母のタイムスリップ日記
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2014年04月24日(木) ひといきつけるかな。


「これどうかなぁ」と娘がすすめてくれたカロリーメイトが
昨日夜届いた。

ちょこっと味見して「大丈夫かも」との予感。
今朝 試しに母に飲んで貰った。
OS1ゼリーよりごくりごくりと飲んでいた。

昨夜体位を替え時痰がらみの咳が起きた。
毎度のことながら車椅子に移乗した。
背中をトントンしてからブラシで痰を除去。
薄荷を少し塗布してベッドへと移乗した。

今日はデイに出かけて夕方帰宅。
トイレ誘導で「大」を排出出来た。

頷きもありトイレに入っている間はいい顔を見せてくれた。
その後夕食とした。
利尿効果を高めようとスイカを一切れバーミクスしたものを準備したので
一匙口に運んだ。
母はにっこりだった。トマトも美味しそうな表情。おかゆさんも食べた。
煮魚もバーミクス。これも半切れは食べられた。足りない分は温泉卵で補充。
お茶の代わりにトマトジュース。
時折噎せるが 昨日までの痰がらみの咳はかなり解消されているなと思った。

口腔ケア後 着替えてしばらく足をマッサージした。
今日はとても眠そうで…ベッドへ移乗して休んで貰った。
時々様子を見に傍に行ってみるのだが とても静か。
息をしているのかと思わず顔をそばに寄せて確認するほどだ。

きっと良くなっているんだね。
そういえば 昨日午前3時ごろしきりに痰を切ろうとしていた。
痰がらみが解消されつつあったということだったのかな。
これでよくなってくれればいいけれど 大幅な体重減。
取り戻すのは かなり時間がかかるかもね。

昨日介護仲間から電話を貰った。
「あのね みんなに自分の身体を大事に…といっているのだからあなたも
休めるときに休んでおかないと…ね」と言われた。
さほど疲労感は感じていなかったのだが 母を送り出してドカンと疲れを感じた。
そこで一時間ほどひと眠り。この眠りで気力回復。
その後買い物にテクリと出かけた。
介護も結構な運動量と思うが歩くのは気分転換も含めて全身運動になるような気がして。
わが身の身体も大切にしていかなくちゃね。


2014年04月23日(水) 昨日 今日の母。


昨日はデイに出かけた母。
昼食ほぼ全量摂取ということだったが入浴はなし。
預けている間は 向こうの判断に任せているので。

デイから戻ってゆっくりゆっくり夕食。
主食も副食もミキサー食。
食事の量も負担にならぬようにかなり減らしている。

最近の母に特に注意しているのは口腔ケア。
ミキサー食になると食べ終えた後に口の中に細かな食べかすがいっぱい。
以前と比べてブラッシングの時間がかかる。
おそらく以前の倍以上の時間を要する。
綺麗になったなと思うと今度は痰が出てくる。

痰をブラシで取る時間が1時間弱。
吸引すれば早いのだろう。

痰を出しやすくするため手のひらを丸めて背中をトントン。
この方法は娘がネットで検索して見つけてくれた。
その後口の中の痰をブラシで集めてきれいにする。

痰を切る薬の効果が出てくるので食後しばらくすると母にはいいタイミング
になるようだ。
口腔ケアの時には口の開きも時々手こずるが 痰取りの時には口を開けてくれる。
これは今の母にとって良い方法であっていつまで可能かは不明。
また万人に良いとも言えないので…。

今日は 早朝 母の咳で目覚めて検温。8度を越えていた。
呼吸の数値も高め。慌ててクーリングした。背中と胸に薄荷を少し塗布。

30分もしないうちに6度台に下がっていた。
苦しかったのだろうな。
落ち着いたのを確認して再度布団に横になった。眠れる訳ではないが。

目覚めている時には 笑顔やほっとした表情を見せてくれる。
昨日デイの職員に「○さんさよなら」とあいさつを受けたら頷いていた。
今日も夫が出かけるときに背中をなでながら「行ってくるね」と話しかけたら
顔を見上げて頷いていた。

