2002年11月30日(土)

■ ぼそっとな

「チャイナドレス」と「札幌」をキーワードに、
gooでもって検索かけると、なぜだかここが
2番めなんかに表示されてしまうのだった。

1番はすすきのにあるお店で、
チャイナドレスを着た女性がいろいろ気持ちのいいことをしてくれるらしい。
おそらくこれが正しい検索結果というやつだろう。
このお店、名前を「チャイナでイッちゃいな」という。

3番めはこれも札幌にある、コンパニオンを派遣する会社で、
バニーガールも浴衣もチャイナドレスもオッケーなんだと。
これもある意味、正しい検索結果といえよう。
ちなみに、最も料金が高いのがバニーで、安いのがチャイナである。

というような検索結果にはさまれて、ここが2番め表示されてしまう理由がわからない。
Yahoo!を見ろ。同じキーワードでヒットするのは1件しかないぞ。
シルク素材を使った、婦人服オーダーメイドのお店。

うちなんかが含まれないだけ正確ではあるのだろうが、それにしても1件。
gooのヒット805件に対して、Yahoo!はわずかに1件なのだ。
「!」をつける場所とか意味とかまちがえていないか。
検索の名にそれは値する結果なのかと問い詰めたいほど、やる気のない数字である。

では、googleはどうかというと、1600件以上のヒットがあるから、
どこかにウチも含まれていそうだが、少なくとも上位にはないというのが救いだ。
「チャイナでイッちゃいな」がトップにないのは、ちょっと残念な気もするが。

とにかくそういう次第で、gooの検索結果からここに飛んで来られた方がいるわけで、
その瞬間に「戻る」をクリックしただろうことは想像に難くないし、
けっしてぼくのせいなんかではないのだが、それにしても申し訳ないことではある。
扇情的なコトバとか、これからはあまり多用しないようにしよう。

というような問題ではないかもしれないが。

 ☆彡

「ストーミー・マンデー」とか「ブラッディー・サンデー」、
これにに対抗したい気分が近頃盛り上がっているのである。
対抗してなんといいたいかといえば、「スノウイー・サタデー」。

「吹けよ風、呼べよ嵐」にも対抗したい。
しかし、「降れよ雪、呼べよ吹雪」では「雪」の重複がおもしろくない。
「降れよ雪、呼べよこんこん」、なんだそれは。
「降れよ雪、呼べよシベリア」、なおさらわからない。

というわけで、対抗作を募集中。

 ☆彡

誰も同時に居合わせないチャットルームに替えて、
妙な掲示板を設置してみました。
従来の掲示板とちがって会話の流れなど気にしなくてもよさそうなので、
思いつきや独り言を口にするのには適しているかも。

ぼそっと囁き、ぺたっとな。


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    2002年11月27日(水)

■ こんなにも上の空

こんなにも上の空な人間を私は他に知らない。

ベンガルのことを内田春菊がそう評していて、
なんだかおもしろかったので、妻にも話して聞かせたのだった。

すると、意外なことに彼女は言った。
なに言ってんの、あたしはアナタほど上の空な人を知らないわ、と。

なんだそれは。
そんなこと、これまで一度だって言ったことなかったじゃないか。
そりゃあ、話をろくに聞きもしないで生返事を繰り返すことがぼくにはあるさ。
何度か問い返された挙句に「……あ?」としか言えないことだってままあるさ。

でもそれは、たまたまそのとき上の空という状態にあったというだけで、
ぼくが上の空な人間であることにはならないと思うのだ。
そういう状態であることと、そういう人間であることとはちがうのだ。

上の空な人間は人生そのものに対しても上の空であるから、
履歴書を書くのがまず苦手だ。
というか、苦手意識もないまま、
その都度、平気でちがうことを書いてしまう。

ぼくはたまたま上の空であるだけだから、
ときどき年齢の1の位がわからなくなる程度であって、
でたらめな住所氏名生年月日を口走ったりはしない。

次に上の空な人間は食生活についても上の空であるから、
なにを食べてもうまいでもまずいでもなく、ただ口をもぐもぐさせている。
昼になにを食べたのかなんて覚えていないので、
平気で夜も同じものを食べてしまう。

ぼくはたまたま上の空なだけだから、
前夜と同じものを注文してしまったことに気づくとがっかりするし、
平気な顔でそれを食べたりはせず、つまらなそうな顔して食べる。

さらに上の空な人間は他人に対して最も上の空であるから、
顔や名前を覚えないどころではなく、その存在自体に気づかない。

ぼくはたまたま上の空状態に陥っているだけだから、
他人の存在にはすぐ気づくし、顔も名前も誕生日もすぐ覚える。
ただ、その話にはたいして耳を傾けないというだけだ。

上の空な人間と、たまたま上の空であるぼくとはこんなにもちがう。
上の空な人間。そのような人間でぼくがあるはずがない。
なにが上の空なもんか。


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    2002年11月24日(日)

