母のタイムスリップ日記
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2010年05月30日(日) 明日から「ろくがつ」だわ♪


 思考力低下にふうふうとため息をつきながらようやく先が見えてきてホッとしている。低下しているのは 思考力だけではない機動力・気力維持…等々。できる事を少しずつ…とちょこっとずつ作業しラストスパートだった。

この間 母をショートに託し 会議やら甥っ子の結婚式やらもあった。
4泊5日のショート帰りは 母の機嫌はやや悪かった。
手こそ上げてこなかったが怒りっぽかった。
それでも生活が戻ると落ち着いてきた。

結婚式では 家族揃って 夫のふるさとに出かけた。
夫の兄弟家族と久しぶりに出会った。
子供たちも大きくなって 全員が同じ日に顔を合わせるというのは冠婚葬祭の時になってしまったなぁとつくずくと思う。

甥っ子のなんとも言えない幸せ感が微笑ましいなぁと感じた。

義兄から「お母さん連れてこうしぃ♪」と言われた。
個風呂がある温泉に入れてあげたいというのだ。ありがたい言葉だった。
実の息子だって言わないよ!
過しやすい季節に・お風呂に入れるうちに連れて行けたらいいのだが…。

そんなこんなで 今日で5月も終わる。
在宅に戻って半月目に入る。

気儘な娘との日々。母はどう感じているものやら…。
何とか落ち着いて過せていることに感謝しながら またのんびりゆっくり歩んで行こう。


2010年05月18日(火) 久々に出た言葉


夫 早朝に出ると言うので えいやぁと起きて朝食を作り 送り出す。

それから 朝刊を読む。
今朝の朝日新聞 「生活」のケアのかたち 認知症に寄り添うと題して 孤立が生む「ゴミ屋敷」で住民ボランティアの活動が掲載されていた。
私もこのことが随分前から非常に気になっていた。
記事によると4年ほど前から取り組んでいるのだと知った。
連続して掲載されるようなので読んでおこうと思った。

新聞読みもそこそこに 母に起きて貰う。
今日は 余裕綽々の起床時間である。

ゆっくりと食事介助して 玄関からの階段を下りて貰って車椅子に。
デイのバスが迎えにきて そのままデイへ。

最近 ご近所さんのゴミだしを見ていると庭を掃除して出たゴミが連日出されている。
隣接する2軒のお宅に枝が延びてしまっている。
「迷惑なんだよね」と気になっていた。
それに 茶毒蛾の季節の始まる前に椿を剪定しておかないと面倒なことになる。

もうぎりぎりだと思って 剪定ばさみを出してパッチンパッチン。
いやぁ 東側が鬱蒼として暗い。
こんなに生い茂っていたんだなぁ。
のこぎりを取り出し ギコギコ。バッサバッサと枝を切り落とした。
苦手な山椒もバッサバッサ。
作業しながら 枝を縛る紐が切れてたことを思い出した。
午前中の約三時間 作業して小さな枝は袋に詰め込んだ。

お昼を食べてお店に走って紐を購入。
母の帰るぎりぎりまで後始末。

母が戻って トイレ誘導。「大」「小」排出。
夕食の支度も未だで 少しイライラ。
剪定が延び延びになっていたのは こういうことも避けたかったのである。
ゆっくり待って上げられなくて母には悪い事をしてしまった。

急いで食事を作って夕食開始。
いいスピードで食べていた。

この所 言葉がなかなか出なかったが今朝 久しぶりに「んまいなぁ」との呟きを聞いた。「打ち豆」を食べた時のことである。
自発的に出た言葉。
思わず母の顔を見た。なんとも言えない表情をしていた。
最近は「うふ」「うふふ」が美味しいって事だった。
それと就寝の時 剪定作業で腕が痛くなって辛そうな表情になった時に
「いたいのか?」と私に聞いたのである。
会話できるほどの言葉ではないが…私にとっては嬉しい言葉だった。

明日から 暫く日記の更新休みます。
PCの作業が立て込んでおり お尻に火がつきかけています。
母は明後日からショートステイ。間に合うかなぁ。


2010年05月17日(月) 髪飾り…


 目覚まし時計の鳴る前に目覚めると「まだ大丈夫」と気持ちが大きくなってしまう。
母も寝ているのをちょこっと見て「あと少し...」と思う。
これが曲者で 目覚ましがなると一時的にストップさせ 数回を繰り返してから起きあがる。