けして良い状態ではないのだが 束の間に落ち着いた表情を見せてくれると嬉しくなる。
ひと月前には「子もちかれいの煮つけ」を一切れきれいに食べられていたのに…」と思うが良い時を振り返っていても仕方がない。
今をどうやって乗り切って貰えるかを探るのは私のつとめ。
アナログ介護だけれど…。

栄養補助食品を使ってみたけれど 母が口を開くのは甘みがないもの。
今日も「おかゆ。トマト。 ヨーグルトとチーズ。 温泉卵。」が夕食。
もう少し海藻や野菜を取り入れた方がいいのだろうが欲張らずに行こうと思う。

頭に浮かぶままに日記に書き留めるだけの日記と化している。


2014年04月21日(月) 通院


午前中近所の診療所に通院した。
ビタミン剤の点滴をしてもらい 薬も処方していただいた。

家に戻ってから薬を服用して 夕方2度目の服用したら咳も痰も
落ち着いた。「すっげい!」
副作用は大丈夫かな。気になる症状は消えたらまた別のことも心配になる。
高齢なのでねぇ。

 2ヶ所のデイにデイに経過を報告して今後の受け入れについて質問と
お願いをした。
明日熱が出なければデイを再開する予定だ。

看取り終えた介護仲間に相談してみて決めたのだ。

藤の花が咲き始めてた。
そんな季節になっていたんだな。

花芽が膨らみ色がついて花が開く…季節の移ろいを楽しんでいたのに…。
最近は「あれ もう咲いた!」ということが多い。
これって老化のひとつかな?


2014年04月20日(日) 母の案内を頼りに…


金曜日に弟に電話をした。
「危篤というわけではないがあまり良い状態ではない」と。
「土日来る来ないはそちらで判断してください」と。
結局弟たちは来なかったし電話もなかった。

来たからよしというものではない。
ただ「そういうものなんだな」と理解した。

昨夜は 一時間置きに目覚めた。
その都度体位を替えたりパットを替えた。

今朝は水すら飲まない。
飲みたくない 食べたくないのだと感じた。

様子を見ながら母の口が開く時に介助して飲んで貰った。
トイレで「大」排出できた。

夕方娘がやってきて手伝ってくれた。
何しろ頭を下げた姿勢で食べ物を口に運ぶのは難しい。
起きている姿勢のところまで頭を起こして母の口が開くのを待って介助。
母は頭を下げようとするので支えるだけでも力が必要だ。

粘りのある状態のものには口を開かない。
母の口にしやすいものを口に運んだ。
ヨーグルトとほうじ茶ゼリーが中心になった。
それとて量は少ない。

午前中1人であくせくとしている時在宅で看取られた方のお話がふと思い浮かんだ。
そうだ結局は1人だ。硬く強い気持ちではないが 一人でもいいのではないかと思った。

迷うことはあるが案内人の母を頼りに行こうと思う。
とにかく辛抱しんぼうだな。

周りには心を支えてくださる方がいるし…。
母の表情は熱もないので穏やかだ。
さすがに咳の出るときは苦しそうだが。

良い方に改善することを祈りつつ…だなぁ。


2014年04月19日(土) ひやり!


火曜日にデイを早退してからずっと家にいる母。
昨日は調子が良かった。
夕方には平熱に戻っている。
食事も少ないながら摂れている。

今朝も平熱。
ただ痰が絡んだ咳が出ている。
食事の時痰が絡んでいると食べ物を飲み込まない。
痰が絡まない時には口を開けて飲み込む。
母の防衛反応だろう。
食べさせたい私は相変わらず辛抱しんぼう。

介護仲間からカロリーの高いものをと言われた。
昨日は栄養補助食品+豆腐にゴマグリームをかけてミキシングしたものを
食べて貰った。
お茶は定量摂れているが食事の分が半分がぎりぎり。
だから尿量も減っている。

