダメな俳優って?」の質問に一番多い回答は
◎自分を捨てられない
だそうである。←これは私が実施したのではないので
この場合「いい俳優」を考えると「自分が捨てられる」ということか。
(これはあくまでアンケートだから、いい、とか悪い、ということはないのだが、私の場合、自分を捨てるのではなく、自分を生かすことだとは思いながら←いずれ難しいことだな…)

ま、実際はその反対、ということが正しいのかどうかもあるし、いい俳優というものも、これに近い意見が大勢を占めたのでこういう書き方にしたのだが、
いずれ、演者を目指すのならば、自分なりの「いい」「悪い」は自分で考えてよい筈である。
で、それがあっても、新たな「出会い」によって、変化したり、意見が変わったり、逆に確固たるものになったりを繰り返すのだから、「人として」の先のことを「言葉に」してみる努力はもっとしてみてもいいのではないか…

なんてことを思いながら、
わたしも新しい「出会い」を楽しんでいる。

2009年05月01日(金)



 基本に立ち返る

修学旅行の稽古、本格的に。
とはいえ、今回は4月公演に多くのキャストが出演していた関係で、
かつ、ゴールデンウィーク明けすぐの旅出発で、実質六日の稽古。
再びの旅とはいえ、そんな洋々といくモノでもない。
一から地道に作り直しながら、かつ、完成形を探りつつ、の両方を行ったりきたりの作業。
ちょっと駆け足感のある進行具合だが、
いい緊張感と、どちらサイドからもよくしたい欲求があるので、
楽しい稽古場ではある。

プランナーの方々もなんだかんだ、もう四度目の旅になろうと言うのに、気にして稽古場に来る。これは、嬉しい。

今回はまた、「基本に立ち返る」ことを前面に。
もう、体にはすっかりセリフも動きも入ってしまっているため、
改めて、「なぜ」そうなったかの確認を殊更しながら、
複雑になりすぎているところはあらためて「シンプルに」
「ほとばしる」感覚(4月初演時はこの言葉がテーマだった←毎旅、そんな言葉がある)を大事にするように。

バット振り二号のヤマガミが(ソフトボール部員)
稽古二日で、大爆発、喉をつぶす(笑)

でえーーーー

ま、どれだけ「調整」ではなく「本気」の稽古をしてるかが、
この作品は本番の「出来」に関わってくるので、ま、よしとするか…

2009年04月29日(水)
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