2002年04月04日(木) ■

音が

音が聴こえる 音が 更々と砂が流れる様でもあり ザアザアと天が降ってくる様でもある 柔らかく響く悲鳴と 暖かく溢れる嬌声を 聞き分ける事も僕には出来ない 聴こえない耳なら無くても同じと言うのなら 感じない心は無くても同じ？ 今日もまた音が聴こえる 音が 昨日と同じ空が聴こえるという事は 僕は居る まだココに居るのか ↑エンピツ投票ボタン My追加

2002年04月05日(金) ■

遺書

「もし」なんて下らない言葉を使うのは嫌いだけれど もし、僕が死んだら 泣いてくれる？ もし、貴方が死んだら 僕は大きな花束と 大きなバルーンを飛ばすよ 天国の君に届く様に 君は地獄になんか逝かないだろうから 僕の場合？ そうだな桃を１つ 川に流してくれないか 大きな川でなくていいよ 黄桃より白桃の方が良い 缶詰も歓迎だ １つだけ言わせて欲しい 僕がこんな話をするからって 心配は無用なんだ こんな話をしなくても 必要だと感じれば僕はぷつりと居なくなるし ただいつか僕が居なくなった時は 泣かないで 僕の証拠を消して 君の心だけに在れたらいいよ ：：：僕を大事に想ってくれている人全てに：：： ↑エンピツ投票ボタン My追加

2002年04月06日(土) ■

☆きらきら星☆

聞いて、僕今日流れ星を見たんだ。 嘘じゃないさ ピカピカに光るヤツだ そうそうちょうど君の髪に流れたミルクみたいに 白濁の Twinkle twinkle little star たしかもっと幼い時にも流れ星を見たことがあるんだ 毎日一時間、母親に叱られるまで空ばかり見ていた頃に その時は何をお願いしたっけ？ セロリがこの世から無くなります様に？ 毎日チョコレートが飽きるほど食べられます様に？ 宿題がすらすらと解けます様に？ How I wonder what you are! 違う 僕が願ったのは 「自分１人が幸せに、何もかも上手くいきます様に」 Up above the world so high Like a diamond in the sky! 僕はそんなお願いを ３度も口の中で繰り返す気にはなれなくて 星に見とれている内に 夜が隠してしまったんだ！ Twinkle twinkle little star How I wonder what you are! キラキラヒカル… ↑エンピツ投票ボタン My追加

2002年04月07日(日) ■

∞∞アクムノツヅキ∞∞

痛い 痛すぎてもう何が痛いのか 僕には分からない この真っ赤な腕も ナーヴァスな脳も 穴の空いた腑だって 痛い痛い 僕はまた 疲れた笑いを浮かべた能面をかぶって 滑稽を演じるんだ 痛い痛い痛い あいつはそんな僕を素知らぬ体で嘲笑うんだ 痛い痛い痛い痛い もうどうでもいいんだけど 少なくともそう君の声は聞きたくないな 痛い痛い痛い痛い痛い 分からないのなら少し黙ってくれないか 僕が君を殴りつける前に 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い メランコリィ 笑えない 「なんて悲劇的なんだ！」 さぁお人形遊びはもう終わりだ 眠れない夜は 君の為 明けない朝は あいつの所為なんだ ↑エンピツ投票ボタン My追加

2002年04月08日(月) ■

死ぬ。死ぬとき。死んだら…？

死ぬ。 命が無くなる 呼吸が止まる 考えなくなる 人じゃなくなる それまでの僕は ただのＢ級の安物肉になる。 死ぬとき。 他人に殺される 自分が殺す ヴィールスに蝕まれる 何かに僕が負けるとき。 死んだら…？ 死んだら…？ 死んだら…？ 死んだら僕は何になるんだろう 僕の精神は何処に行くのだろう きっと楽園には行けないだろう でも地獄でもないんだろうか 人の精神というものは 身体をぬけたら何処に行くんだろう 真っ暗なのか 何も無いのか 天国や地獄に行くのか 生まれ変わるのか まさか星になるなんて言わないでくれよ 全ての精神が１つになってまた分かれる そして新しい何かが生まれ落ちる そんな風ならいい そんな風なら… ↑エンピツ投票ボタン My追加

2002年04月09日(火) ■

壊れる

何かが 音を立てて壊れた ガラガラと ガシャンと ぷつりと 「やる気あんの？」 あるね一応こんなダメ人間にも 「「一応やってみるよ」位いいなよこっちも気分悪いから」 ああ　あんた以外が言ったならそう言うよ そう少なくともあんただけには言われたかないな 何かが壊れた 壊れたんだ 音を立てて 繊細な音を立てて 何故か今日の僕は酷く臆病で 息をするのさえ今はおっくうだ あんたを見せしめに シチューにするのも悪くはないな 僕の腹の中でも まだ言うのかい？ 今度は僕が言ってやるよ 「「お前を見てると恥ずかしいよ」」 ↑エンピツ投票ボタン My追加

2002年04月10日(水) ■

†††さよなら†††

頑張るんだ？君は そんなになってもまだ 倒れないの？ 眠らないの？ 泣かないの？ 弱音を吐かないの？ 諦めないの？ どうして？ 君のその白い手も ボロボロの足も 艶を失った髪だって 疲れ果てているのに 嗚呼それでも君はまだ歩くんだね 未来に向かって 時には足を引きずり 時には這いつくばって それでもまだ明日を夢見るんだね さぁ行って 途中までは僕が送ってあげるから 光の届かない所までならね ごめんね 君とは行けないんだ 僕はまたあの砂漠に戻って 腹を空かせた獣の為に 静かに寝転がってやらなきゃいけない 大丈夫 君の瞳はまだ綺麗だ きっと辿り着ける 何処へだって さよなら ほんの少しだけど 君の事が好きだった さよなら もうお別れだ さよなら 僕はこのまま沈んでいくよ さよなら さよなら… ↑エンピツ投票ボタン My追加