「大」も出ていないので 今日はちょっと逆流気味。
咳も逆流から起きているように見える。
マグラックスも使っているが増やしていない。
別の方法で明日排出できるようにしよう。

熱が下がったので今日は歩いて数分の床屋さんに母を連れ出して散髪。
急な坂道を電動でない車椅子で降りるのははじめて。
後ろ向きで降り始めた時バランスを崩して「やば!」と思った。
「危ない!」と通りかかった人が手助けしてくれて助かった。
この道は車椅子では無理。
おそら車椅子の重さだろう。
今のものは軽いのでバランスを崩してしまうのだろう。

帰りはちょこっと遠回りをして安全な道を使った。
急がば廻れだなぁ。

夕食もついつい欲張って豆腐に胡麻クリームとチーズとほうれん草を
混ぜてみた。
これは味見してみて決してまずくはなかったが粘りがありすぎで
母には不評。
栄養補助食品とヨーグルトとお茶がせいぜいだった。
「焦るな!」と気持ちにブレーキをかけた。


昼食後 母をベッドへと移乗して急いで買い物に出た。
普通金曜日に土日の文を購入するのだがお休みでできなかったのだ。
帰路はタクシーで。
ぐっすりと眠っていたのでホッ。


2014年04月17日(木) しんぼう♪辛抱♪


会の報告書も無事届けて終了したが…。

母の調子が今一つすぐれない。
火曜日デイから連絡あり 早退。
曜日近くの診療所に通院し薬を処方して戴く。

今日のデイもお休み。
明日も休むと連絡を入れた。

こじらせれば誤嚥性肺炎という状態。

食事の摂取量も減ってきており誤嚥しないように注意深く来たので「これ以上の何をしようか?」と思う。
介護仲間から「誤嚥性肺炎を起こさぬように…」と言われて再度気持ちを引き締めているところだ。

体力が消耗しているので寝ている時間が長い。
昨日は少しおしゃべりもあったが今日は言葉がなくて寝ている時間が多い。

おかゆさんは夕方に少しだけ。後は液体の副食と水分が主体。
「頑張っていて偉いね」の言葉には反応し薄目を開けてゆるんだ表情になる。

就寝前には「今日も頑張ってくれてありがとう」とお礼を伝えている。

口に食べ物を貯め始めた時「飲み込んでね」と頼むとゆっくりとごくりと飲み込んでくれる。
「伝わっている」と感じる瞬間だ。

「高齢になると一度落ち込むと急激に落ち込んでいく」とこれまで幾度も聞いてきているのでそれだけが心配。
元の状態に戻れるかは神のみぞ知ること。
希望を捨てず 熱や咳が落ち着いてくれることを祈るのみ。
98歳なんだから 体の機能も98才だろう。

母の寝ている時にちょっとお散歩。
気分転換と運動を兼ねた。

夜間寝ている様子はおとといより昨日。昨日より今日のほうが良い。
よくなっているようにも見えるが朝がまずい。
明日の朝の様子がよくなっていれば上向きになっていると言えるのだが…。
辛抱しんぼうシンボウ。


2014年04月14日(月) ショート帰り


夕方 ショートステイより母が帰ってきた。
少し クタッとしてた。

「入浴時も昼食時もいつもと少し違うように感じた」と介助した職員が言っていたそうだ。
排便は2日目ということだった。

家に入って真っ先にトイレ誘導した。
「大」排出。
お腹も少しごろごろしていた。

その後夕食介助。
帰宅時のぐったり感は少し改善されていた。
でも積極的に食べる気配はなく話しかけながらゆっくりゆっくり介助。
そのうちに話しかけに頷きを返してくれるようになった。

定量を食べ終える前ごろから口に貯めるようになってきて少し焦った。
食べさせたい気持ちを抑えて母の飲み込むペースに合わせながら介助。
9.99パーセント食べきった。
残ったのはおかゆさん0.01パーセント。

