再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 ホイアン

空港からこっちに来る間、電信柱という電信柱に、APECのポスター。
ヴェトナムは今、経済成長、そして、この話題で満載らしい。

こちらはカンボジアとはうってかわって、よく喋り笑うガイドさんに連れられ、カンボジアで見て回った遺跡群よりも、二世紀ほど前に造られ、未だ
戦争の名残もあるミーソン遺跡、そして、日本人もかつてはくらしていたらしい、日本橋という橋もある、旧市街とカンボジアの歩け歩け観光から一転のんびりムード。
しかし、午前中、一時間半余りの車移動中から、いい感じの雨が降ってくる。「こちらの田舎の風景は日本と似ているといいますネ」というガイドさんの言葉も実証できないくらい、周りの見えない雨。
うん、ついてるな。
挙句、かさも持っていなかったので、現地でポンチョを五十円で調達。
雨の遺跡、これはこれで趣がある。
すんごいポンチョの中は蒸すのだが…
戦争で破壊された地区…
爆弾投下された穴…

そして、不思議なイントネーションで「み〜そんい、っせき」と説明する男…

かの地の観光ほぼ終わり頃、雨もあがる…

そして同じ時間をかけ、日本の田舎と確かに似ている風景を横目に、旧市街へ、そして、昼食。
…日本食…
……なのかこれは……

途中、店の女主人が来て。曰く。

「ほんとうはヴェトナム料理が美味しいのに」

とのこと。女主人は半年前から、こっちにきたらしい。ちなみに日本の方。
だってね、そういうコースなんだから、って、、、

結局、その日本料理らしき食べ物を食べつつ、ヴェトナム料理が如何に美味しいのかを聞くことに…


ハノイビール、美味しいです。



2006年09月17日(日)



 たぶん、男、です。

ダナンに到着。

飛行機を降りて、イミグレーションまでは徒歩。これはカンボジアと変わらないが、何せ、古い、汚い、暗い。うん、これ、アジア。と、勝手に一人で納得。

さて、入国審査を待つ列、ほぼ最後尾。
長い、時間がかかる…
段取り悪い…
空いた列に滑り込む。
それでも待つこと…はてさて20分。

ようやくと私の番。
パスポートと入国カード、両方提出。
待つ。
いや、これがまた待つ。
待つ。

と、カウンターの中を見る(遅いので)と二人の係員、わたしを凝視。
パスポートの写真と見比べているのか、はたして、この国では、わたし似 の二枚目俳優でもいるのか(かつて別の国にて体験)、「こいつ日本人じゃねーんじゃねえの?」とでも思っているのか、薬の売人にでも見えるのか、さだかではないが、、、
こっちもさしもの小心者である。
なにもしてないのに、なにかしたかな?感が沸いてくる…

と、わたしの前にいた係官一言。
「○△■☆▲●?」

…ぜんぜんわからん…

「○△■☆▲●?」

…だから、わからん…

「○△■☆▲●?」
なんだ、この英語だか、現地語だか、思わず一言。

「はっ?」

と、横にいたもう一人の係官、一言流暢な英語。

「Are you female?」

WATASI,MOUITIDO

「はっ?」
言うに事欠いて、わたしが女だと?
このわたしが?
それほどの魅力とはまだ誰も、いや、自分自身ですらしらなかった。
と、口開いたままのわたしに、また。
「Are you female?」ときたものだから、「NO.NO!」(わたしは言える日本人なのだ。古い。)
係官、そりゃそうよね風な顔でお互い見合い、もう一度、パスポートに目をやる。わたしも釣られて覗く(ほんとはカウンターの中を見てはいけないのだと思われる)と、、、

そこにはツマのカオが……

パスポート間違い。

つか、わたしが悪い、間違いなく。

だがしかし、見て明らかに違うじゃないか、何をそんなに見つめてたんだ。
一言、「これあんた?」って聞いてくれればいいじゃないか!

いや〜、笑った。



ダナン空港から、走ること車で一時間、目的地ホイアンに到着。
なぜか、「アベさま」という迎えのボードを持っていたガイドさんに連れられ。ほんと人攫いだったらどうすんだよ、女二人の旅行は続く。


2006年09月16日(土)
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