その昔は 目覚まし時計なんて要らなかったのになぁ。
年齢と共に 緊張が緩んでしまっているのだろう。

今朝も元気に目覚めた母 食事も順調に進み デイへお出かけ。
此方は その隙に美容院へ出かけた。
週末に甥っ子の結婚式があるので ちっと綺麗にしておかなくては...。

美容院では雑誌をパラパラめくって 印象派の絵画写真をめくってみた。
そういえば 誘われていた。ボストン美術館展が開かれているからって…。
「なんで 今頃ボストン美術館?」と思っていたら 美術館を改装するから
世界を巡回していると言う事だった。 知らなんだぁ。

デイから戻った母 ふとみるとブーゲンビリヤと小菊の生花の髪飾りをしていた。なんだか可愛かった。
昨日から母は前屈気味。
デイの戻りにも前屈気味だった。職員も今日は前屈になることが多かったと言っていた。
少し「大」の量が足りないのでそのせいかな?
家に入って「大」「小」排出。
これで改善されるかと思ったが 就寝時まであまり変わらなかった。
これまでも 左右それぞれ傾斜するし。前屈だって時折あったので それほど心配はしていないのだけれど…。

気温が上がってきた。
今度こそ 暖房器具は片付けてもいいのかな?
でも梅雨の走りには また肌寒くなるかな?


2010年05月16日(日) ためいきでござる


この所 PCに制御が働いて面倒この上ない。
PCの何たるかを理解していれば 何てことも無いのだろうけれど...。
連日四苦八苦している。

母の居る日は 母が就寝しないと立ち上げないので 時計と睨めっことなる。今日もそんな訳で 面倒になってきた。

自分でいろいろインストールしているんだろうけれど 以前と比べて本当に手がかかる。
頼むから 新しいのに替える時インストールするから これまで通り使わせてよ...と思ってしまう。

と言う訳で 日記更新より 母のこと明日の事を優先だから...今日は これまで。

これから 母のトイレ誘導でござる。


2010年05月15日(土) 美容院へ


 今日は美容院へ出かけた。
気になっていた通院と美容院行き。
昨日 通院できたので 今日は美容院へ。

いつもの如く 美容院の人に手伝って貰って 階段を上がりカットできた。
母は カットして貰っている時 幾度か笑ったそうだ。
着ているTシャツの模様を見て声をあげて笑ったようだ。
最近の母の笑いは 大笑いではない。
でも人を笑いに巻き込む。
今日もカットしてくれた人が笑っていた。

美容院を出て スーパーに立ち寄り家に戻った。
帰路はタクシー。
運転手さんの対応が嬉しかった。
下りる時に 玄関までどうやっていくのかと考えてくれていたようで「お手伝いしましょうか?」と言ってくださった。
「ありがとうございます。1人でできます」と伝えた。

相手から意思表示を受けるってありがたい。
まして車椅子を押す事まで気にしてくださった運転手さんは初。

今日は 就寝してから「あはは...」「あはは…」と笑いながら同じ寝言を2回繰り返していた。
いつもは「うふふ」なのに 今日は「あはは」よほど楽しい夢を見ているんだろう。

今日もトイレ介助はジャストミート。
便秘もないし 出かけた割りに疲れもない。
母にも私にも 気分の良い1日となった。

今日は早目に日記纏めたのに 消えちゃった。
同じ事を2度書く気力はないので...あきらめた。


2010年05月14日(金) 通院日


今朝は何故だか ゆったりモードのスイッチが入ってしまって 慌しく朝食介助。資源ごみとプラごみの回収日でトタパタ。
それに生協の荷受の日でもある。

車の音がして出てみたら生協とデイの車が同じ時間で少し慌てた。
母を急いで玄関に移動させて 先ずはデイに送り出して 次に生協の荷受。

午後介護者の会。
バスに乗って移動。
母を在宅にしてからは 送迎に間に合うように帰宅するので自転車出の移動は極力避けている。
普段は 別の場所に見えている方が その日時間が取りにくくなったので此方の会に見えた。
暫くお休みしていたので たまりに溜まった思いを吐き出されていた。
一つ一つの想いが痛いほど判る。
過去の自分の想いと重なる部分があった。
初期の時って 介護者も病む。