食器をさげる数分の間に寝入ってしまった。
しばらく待って入れ歯を外して口腔ケアを済ませて顔を拭いた。

休息後老トイレ誘導し母の部屋へ移動。
母の隣で洗濯物をたたんでいるうちにまた寝てしまった。
しばらく待って足のマッサージをして パジャマに着替えて貰ってベッドへ移乗。

ベッドに入るとすぐに寝息をたてて寝入ってしまった。
辛そうでもないし特に楽しそうでもない。
でも軽いいびきをかいているので不快感はないように見えた。

午前中は 会の仲間と前年度の書類をまとめ終えた。
明日は 役所に報告書を届けに出かける。 


2014年04月13日(日) お花見


昨日 夫の実家へと出かけた。
夫の仕事を終えてからなのでお花見には遅れた。

道は渋滞。とはいっても年末年始ほどではない。
ひところより路側帯を走る車は減ったと思う。
それでも無茶な運転をする人は多いなぁ。

東京の桜は葉桜になっている。
50年前に亡き義母が植えた桜は満開。
とても見事な枝ぶり。
その下で テーブルを広げてお花見が始まっていた。
夫の兄弟とそのお子達と孫たち。
それにご近所の人も混じってとても賑やかだった。

みんな母のことを案じてくれ 義姉たちはしみじみと「はなさん 毎日大変だね」とねぎらいの言葉を頂いた。

姪っ子とそのお子ちゃんと一緒に近くの公園まで出かけた。
花見客も多い中 私の視線はアケビやつくし。
今 の暮らしのなかでアケビやつくしなど探す余裕もなくて…。
ついつい夢中になってしまった。
「おばちゃん みんなと全く違うところ見ているよ」と笑っていた。
「わっ 恥ずかちい♪」
義兄たちからもよく言われる。
「はなの故郷では 俺たちの食わないものを食べているんだ」と。
アケビの芽やウルイやヒョウという草等をさしているのだ。
ところ変われば…というやつですかねぇ。




2014年04月11日(金) 準備 じゅんび♪


ケラーズカフェの準備会。
地域によびかけて手をあげてくれた事業所の善意で今年ケアラーズカフェが誕生することになった。

今日は事業所と会の仲間と包括2ヶ所と役所の担当部所の方と話し合い。

企画に乗るのは役所と包括。
いろいろ話し合って次回へと継続課題とした。

そして明日は夫の故郷でのお花見に出かける。
夕がた義兄からお花見開始は11時と連絡があった。

いつもいつも夫を送り出すのみで面倒見て貰っているので 夜になってからおつまみを仕込んでいる。

家の中のこともあるのだが ちょっと横に置いておくことにして…。




2014年04月10日(木) 移行期の葛藤


午前5時に母の体位を替えた時はちょこっと咳をしたがぐっすり寝ていた。
6時に朝の準備をするために布団を抜け出す時もピクリともせずに
体を丸めてぐっすり眠っていた。

夫を送り出してから「おはようございます」と挨拶して布団を
ベッドの足元へとたたんでも母はピクリともしなかった。

「着替えましょう」と順繰りに介助をはじめるとまたちょこっと
咳をして薄目を開けた。

今注意深くチェックしているのは 誤飲だ。
飲み込むことが難しくなってきていると感じるから。
体重減少もあるので なるべく食べて貰いたいと思う。
少しずつゆっくり食べられるように様子を見ながら食事介助
しているが「体重減少」に心を奪われてしまうと無理強いをして
しまう傾向になる私。