■ 今宵、垂れ流されるコトバたち

魚鱗の陣を展開する武田軍に対し、
数で劣りながらも鶴翼の陣を展開した
徳川軍が惨敗を喫した故事を引くまでもなく、
少ない戦力は分散させるべきではない。

ここだという一点に、錐を揉みこむようにして、
それは集中して投入されるべきなのだ。

なので、ぼくはヒトサマの掲示板で遊んでいる場合ではないし、
自らの掲示板におけるレスも書きすぎてはいけないのだ。
でないと、ただでさえない日記のネタがさらに枯渇していくのである。

うーん、なんだか話の持って行きようが凄いぞ。
さすがだな、史学科卒。ははは。

で、さて、自分のところでもヨソサマでも、
このネタ、もう少し膨らませば日記に使えるよなと思うことがよくある。
思いながらも、しかし、軽く書き散らかしてしまうので、
いざ日記を書こうという段になって、はたと困ってしまうのだった。
同じネタの使い回しはできるだけ避けたいもの。

というわけで、どこに書こうか2週間ほど迷っていた
日記というものに対する考察というマジメな話を、
今朝方、ヒトサマの掲示板に書き込んでしまったので、
今もこうして悶々としながら字数だけを稼いでいる次第。
垂れ流されたようなコトバばかりをお目にかけてごめんなさい。

うーん、なんだか謙虚。
などと自分で言ったりしなければもっと。


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    2002年11月22日(金)

■ 私信なんですか、これ?

他人の日記で名指しされるようになったら、ぼくも一人前だ。

などと言ってみたい気もするが、この歳だもの、
そんなことなくたってすでに一人前さという気分も強くあり、
っていうか、それが当然。なんだ、名指しされるぐらい。

とか言いながら、予期せぬところで目に入ってきた自分の名前、
しばらくしてから再度見て、ぐふふと笑ってしまうわけですが。
こうなったら、5万踏む。前後賞まで独占する気で踏みに行く。

って、ハナシ見えないんですけど。
私信なんですか、これ。
なんて言われそうなので、次行ってみよ。
はい、ほとんど私信でした、すみません。

 ☆彡

さて、次行ってみよなどと言ったものの、
実はないんだよねー、次。
ていうか、落し所のある話。

昨夜は氷点下6度で、寒いというより膝と太ももが痛かったとか、
賞味期限7月30日のスパゲティを見つけて慌てて食ったとか、
今朝は午前5時前に帰宅して、そのまま10時まで大沢在昌を読みふけっていたとか、
そんなことだらだら書いてもおもしろくなかろ?

あー、あと、さっき見た、夕方の情報番組で、
缶バッチ自作機が紹介されていて、すごく欲しくなったとか。
どうでもいいじゃんねぇ、そんな話。

だから、だらだら書かずにさらっと書いてみましたが。


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    2002年11月17日(日)

■ 珍しくってしょうがない

雪が珍しくてしょうがない。
職場には大きな窓がいくつもあって、非常に見晴らしがいいのだが、
降り続く雪、積もる雪が気になって、ときに仕事どころではなくなる。

ちらちらと目をやるだけならまだしも、
額を窓ガラスに押し当て、じっと食い入るように見つめていたりするので、
この部屋に出入りするパートの女性ふたりともに言われてしまうのだった。

「そんなに気になりますか、外?」
「もしかして、こんな雪は初めて?」

ハイ、ワタシ、南洋から来ました。
日本来て、初めて雪見ました。
外を走り出したい衝動をこらえるのに必死です。
とでも答えていれば、少しは受けたかもしれない。

人見知りしちゃってイケナイ。
ただ恥ずかしげに「ええ、まぁ」とうつむいてしまうワタシ。
まだ日本語よくわからないし。
って、そこまでなりきらんでもええっちゅうねん。

というような虚実入り乱れる眼下では、
プエルトリコから来ている客人がうれしそうにビデオ片手に歩いている。
あれはきっと、ぼくでもあるのだ。

珍しいよなぁ、雪。
わくわくするよなぁ、雪。
どれだけ積もるか楽しみだよなぁ。

なんてことを、雪だるまも作るでもなく、雪合戦をするでもなく、
日ごと夜ごと雪かき、雪はねに追われる土地の人は思わないのだろうなぁ、きっと。
さすがだ。

という感心のしかたも変なのだろう。きっと。


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    2002年11月13日(水)

■ 妄想全開、午前5時

5時なんかに目が覚めてしまったのは、
前の晩、10時を過ぎた頃には眠ってしまったからだった。
しかし翌日、12時を過ぎるのを待って寝たというのに
再び5時には起きているとはどうしたわけだ。