送迎のためにぎりぎりで退席。
家に戻って 母を待ち 帰宅したら其の儘 定期通院。
今さっきまで 出かけていた場所近くまで移動。

「おぉ よく歩けるね。いいぞいいぞ」と医師。
母も医師の顔をみてにやり。
診察を受け 薬を戴いてようやく家に戻った。

薬が処方されるまでの間 飲み物を調達し飲んで貰った。
バナナも持参していたけれど 生憎食べる場所がなかった。
勿論 トイレ誘導も。
ちゃんとトイレで排出できた。

ようやく家に戻って 夕食。よく食べてくれた。
それからにこやかで ちっとも眠そうではない。
ひょっとして 食後2粒のチョコを食べさせたので それが影響しているのかもしれない。
椅子に座っている間 床に置いてあるリモコンに興味を示して 前のめりになりながらリモコンを持っていた。
ブルーレイのリモコンと交換した。
母はリモコンを理解できていない筈。
おそらく 母が認知症の症状の出てた頃は 家のテレビは リモコンではなくダイヤル式だったと思う。
それでもボタンを押してとても楽しそうにしていた。

そのうちに眠くなってきたようで パジャマに着替えて就寝。
今日は 寝るのものんびりモードで 9時を当に廻っていた。


2010年05月13日(木) グッドタイミング♪


今朝もやはり肌寒かった。
デイに送り出す時 職員の方が申し訳なさそうに 「高専賃も利用対象者という事で 折角利用料安く出来たのですが...行政から高専賃入所者は対象外と言われて また元に戻ります」と説明の封書を手渡された。
事業所の責任ではなく 行政の指導なので怒る理由はない。
むしろ お気の毒。
「まぁ 振り回されて大変でしたね」と言ったら「ありがとうございます。中には怒る人もいて...」と。
利用料は安いとそりゃ助かるけれど...。

母は運転手さんに極上の笑顔を見せてバスに乗った。
ここの運転手さん とてもにこやかで全てを受け容れてくれるって感じがしていたが やはり母も気がついているんだなぁ。

こういう運転手さんって 二人目。
施設に入所する前に利用していた事業所の方。
プライベートな時間でも 道で逢うと車のスピードを緩めて挨拶してくれたり「この間 散歩していたね」と話しかけて下さっていた。

他の運転手さんが無愛想なのではない。
きちんとやるべきことをしてくださっている。
仕事プラス優しさと丁寧さ...を持ち合わせている方と感じるのである。
こう言う方と出会うとなんだかとてもホッとするのである。
心象だからとても曖昧だけれど...。

デイから戻った時 職員が「歩けてお話が出来て 利用者さんから話しかけられると頷いておいでで...いい感じですよ」と。
そういう話を伺うと これまたホッとする。
連絡帳に特別のことが書いてなくともこうやって様子を伝えて言葉を交わせるって嬉しい。
共に見守っていると実感できる。
きっと人によって受け止め方が違うと思うけれど 私はこういう方が好き。

母はトイレサインを出していたので トイレ直行。
「大」「小」排出。
デイのバックを覗いたら パット1個減っていただけ。
トイレ誘導で間に合ったのかな?
帰宅してもパットは綺麗な儘。
水分は いつも通り摂取して出かけている。
とてもすがすがしい。
家にいても間に合わない時もあるので トイレ誘導のことをあれこれ言うつもりはないでも 母が気持ちよく過せたのだなと判るので...。

夕食前は 何時も通りバナナと水分補給。
それから暫くは 夕食作るので時折話しながらキッチンとダイニングを行ったりきたりで様子をみる。
お腹が満たされトイレも心配ない時は 独り言を言ったりしながら ゆっくり待っていてくれる。

夕食も順調に食べて ゆっくり休息。
トイレ誘導して 母の部屋に行って洗濯物畳み。
今日は少し右傾斜が強い。
それでも一度だけ自分で姿勢を立て直していた。これは珍しい事。
口腔ケアを済ませた。
この所 口腔ケアの仕上げは洗口液を綿棒に浸して口腔内をふき取るようにしている。

洗濯物を収納終える頃には眠そうな表情となった。
トイレ誘導して パジャマに着替えて就寝。

2時間後には 母はベッドでモソモソと動く。
そしてトイレ誘導。
トイレで「小」排出。

更に2時間後 「おかちゃん」と小さな声。もそもそ動く。
トイレ誘導 「小」排出。
今日のトイレ誘導パーフェクトだわ。
こんなことも珍しい!
あまり良すぎると 力み過ぎて誘導過多になってしまいそう。 
「力まず力まず...」と言い聞かせて眠る事にする。