ミキサー食への移行期に差し掛かっているのだがミキサーにしてしまうと
これまでの摂取量だと量が増えてしまう。
飲み込む機能が衰え始めているのだから これまでと同じ量では負担も
ふえるだろうことは想像できる。
だから栄養補助食品等も使い始めている。
けれど美味しそうな表情は少なくなる。
そうでなくとも食べ物の形態のせいで副食が限定されマンネリ化している。
美味しく食べて貰いたい気持ちと摂取量と食事に要する時間とのにらめっこ
が続いている。
加えて水分摂取がある。
母の血尿の話をすると在宅で看取りをした人の口から「あぁ そうだね。そういうことが
起きるんだよね」と口を開く。
特に90歳を越えた人を看取った方からそう言われることが多いなと感じる。
看取るまでの過程の中でそういった話は聞かれなかったのだが…。
きっと振り返れば…ということなんだろうと思ったりしている。

高齢なので医療に頼りすぎないように…母の生きていく気力に合わせて…と思って
いるのだが あれこれと迷うこともある。
母自身も我慢があるのだろうと思うし私もブレーキをかけなくてはならない局面もある。

医療の取り入れ方は考え方が個々に違うので個人の考え方や取組みに異論をはさむ
気持ちは全くない。
けれど選択した中で介護者も相当深く悩むだろうとことは容易に想像できる。
どちらを選んでも思い悩むのだろうと思う。

疲労感を強く感じることもなく腰の痛みもさほどではない。
が今日はサロン後 失意にある世話人とおしゃべりしましょうと誘われ参加した。
それがアルコールも加わり結構長い時間となった。
家に帰ったら朝のかたずけもできてない状態だった。
ちょっと片付けを済ませて背中を伸ばそうと横になった。
夕食の支度までのつもりだったのだが…。
目覚めたら 7時を廻っていた。
途中で「起きなきゃ」「デイの送りが来る時間だよ」と幾度もハッとして目覚めた。
「大丈夫 まだ時間があるから」と自分に返事して「何の根拠もないじゃん」
とまた自分に返事していた。
そんなことを繰り返して七時過ぎまで寝てしまってた。

日が暮れて暗くなってきてさすがに寝ていられなくて起きた。

慌てて夕食の支度。
支度を始めたころに夫が帰宅した。

先日「慢性疲労症候群」という文字に目が留まった。
意識してなかったが心当たることも数点あった。
「介護しているのだから仕方がない」とか「年も年だし」と思ったりしていた。
弱っていることを認めるととめどなく弱ってしまいそうな気もする。
行動制限をかけているのだが 手を抜けない部分も多い。
「体と気持ちを休めながら」を意識して過ごしていこうと思う。


2014年04月09日(水) 「痛い」って言えたね♪


水曜日は家で過ごす日。
食事は朝昼夕定量を食べることができた。
傾眠もなかった。

母が言葉を発したのは「いたいいたい」だけ。
朝オムツをベッド上で替えるときだった。
足の痛みを感じるところをギュッと押してしまったから。
「ごめんなさい。こりゃ痛かったね。教えてくれてありがとう」と
母に謝った。
注意を払っているつもりだったが いい加減だったのだろう。

痛い思いをさせたけれど言葉が出て嬉しかった。
母と過ごす時間は 音のない時間が増えてきている。
ラジオの音声か音楽か位だ。
ちと寂しい。

明日からショートステイ。
明日はサロンのお花見。
明後日は ケアラーズカフェの立ち上げの会議に参加予定。
会の声を受け止めてくれた介護サービス提供している事業所。
事業所の熱意で動き始めた。
さて包括や役所にも呼びかけたというが参加はどうなるだろう…。
近くの地域の会でも興味をもってみている。
ケアラーズカフェになるのか ディメンシアカフェになるのか…。


