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■ 偶然がすぎる。
軍艦島上陸許可! すっかりクサナギクンの一件で埋もれましたが。 長崎にある正式名「端島」という、炭坑(海底)で栄えた島。一時は島の人口も今の東京を遥かに越え、日本初の高層アパートが乱立(周たったの1.5キロ)、その島の遠景が軍艦に見まがうようで、軍艦島。 エネルギー革命とともに廃れ、七十四年に閉島。無人島。以来、廃墟に。埋もれてはいたが、有数の、知る人ぞ知る物件(笑)である。
非常に思い入れがあることは、R−viveを見てくださっている方にはわかると思いますが、企画の其の十で、思いっきり「ここ」を題材にした芝居をしたわけです。その名も「センカン島」(←芸がない。原題「風待チ」)。 その島が「観光地化」されようとするのを(笑)「反対」している「人たち」の「運動」の物語。が、最初の名目が失われていき、気勢だけが残り、誰もその「内容」について触れなくなるという「暗闇」の中、内から崩れいこうとしていく時、見えざる「大きな力」によって「戦士=戦犯」とされ、戦わざるをえなくなるのだが、最後の一瞬の光のように… そんな話。 賛否両論まっぷたつだったが、 わたしとしてはかなり「書きたいことを書かせてもらった」思いがあって、 その(見えにくいとは言われたが(汗))テーマを扱うにその場所を… という時にとりあげた場所なのだ。 資料は読み漁ったし、 写真集も、 上陸した映像(もちろん禁止されているわけだが)も観た。 芝居の中にはその島で「暮らしていた」側の人間も出てきて、
イメージが肥大化して、どちらかと言うと、なんだかよくわからないがフルサトみたいなもの。として捉えてしまうのだ。
で、僕らの運動の甲斐もなく、「観光地化」へ。 って、架空じゃん。 どっちが良いのかはそりゃ、わかりませんが。
しかし、いずれ「上陸」はできなかったわけで、 これを機会に上陸を是非したいと思っている。 非常に勝手だ(笑)
とそんな話を「修学旅行」の稽古場で、田代くんとしていた時(彼は、修学旅行の初演の後、「風待チ」に参加、一番新しい運動員としてKYを熱演、その後、本当にKYになる、という記念碑的作品(大笑))、 その「センカン島」の元住人の思いの象徴である「船長」という老人がでてくるのだが、これがまた見えたり見えなかったり、いきなりいたり、消えたりするわけだが、S劇場のWナベさんという方にたっての希望で出演してもらった。 で、Wナベさんは「修学旅行」には全く絡んでいないし、 その稽古場に居るはずがないのだが、 田代君に、「いやぁ、われわれの運動の甲斐もなく…」 なんて会話をしていると、徐にトイレの扉が開いてWナベさんこと「船長」さんが登場、しかもにこやかに。 そのタイミングのよさ足るや、舞台でやったら、 「偶然がすぎる」 と言われるに違いない。
2009年04月27日(月)
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