2010年05月12日(水) 一歩が踏み出せない時


今日も肌寒い1日となった。
洗濯物を 外に干したけれど 雨が降り出したので慌てて室内へ取り込んだ。
ところが 朝 傘を広げて干していた事をすっかり忘れて びしょぬれになった。幸い 午後 日差しが戻って乾いたから助かったのだけれど...。
傘を干している事を忘れていた事が どうにも締まらない話である。

暖房を入れておかないと母は寒そう。
もう 連休過ぎたのに暖房器具片付けできない。

お休みの日はトイレ誘導と食事に明け暮れる。
様子を見ながらの誘導である。
この所 トイレの時間がずれてきている。
着ている物や気温の影響もあるのだろう。
デイに持たせているパンツやパットも使い切ってしまって 濡れた状態で帰宅する事もある。時にズボンにまで沁み込んでいたり...。
新陳代謝が良いと思えばいいのだよね。
ただ本人は少しつらい事だろう。

夕食後のトイレ誘導を終えて廊下に出ようと介助している時に母の足がパタッと止まった。
一呼吸置いて「足上げてね」と再度前に少し引いても足が出ない。
数回繰り返している時 つらそうな表情だったのでちょっと持ち上げて廊下に出そうと思った瞬間「わがらね」(わからない)と母。
それから数秒後膝を高く上げて1歩踏み出せた。
言われていることが理解できなかったのだろう。
でも そういってから理解できて膝を上げたように感じた。

其の儘母の部屋まで歩けたのだが 椅子に座らせたら「誰だ?」とまじまじ私を見つめた。数秒後には にっこりしたけれど...。

母の頭の中は いつも同じ状態ではなく 時折 聞こえた言葉を受け止め動き出すことが出来なくなるようだ。
一歩が踏み出せない状態は 以前からあったのだが 足が痛いのかも知れないし排泄と関連しているかもと思っていた。
事実 そういうこともある。
でも一歩を踏み出せないのは その時々で理由が異なるのだろう。

今日は 言葉を発したので理由が見えた。
行動を補足できる言葉を出してくれると介護するものとしてはありがたい。


2010年05月11日(火) 滑り込みセーフ


 気持ちよく目覚めた母 笑顔全開。
トイレ誘導 洗面の後 着替えをした。
昨夜 お粥さんのタイマーを入れ忘れてた。
起きて直ぐ気がついて スイッチオンにしたが デイのお迎えまでにはぎりぎり。おかゆさんは 時間がかかる。
生憎 パンもないし...。
冷蔵庫にうどんが残っていた事を思い出した。
出汁も作り置きが残っていた。
ほうれん草も茹でてあったし 温泉卵もある。
と言う訳で 今朝はあったかうどんにした。

水分は 焙じ茶にして...。
後は 苺の練乳がけとバナナ。

食べ終わる頃にお粥さんが出来上がった。
待てば間に合ったかもしれない。
でも 炊き上がったばかりの熱いお粥さんなので 食べるのに はふはふとして時間がかかりそうなので うどんでよかったのかもしれない。

デイに送り出して洗濯。
午後は ちょっとした打ち合わせがあり外出予定。
デイの迎えに見えた職員に外出する事を伝えるのを忘れてしまって 慌てて電話した。
戻ってくるのが遅れると心配をかけるので先に伝えておく。

母を送って 急いで夕食の支度。
早煮こんぶと大根と鰊の煮物をコトコト。

早目に家を出た。
今月は甥っ子の結婚式がある。
式に着る服 ちょこっと何か変えてみたいので デパートをのぞいてみた。
外出の機会も少ないので すべてがついでである。
候補だけは見つかったが「ほんとに必要か?」と自分に問うてみる。
次に来る機会があって 購入したいと思った時で間にあいそうな気がしたので見るだけにした。

早目に打ち合わせの場所に向った。
5時までに帰るので打ち合わせも早帰りの予定。
地元では 介護者の会があり そちらは欠席。
どちらも中途半端で 何となくすっきりしない。