2014年04月08日(火) 前にいるのに…なぁ


今朝も寝ぼけ眼での起床となったが 着替えをしているうちに目覚めてきた
ようでにっこりと笑顔を見せてくれた。

昨夜の就寝は遅くもないし早くもない程よい時間だったのだが…。
明け方眠りが深くなってしまうのかなぁ。

食事も定量を程よい時間で食べ終えてゆとりのある朝となった。

デイへと出かけて夕方帰宅。
今週は しゃんとした姿勢で帰ってくる。
体調が良いということだろう。

帰宅後トイレへ誘導して「大」排出。
昨日の夕方 豚肉とほうれん草と大根おろしの雪見鍋でたっぷり食べてくれたので
その効果があったようだ。

夕食も眠らずによく食べたし食後すぐにウトウトもなかった。
食事後口腔ケア後顔を拭いてトイレに行って ちょっと休息して¹時間経過。
パジャマに着替えて就寝とした。

就寝前に母の正面でパソコンをやっていた。
普段は母が寝るまでは触れないのだが…。
母の視線の中に私が入らなかったのだろう「わぁ〜!」と泣き出してしまった。
母のそばに行って「いるわよ🎶」といったら安心したような表情となった。

母の目の前で手を広げても瞬き一つしない時もある。
そんな時はきっと母一人の世界に入り込んでいるのだろうと思う。
知らない人の中にいると私を視線で追ってくる。
母の目はとても不思議。

つい先ほどまでTBSラジオで介護と仕事の両立についてセッションしていた。
どうやら知り合いと思われる人が数人メールや電話をしていたようだ。
ほほう!と耳を傾けて聞き入った。

母は今日も熟睡中だ。


2014年04月07日(月) 穏やかな1日


昨夜は パット替えの時パチッと目を開けていたが
朝までぐっすり眠っていた。

起床時も少し眠そうな感じだったが 順繰りに着替えをして
朝食の頃には眠気も消えた様子になった。

朝の食事は いつも定番。
味噌汁と温泉卵とお浸しとヨーグルトとおかゆさんだ。
いつもの時間で食べ終えた。

顔を拭くとにっこりとして気持ちよさそう。

玄関へ移動してデイへの準備。
デイの職員のあいさつが聴こえなかったのか無反応。

夕方帰宅したときには昼食完食できたとあったので「おおっ!」
と感激。
夕食も定量を1時間少しかけて完食できた。

就寝まで居眠りもなく元気だった。


2014年04月06日(日) に・ち・よ・う・び♪


日曜日の朝。ちょっと雷鳴があってちょっと肌寒かった。
母は気持ちゆっくり起床とした。

目はパッチリとしており目覚めはよろしい様子。
朝食介助も順調。
視線を合わせてきて問いかけには頷きで返答してくれた。

洗濯しながら入浴の準備をして 昼食前に入浴。
浴室を温めてシャワー浴にした。
洗髪し体を洗って よく温まって貰ってお風呂を出た。
髪を乾かしてから昼食。

昼食を食べた後 休息してベッドで休んで貰った。
寝入ることはなくて2.30分ほど横になっただけだ。

夕食の支度をして夕食介助。
眠ることはなかったが 口の中のものをなかなか飲み込まず
苦戦した。
1時間ほどかかって食べ終えた。

意識はしっかりしており目を合わせては頷いていた。
そうそう一度だけ「あはっ」と声を出して笑った。
確か朝食をとっているときだ。久しぶりに笑う声が聞けた。

今日も眠そうな様子もなく過ごせたなぁ。


2014年04月05日(土) 定期通院と買い物

毎日服用している薬が残り少なくなってきたので通院した。
起床した頃は真っ青の空だった。
西に真っ白な富士山がくっきりと望めていた。

通院するころには北側には真っ黒な雨雲が出ていた。

車で10分ほどのところにある掛かりつけの診療所。
診察室はがらりと空いていて患者さんは誰もいなかった。
「ラッキー!!」
すぐに診察して頂いた。
気になっている症状も質問した。
医師は病院の検査結果を見直して気になる数値を見て
「心臓は大丈夫とは思う。薬の副作用と思われる」と。
様子見ということで診察終了。

