再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 演劇大学。

稽古の合間をぬって栃木県は足利市へ。
昨年度こちらの地域にはとてもお世話になった。
というか、蕎麦三昧。
というか、呑み三昧。
というか、地域創造のお仕事、「演劇による町づくり」で演出をさせてもらった。

二年計画の二年目である。
集大成の公演である。
私は一年目の卒業公演を担当した。
金杉忠男作「胸騒ぎの放課後」
そして、二年度、新しい受講生も加え、そして何より、一年目に出演してくれたに二十数名?が連続して参加、
そして私が大好きなB学座の俳優、加納さんが演出を担当。
なんのかんのでこの仕事をしていなければ、今こうして、4月20日からの青年劇場もなかったのだから、
もうなにはともあれ見ないわけにはいかない。

午前中に別の現場の稽古+最終通し稽古をして、
さてこれ、出発。本城くんと。(←昨年、手伝いで入ってもらった)

作品は「翼をください」
青年劇場さんの代表作。

尚、ダブルキャストの為、わたしもダブルで観劇(笑)

さてさて、もう、こうなると、なかなか冷静には見れたいものである。
普段、そっちを売りにしている、と誰も言っていないが、あたしもこればかりはすっかり父母の気分である。

成長してる人、とどまりつつ模索してる人、去年の禁止行為をフル活用でやってる人、セリフが出てこなくなる人、楽しんでる人……

みんないい顔してるんだな、これが。

去年、人の目を見る事のできなかった人が、大勢の観客を前にしっかり演説をぶっていたり、そんなフラッシュバックもあって、血管切れそうになりながらの熱演にこっちも感涙である。

観劇後それを伝えると、「いやぁ、去年の厳しい稽古が懐かしいです」と一言。…厳しかったか?(笑)


こちらもゼロに戻って、リフレッシュする一瞬。
そして、この本気で「表現」するという行為の「シンプル」な魅力を再確認。
しっかり打ち上げも参加し、
勿論、次の日田舎蕎麦を食し、散会。
調子にのって頼みすぎ、一時間ほど動けず。
4月の修学旅行、日曜日にこぞって来京らしい、
ご期待以上のものを提供しよう、と、素直に思う。



2007年03月21日(水)



 圧倒される。

村松邸にお邪魔させて貰う。
前回のウチの芝居に出て貰った、村松えり嬢のお家である。
お母様は、かの村松映子さん。
芝居を楽しんでくれたようで、「今度遊びにいらっしゃい」と言われたのを、しっかり真に受けるわたしなのである。
七ヶ月経って、招待いただきました(笑)

日本酒で乾杯。
アテは刺身からじゃこ天…
ちらし寿司と贅の限り。

そしてもう話が面白いわけである。
識者、博学の方とお話すると酒も進むわ、話も進むわ。
なぜか、いつもはしこたま呑むえり嬢はにやにやと、「なにも呑まずに」そこにいる。
デザートをいただく頃には、
六時半にお邪魔して十一時をユウに超えようとしている。

そしてそれから、「コニャック」の時間である。
話に花が咲く、それはもう。
「ブッシュは、実は石原ヨシズミだ」論(その日、発見)のようなくだらない話から始まり、政治だの、三島由紀夫だの、霊感だの、杉村春子だの、遠藤周作だの、イスラエルだの、演劇とはだの、と、もうそこまで話すと、何を話したのか忘れてしまうくらいのことである(笑)
そりゃあ「コニャック」も二本目に突入するのも自明の理。。。

気づくと、二時である。
流石にいくら非常識なわたしでも、気が引ける。というか、その前に時間に気がつけという、話なのだが。「じゃあこの一杯で」という言葉を遣う度、新しい話題が展開され、雲を掴むような「じゃあこの一杯で」の後、始発もとっくに動いている時間になる。名残惜しすぎるが、「また、ぜひ、呼んでください」と、真に受けるわたしは言って、「待ってるわ」という言葉をもらったので、大人しく帰ることにする、というか、もうすでに大人しくもくそもないのだが…
で、えり嬢、車でわたしを送ってくれる。
なんのこっちゃない、わたしを「送迎」する為に、呑んでいなかったのね…
曰く「ごうさん絶対、母と合うと思った」

底抜けのパワー(知識と教養と経験に裏打ちされた)に、圧倒された一日だった。遅くまですいません。勝負じゃないのに、負けない。と、思ってみたり。いい刺激と、いいお酒をいただきました。



2007年02月01日(木)
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