打ち合わせの途中で自分の時計が遅れていると気がついて 慌てて中退。
電車に揺られて 地元の駅に着き家までタクシー。
タクシーが家の前に着いた時とデイの車が着いたのがほぼ同時。
デイの送りが予定より早かった。
「伝えていたのに...」と思うが仕方ない。
もう一方のデイは こういう時 少しだけ時間調整してくれるのだが...。

とにかく間に合ったのだから 良かった。
これから こういう時には ヘルパーさんの利用も視野に入れておく必要があるかもなぁ。
さて 何処を使おうかぁ。
施設にいた時にお願いしてた所には「いずれまたお願いするかも」と伝えている。よく取り組んでくださった方なのだ。
個人的にも了解を得て貰っているのである。

夕食も順調に食べ終えて 機嫌もよく 自然に眠くなるのを待ってトイレ誘導して就寝。

今日は お天気のせいなのか どうにも気力が湧かない1日だった。
季節のわりに気温が上がらない。
明日の昼は気温も上がるが また少し肌寒い日になるという。
母も心配だけれど 此方も気温の変化についていけないなぁ。


2010年05月10日(月) 心地良かったんだね♪


 初夏。
ゆずり葉ではないけれど 常緑の葉が入れ替わりで落葉が多い。
デイの送迎バスが来るまで 塀の前に落ちた葉っぱを掃いた。
いつもは 玄関まで職員が来て母の乗った車椅子を引いてくれる。
今日は 母を両手引きで階段を下りて車椅子で待って貰った。
外で待ってももう寒くないからできるようになった。

朝 デイの予定表をみて公園散策とあったので 寒くないように そして 暑かったら脱げるような服にした。

デイから戻った母 穏やかな表情だった。
外が大好きな母なので きっと心地よかったのだろう。

夜 デイのホームページを覗いたら 今日の様子がアップされていた。
いい所へ出かけられたのだと判った。
私は幾度か出かけているけれど 母を連れて行ったことはない。
母が喜ぶだろう場所と思っていたのでうれしかった♪
私が連れて行こうとしたらタクシーを飛ばして行くしかない所である。

きっと今日は水分が足りないだろうと想像できたので 戻ってから水分補給。勿論バナナも。
今日も一口分は自分で手を伸ばして食べていた。
でもこれが連続する訳ではない。
残りは 此方が介助。
気分が良いのか空腹であっても機嫌は良かった。

夕食は マーボ豆腐。
豚挽き肉が冷凍室に残っていたので 使い切るにはこれしか浮かばなかった。買い物に出た時に韮だけ購入した。他の食材は家にある。

母のこともあるので 仕上げの片栗粉はいつもより多めに使った。
でも食べさせる時は ちょっとびくびく。
ひき肉が噎せないかと気になる。
一口食べて貰って様子を見た。
以前 ひき肉で噎せたことがあるから...。

今日は 心配無用で 一人前食べても噎せなかった。
1度噎せると やはり気になって避けてしまう傾向にある。

豆腐に湯葉とは ちょっと工夫が足りないが 湯葉の期限がそろそろなので使い切ってしまいたかった。
引き売りの豆腐屋さんの生湯葉なので 美味しいうちに食べ切りたい。
一口運んだら 母にっこり。
豆の甘さを感じられたのだと思う。

夕食は フルーツとスイーツのおまけ付き。
それもしっかり食べてニコニコ。
ケフッとなることもなく 安心あんしん。

程よい時間に就寝し 2時間後には「小」排出。
今日も 落ち着いた1日だった。


2010年05月09日(日) 至らぬ娘ではありますが...


 午前中は 夫もいて食事の支度と洗濯で過ぎた。
昼過ぎ夫は 会社へ。
それから2人で キャッチボール。
ビーチボールだったり スポンジのボールだったり お手玉だったり...。

今日は 母の日なので「お母さんありがとう」と感謝の言葉を伝えた。
母は「うん」という表情で頷いた。
今の母 私のこと「娘」って判っているのか?
昨日 母が階下で叫んでいた時私の名前を呼んだような気がしたんだ。
記憶のどこかにきっと覚えていて 普段は言葉に出来ないだけのような気もする。
そういえば 昨日 母の隣に座ってちょっとウトウトしてしまった。
その時トントンと私を叩いた。
「トイレかもしれない」と思ったが 気持ち好さに負けて15分くらいウトウトを続けた。
その後「ごめんごめん」とトイレに誘導した時「あんたなんかぁ〜」と言って 顔を背け怒った。
母は 介助してくれる人として意識しており 合図したのに気がついてくれなかったことを怒ったのだろう。
という事は トイレ誘導して欲しいのである。
自分の事を気遣ってくれる存在として認めてくれているという事だろう。