お薬を頂いて お店の中をくるりと買い物。
魚屋さん。八百屋さん。本屋さん。スーパー。パン屋さん。
お茶屋さん。ドラックストアと順繰りに回った。

そろそろ帰ろうと思って「さ 帰ろうね」というと母の目は
真剣そのもの。
覚醒している母を見るのはお花見以来だ。

母にはいつもと違う景色は 程よい刺激となるようで脳が活性化
するように思えた。

母の気持ちを汲んで 更に時間を延ばしてお店をクルクル。
2時間半ほどの外出となった。

タクシーに乗り家に戻った。
帰りのタクシードライバーさん「ゆっくり 乗ってくださいね」と声を
かけてくださり嬉しかった。
4年前くらい前にはお花見しながら川べりを車椅子を押して家に
帰ったものだが…風の冷たさやわが身の体力を考えるとタクシー
になってしまう。

昼食介助を済ませても母の目はパッチリしていた。
デイでは 寝ている。

手足のマッサージをしてケアマネさんを待った。
今月から新しいケアマネさん。これまでのケアマネさん退職のためだ。
新しい方は初対面ではないのだ。
ショート先でお世話になったことがある。

今の母の様子の聞き取り。ケアプランの確認。
そして これまでの母のヒストリーを聞いてくださった。
「施設と家では 皆さん 良くも悪くも違うものですね。今つくづく感じています。」
と話されていた。
「母をグループホームに託していたころ そのギャップを見てきたのでよくわかります」
と伝えた。

ケアマネと話している間も母はお目目パッチリ。
話しかければ頷いている様子をみて感じられた様子だった。

「今日は 外出しましたのでよく反応してくれます。刺激がある暮らしってやはり
いいのだなと思います」と話すとケアマネも「そうなんですよね」と同意してくれた。
「デイやショートの時には難しいことは存じています」と伝えた。

そんなこんなでケアマネさんとの時間は過ぎた。

それから大急ぎで夕食の支度。
そして夕食 少し傾眠が始まったが 食事を終えるまで何とか堪えてくれた。

食事のかたずけをしているときにウトウトしたがトイレ誘導の時にはしっかり目覚めて
その後少し遅めの就寝までしっかり起きていた。

食事の量も定量で水分も定量。
母もいい表情だったし外出出来て良かったと思う。
暖かくなってきたので外出しやすい季節となったのだなとつくずく感じた。


2014年04月03日(木) お花見ができた


昨日午前中に お花見に連れ出した。
最近は「お花見に行きましょか?」と聞いても返事が返ってくることは
激減している。
昼食の準備を済ませ トイレの用も済ませてから外出。

外に出ても表情はあまり変わらなかった。
「無理をさせているのかな?」と思いながら近くの公園まででかけた。
桜を見上げることもない。
「風が温かくなったねぇ」と話しかけてみるが目に見えての変化は見られなかった。

座位の姿勢はよく 居眠りもしない。
そういうところから想像してみて 無理強いさせているわけでもないなと感じた。

今使っている車椅子は電動ではないので上り坂は押す方が辛い。
だから道を選びながら緩やかな坂道を選んで移動した。

8年くらい前までは 肩を並べてよく歩いた道だ。
記憶があるかと推し測ってみても表情も変わらないのでよくわからなかった。
特にきょときょとするわけでもないのでほんとにつかみにくい。
「記憶がのこっているといいな」と願いながら車椅子を押した。

40分近く外で過ごしたが居眠りもなかった。
家に戻って手洗いをしてすぐに昼食。
傾眠もなくぱくりぱくりと食べてくれた。

午後療法士さんが見えてリハビリを受けた。
「暖かくなってきたので 手の緊張が緩んできていますね」と言ってくれた。

リハビリが済んだあと休息して その後おやつ。
夕食が済むまでウトウトもせずに過ごせた。
夜間もぐっすりと眠っておりパット替えや体位替えの時も目覚めることはなかった。

お日様の力か春風の力か。。。。
おしゃべりできなくともいい状態になっていると感じられてとても嬉しかった。


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