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2002年04月26日(金) ■ |
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荒波に向かう少女 |
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今日は7−11の意思確認面接を朝から受けた。 会場に行くと、1次選考か内定者の方どちらかと聞かれ、 「内定者です」と答えた。 どうやら1次選考も同時に行っているようだ。 受付の後方にぽつんと置いてある椅子に腰掛け、 1次選考を受けに来た人たちを眺めていると、 内定者の身分の違いをひしひしと感じずにはいられなかった。 自分が厳しい選考をくぐりぬけてきた実感が湧いてきたよ。
椅子に座って待っていると、見覚えのある顔がひょっこりとやって来た。 びっくりした。最終面接で一緒だった女の子で、 「お互い受かったんだ、おめでとう」ってな顔で、手を振った。 結局その2人で面接を受けることになった。
就職活動の進行状況を伝え、内定はとりあえず活動が終わるまで 待ってくれることを言われる。 その他に質問を幾つかしたが、ほぼ前日に社員さんが話したこととダブル。 最初の勤務地について東京が確率的に高いと言われる。
一緒に面接を受けた女の子は7ー11の仕事の厳しさについて 「厳しいなら、そんならなおさらやってやろーって思っちゃうほうなんで」 とかなり男勝り。 根性座りすぎ。
その後、せっかくだからと2人でオムライスを食べに出かける。 就職の話、旅行の話、家族の話、バイトの話、何を聞いてもパワフル、パワフル。
おまけに電車乗って帰宅中にはその子から 「今日は今から美しくなるためにエステ行ってくるわ(・o・)」とメールが入る。 参りました。降参です。
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2002年04月27日(土) ■ |
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君が君であるために |
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高校時代からの友人、良介から電話があった。 「こっち戻ってくるんだろ?」 「いつ帰ってくるんだ?」 「飲み行こうぜ。じゃあ、また電話してくれ。」 オレはGWに横浜に帰ることを もう1人の奇人トリオである清水にメールで知らせていた。 清水から良介に連絡がいったようだ。
「NHK受かった。NHKのディレクターになるよ。」 良介はこうオレに告げた。 「おーやったな!すげーな!おめでとう!!」 良介にNHKの固いイメージは合わないと思ったけど、 歌舞伎やクラッシック音楽に精通してる点はピッタリだと思った。 良介は文化論者だ。感性が独特だ。おちゃらけながらも鋭い。 センスが良すぎて(変わってる?)オレにはいつも理解しきれない。 でも、それが良介であり、良介らしい道に進んだと思う。 だから、良介には素直におめでとうを言った。 良介は良介のあるがままをぶつけユメを叶えようとしている。
オレのすぐ近くに勇気をくれる友人がたくさんいる。 これからも一緒に成長していけることがうれしい。 オレは恵まれているなぁ、ほんまに。
サークルが変わっていく。 変わるべきして変わる。 だけど、今失望する。 サークルの良き習わしを伝えきれずに一線を退いた我が身に。 そして実感する。 伝えきれなかったのは我が責任だと。
見守りながらもどうこれからどうしたらいいだろうか。
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2002年04月28日(日) ■ |
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両親来たる。 |
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昨日夕方両親が京都にやってきた。 8ヶ月ぶりに顔を見たらなんだか元気そうでホッとした。
朝から知恩院と南禅寺に行ってから、 嵐山でおばんざいの食べ放題に行って、 貴船を散策した。
親とひさびさに話したもんで変な感じがした。
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2002年04月29日(月) ■ |
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ひかり |
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親父とおふくろは朝から家を出た。 金閣寺に寄ってから車で横浜に帰ると言ってた。 オレも今日、18時前の新幹線で 面接も兼ねて横浜に帰ることになっていた。 親父が「車で一緒に帰り新幹線キャンセルして 差額分をおこずかいにしたらいいじゃん」と言ったが 「どうせ会社が交通費支給してくれるんだから こう言う時ぐらい新幹線で帰るわ。車で帰ると疲れるし。」 今はお金を優先させたくないんだよ。 自分自身を優先させたい。 もうお金に縛られるのはこりごり。 貧しい心もイヤになってんよ。
ギリギリに家を出たのがまずかった!! 円町駅に17時32分に着いて発着の電光時刻板を見たら 次の京都行きが55分だった。 25分近くも待たなきゃあかん。冷や汗が出た。 新幹線が56分発だから間に合うはずがねぇ。 円町から京都まで10分でいけると思って油断。 タクシーの運ちゃんに事情を説明し、飛ばして頂く。びゅん! ナンとか間に合ってひかりに乗る。
新幹線マジ速え―――――★◇L 乗るのは久しぶりでこんなに速かったっけ? 名古屋から静岡県無視って飛ばしすぎ。