いつもいつも100パーセント理解してあげることは なかなか出来ないけれど
踏ん張り甲斐があるんだよね。

母の日の特別のお料理はしなかった。
だんだん横着になって 季節の行事食も手を抜いてばかり。
遺憾ことです。
至らぬ娘である事を反省しながら 母の日を過した。


2010年05月08日(土) 会話成立


昨夜の留守の出来事は 予想外の事だった。
原因を探るため あれこれと遡って考えて見たけれど「?」
少なくとも家では 乳製品は使ってない。
風邪か・体調不良かと検温してみたりしたけれど平熱。嘔吐もない。

デイから戻ってから 少し咳をしたがこれは嚥下に関係しているように感じていた。酷い咳ではなかったし ほんの数回のみだった。
出かける前のトイレ誘導での「大」は健康そのもの。
後に下るような気配は無かった。

たった一つの心あたりは 野菜がいつもより多かったという事くらい。
野菜だけでおなかいっぱいになるほどの量ではない。

あれから明け方の「小」までぐっすり眠っていた。
作業していて午前2時過ぎに就寝したが ぐっすりと深く寝入っていた。

今朝の目覚めもよく 快調な滑り出し。
でも 洗濯物を干す時に母の居室に置いて2階に上がったら「おぉかちゃぁ〜ん!」と半泣きの声が聞こえた。
家で過ごすようになってから こんなに大きな声で私を呼ぶ事はなくなっていたので 母の部屋へすっとんだ。
ひょっとして 椅子ごとひっくり返ってしまったのではないかと心配になったから。

母は ちゃんと椅子に座っており 泣いている以外何の変わりもなかった。
そこでトイレかと思って誘導。トイレは空振り。
身体的な変化はなかったが 言葉に出せないだけで調子が悪いのではないかと気になった。

暫くすると母の笑い声が聴かれて 別段心配しないでも良さそうと思った。
想像だが 母の座った位置が昨日と同じ場所で 昨夜の出来事がフラッシュバックしたのではないか...。

今日いちにちの食欲は 普通。
夕食前のバナナ以外にも 間食もしている。

いつも通りの1日が過ぎてホッとした。

夕食の支度をしている時 
とんとんとテーブルを叩くので「トイレ?」と聞いてみた。
ちょっと間を置いてから「だれが?」と言う声が聞こえた。
「〇ちゃんよ」と返したら首を横に振った。

こんな反応は 他人からみると何でもないようなことだろうと思うけれど 私にしてみると 立派な会話が成立していると嬉しくなる。
こんな会話は 滅多に起きるものではないから...。

今日は 夏日になるとの予報に母の下着を半そでに替え 薄手の長Tシャツを2枚重ねで着用して貰った。下ズボンも五分丈。
ところが一向に気温が上がらない。
母は「さ・む・い」と言った。
慌てて 上着を着せて膝にはミニ毛布をかけた。母にっこり。
暫くすると母の手はホカホカとしてきた。
着る物の調整が難しい季節だなぁ。


2010年05月07日(金) !!!


母をデイに送り出して 朝食を摂り片付けしていると電話が鳴った。
ご近所の方。
「家の中 特に押入れが乱雑になってきているので 今回ショートを使うことにしました」と。
この方 最小限しかショートを使われなかった。
高齢者世帯でもあるし 体調も優れないご様子なので もっとショートを使って自分を大事にして欲しいと思っていた。
でも介護は 人によって多少違う。
「自分で無ければ 駄目なんだ」と思う人もいる。
当事者は 初期の認知症。
具体的に困っている事をお話なさらないので 突っ込んで聞くこともしなかった。話したい時がくれば きっとお話くださるだろうと思っていた。
だから 此方も何も言わなかった。

でも今回は 「良かったですね。私も家のことは放置です。片付かないですよね。 今度 介護者の会にいらしてみませんか?いろいろ困っていること等話題に上りますよ」と伝えた。
これまで 時折会報等も届けてたが「まだ 大丈夫」と言われていたので無理に誘うことはしなかったのである。