何時に寝ようと5時には目が覚めてしまうカラダに、
ぼくはなってしまったんだろうか。
やがて、外を掃いたりしないと気がすまないようになってしまうんだろうか。
そして、お義父さん、あんまり早いうちからごそごそしないでくださいねと、
嫁に叱られたりするようになってしまうんだろうか。

まるちゃん、夜遊びはほどほどにねと、
このあいだもとある掲示板で言われてしまったのだが、
ちがうんじゃ、ワシは老境に入っておるのじゃ、早起きなのじゃ。

というわけで、今朝は5時半起き。
ああ、また雪だよ。積もってるよ。
今日はこの後、大雪になるらしいよ。

 ☆彡

にわかにお絵描きが楽しくなってきた。
きっかけとなったヒトサマのお絵描き掲示板だけでは飽き足らず、
そういえば買い換えたPCにはプリインストールされていたんだった、
Photoshop Elementsとかいうやつが、とか思い出して、
初めて使ってみたのだった。

あでや。コレって、こんなこともできたんですね。
拙い描線がたちまちソレ風になったりして、あれま。
したらば、こんなこともできるのではないかい。うほほ。

なんて感じで、冗談ではなくギャラリー設置の機運が高まっておりますな。
あちらの更新は止まったままだし、こちらは「coming soon」だらけだし。
そんなに戦線を拡大してどうする。おまいはいったいナニがしたい。

楽しいことならなんでも。
にこにこしながらそう答えてしまう自分のことを、
ぼくはずっと好きでいられますように。
って、どんなオチだ、ソレは。


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    2002年11月09日(土)

■ 困ったことになってるぞ

わはははは。
さぁ、困ったことになってるぞ。
あれもこれも、更新が止まっているぞ。

ただでさえひぃひぃ言っていたのに、
新たに「音盤古今東西」なんてのまで始めて、
そこらに「coming soon」とか書きながら、
うんもすんもなかったり。すーん。ははは。

まぁ、長い目というやつですか。
今のぼくらに求められているものは。
いや、それはちょっと表現に欺瞞があるというか、
モノも言いよう。

そいで、自分とこほったらかしてなにをしているかというと、
すっかりお絵描きにはまっていたり。
いわゆるお絵描き掲示板。

ここでせっせと修行して、上手になったら
ギャラリーでも作ったろかしらんとまで思う始末。
あくまでも戦線拡大路線を採ろうとするワタシ。

というわけで、雪に閉じ込められそうなこの週末。
某美術館のイラスト、いったいどれだけ増えるんでしょう。

いや、そうじゃなくて、自分とこの更新作業。
はたしてはかどったりするんでしょうか。
……いや、これもなんか表現が変だな。

とりあえず、やる気あんのか、コラ。
と自分に。


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    2002年11月01日(金)

■ 日記とメモとを隔てるもの

何時に起きてー、どこ行ってー、誰と会ってー、
なに食べてー、あれ買ってー、そいで帰って寝ましたー。
なんて日記、ぼくは読みたくないから、自分でだって書きたくない。

それでも主語が「私」であるだけまだマシな方で、
なかには昨日の晩見たドラマやスポーツの展開をなぞっただけ、
「私」の存在なんてどこにもない代物もあったりする。
それって、日記でもなんでもないし。

ただ毎日書きゃいいってもんじゃないだろう。
そんなだったら、書かない方がいいに決まってる。
そういうわけで、しばらくぼくは書かなかった。
結局は話をソコに持っていくわけですが。はは。

てかねー、連日よれよれだったんですよ。
土日ですっかり狂った生活のリズムを修正できなくて。
そいで、連日残業とかしてるとなおさら。

残業時に感じていた空腹、帰宅した頃にはどっかいってますもんね。
面倒くさくて果物だけですませちゃったりとか。
で、入浴後はもうそれ以上起きていられなかったり。

そのまま朝まで眠ってしまえればシアワセなんですが、
妙な時間に必ず目が覚めるんですね。
夜中だったり明け方だったり。
でね、その後もう朝まで寝られないわけだ。
そして、次に眠くてたまらなくなるのは午前の終わり頃。

月曜日からその繰り返し。
リンク先の掲示板、見てごらんなって。
妙な時間に書き込まれたぼくの文章がそこかしこ。
なかには出勤直前に、歯ブラシくわえたまま書かれたものまで。
馬鹿でー。

そいで、えっと、キタキツネ、さっき横切っていきました。
雪だって降りました。今もまた積もってます。
隣のキャサリンちの前には、でかいカボチャが積み上げられたまま、
家ごとトイレットペーパーでぐるぐる巻きにされています。

なんて事実と若干の嘘を羅列しながら、ふと気づく。
「私」の存在が日記と単なるメモとを隔てているらしいことに。

よかった、うちのは「連絡帳」で。


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  目次とか 前回とか次回とか 掲示板とか