ワールドカップファイナル会場新横浜から横浜線3駅。 京都から3時間で育った町に着く。 兄貴に車で迎えに来てもらい8ヶ月ぶりの実家。 夕食はマグロの刺身とビールにすき焼き。 がまんしたかいあり。 むっちゃシアワセ!!うきゃ☆
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2002年04月30日(火) ■ |
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雨と僕のあいだに |
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サンクスの最終面接。 16時からだったけど、1人で昼飯を食い12時半に家を出て、 駅近くのサンクスに入り下調べ。 面接の材料を探す。 横浜駅まで出てから京浜東北線で東京駅下車。 快速に乗ってたので浜松町を飛ばしたため、 併走する山手線で引き返す。 駅に着くと雨が降り出す東京の街。 駅前の喫茶店に入り、いつもの通りカフェラテで集中力を高める。 自己PRや学生時代に取り組んだことなど基本事項を復習。 なぜ7−11じゃなくてサンクスなのか志望動機を煮詰める。
ファミリーマートで一発屁こいて気合入れてから本社ビルに到着。 受付で名簿をチェックすると関東以外が17名しか残ってない。 結構絞ってきてるようだ。 役員2対オレ1の役員面接。 気合のこもった体育会系挨拶をいつもの通りカマス! 履歴書見ながらの質問。 役員「アルバイトはどこで?」 オレ「7−11のほうでしていました。」 役員「おー、じゃあ7−11さんは受けたの?」 オレ「はい、内定のほう頂いています。」 役員「おー、すごいじゃないか。」 その後役員の7−11の話、「7−11はガリバーだ」と何度も言われる。 役員「7−11で働いててそう感じる?」 オレ「下宿先の近くにコンビニが11軒あるのですが、 やはり7−11が一番お客さんが多く入ってますねえ。」 役員「他のコンビニは受けた?」 オレ「サークルKさんとファミリーマートさんは説明会や選考に 行ったんですけど中身を見て途中で選考辞退を決めました。」 役員「7−11内定もらってるのになんでサンクス受けに来たの?」 オレ「No.1の7−11で仕事をすることに抵抗を感じます。 No.1ので仕事をするのではなくNo.1に勝てるお店を自分の仕事を 通して創っていきたいです。御社で働くほうがハングリー精神と やりがいを持てると感じたからです。」 役員「そうだね。確かにウチのほうがやりがいはあると思うよ。」 役員「ただ、厳しいよ。26歳でエリアマネージャーになる人もいるよ。 7−11はどうか知らないけど逆に下からやり直しさせられる人も いるよ。谷浦君はこのことについてどう思うかな?」 オレ「成果と評価がきちんと比例するのであれば良い会社だと思います。」 役員「サンクスの弱みは何だと思う?」 オレ「7−11の社員さんと話をしたときに サンクスについて聞いたんですけど、サンクスのお弁当は しっかりしたものを出していると言うようなことを言っていました。 お弁当はすごいおいしいいいものを作っているにも関わらず、 知名度が低くてお客さんが知らないと思います。」 役員「なるほど。7−11のようにCMとかのお金がないからねえ。」 役員「サンクスが受かったら7−11じゃなくてウチに入る?」 オレ「御社のほうがやりがいを持って働けると感じています。」 役員2人でもういいかなとあいずちを打ち 役員「おつかれさま」 オレ「ありがとうございました」と終了。
面接の時いつも、焦点がおかしくなって目が変になる。 集中力を高め完全に入りこんでしまい面接が終わった後も なかなか現実世界に戻れない。 終了後、人事の方に受付で合否について説明を受けているとき 「大丈夫?」と言われるぐらい。 「大丈夫です。」と言っても脳が現実に帰ってこない。 焦点が合わないまま。 いつも面接の時自分の知らない自分になっている。 そんな気がする。
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2002年05月01日(水) ■ |
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休息の楽園 |
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完全休養。 今日はお休み。 勝手に出てくるご飯に感謝しつつ、 寝て起きての繰り返し。 やっぱし、実家はええわ☆
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2002年05月02日(木) ■ |
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渋谷 |
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良介と清水の奇人トリオで渋谷に出る。 HMVで洋楽のCDを聞きあさり、 アラニス・モリセットとブレンダン・ベンソンのCDを買う。 CDを買ったのはひさびさ。 やっぱり買うなら洋楽。 歌もジャケットもむっちゃかっこええ!! アラニスは朝起きたときのオープニングにしよう。
NHK前の屋台でたこ焼きと焼きそばを食す。 焼きそばは超大盛りに目玉焼き付き。 でらうま!! NHK前をブラブラしていると公開生放送のリハをしていた。 良介は舞台の上にいるディレクターらしき人を見て、 「オレにできるかなぁ〜」とぼやいてた。
公園通りの中華料理店で辛いものを食す。 ひえぇ〜ひーひー その後、古着の店行ってからもういっぱいビールを外人バーで飲んで 帰宅す。
3人ともあれからちょっとは大人になってるかな。
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