すると「是非 出かけてみたいです」と直ぐに話してくださった。
困っている事が増えているのだろうなぁ。

それから 介護仲間と役所にひと走り。
今回はなんとか受理して貰えたがまだ完璧ではない。

もろもろの買い物を済ませて家に戻って パソコンの作業をしながら夕食の支度。
母が戻って トイレ誘導。「大」「小」排出。
その後 夕食。
今日は 夜会議がある。ショート一に空きが無かった。
だから 夫に母のことを頼み2時間だけ会議へ出かける予定があるので 出かける前に口腔ケアとトイレ誘導をしておく必要がある。

全て済んだところに夫が帰宅して バトンタッチで会議へ。
夫は ベッド移乗もトイレ誘導も出来ない。
とにかく見守りだけ。
ていうか テレビを見ていて母と同じ部屋にいるという事だけ。
母も眠いだろうと思って 会議が終わる前に引き上げてきた。

部屋に入ると臭う。
とにかく トイレ誘導して...と立位介助したら椅子に敷いてあるクッションがぐっしょり。
「わぁ やっちゃった!ごめんね 気持ち悪かったでしょう」と謝ってトイレまで誘導。
みると「大」が大暴れした状態。
「こりゃ ほんとに悪かったわね」と再度謝って バケツやら新聞紙やらあれこれ準備して手当て。
何から手を付ければ良いのかと悩ましいほどの大暴れだった。
手当てに1時間以上を要して 母をベッドに横になってもらって 後片付けを始めた。
これも1時間ほどかかった。

一区切りついてから夫に「何時ごろから臭っていた?」と聞くと「30分くらいかなぁ。それまでは 機嫌が良かったんだよ」と。
「臭って気持ち悪かったでしょ。すみませんでしたね」と謝ると「こんなもんだろうと思っていたよ」と。
「いえいえ こういうことは滅多に起きないのよ」と伝えた。

調子が良ければ 9時過ぎまでらんらんとしていることだってあるし...。
7時に全て終えていたら10時くらいまでは何事もなく過ぎるが普段なのである。

「こんな時に限って...」は繰言になる。
たった2時間で溢れるほどの「小」と「大」
おそらく「小」が先で「大」が後。
5回分は大丈夫なパットとトレーニングパンツ。
ひょっとしたら パットの当て方が不味かったのかな。
ちゃんとしたつもりだったけれどなぁ。

1つ勉強した。
人に見守りを頼む時には パットの当て方再度点検。出来る限り速やかに帰ること。

さっき トイレ誘導して「小」のみ排出。
でも母の身体 ひんやりしていた。
お布団は いつも通りだし...。
ショックでひえることなんてあるのだろうか?

もう1つ 困ったことが起きた。
毎年 家の中に出没する蟻。
会議に出かける前 母の部屋に出没した。
外に通じるところではない。
一体何処から?
思い当たる事がなくて...しばらく様子見。
夏が始まる前に起きるここ数年の我が家の不思議な出来事である。
窓も開けてないんだれど...。
蟻が突如現れるのは 決まった場所ではない。
一昨年は2階だった。
昨年はキッチンとお風呂場。
母の部屋は初。
ふぁ〜!


2010年05月06日(木) 元気の元


母は デイで両手引き歩行で40メートル歩いたと職員が教えてくれた。
前回が20メートル。

現在2つのデイに通所しているが それぞれ趣が異なる。
おたよりもかなり違うし レクレーション活動もかなり違う。
スタッフの平均年齢も異なる。

1つのデイデイサービスでは ブログがアップされた。
昨年から そういう動きはあって「写真等アップすることもあるということで当人や家族の了承して頂けるか」と言う確認が入ってた。
これから時折 のぞいてみようと思った。

母は 相変わらずお腹が満足すると良く笑う。
夕食を摂っている時「食べるの大好きだねぇ」と話しかけたら深く頷いてくれた。食べっぷりをみていると食事が何より楽しみなんだなと伝わってくる。
配膳されるまで呼びかけても返事もしないのに ご飯・おかず・汁物がテーブルに並ぶとにこやかに返事してくれる。
介助する者にとって励みになる反応である。
昨日 ご飯が熱かったので「まだ熱くてねぇ。どうする?待つ?」とお茶碗に触れさせてみた。深く頷いたので もう少し冷めた方がよいのだと理解できた。こういう時は 機嫌よく待っていてくれる。
当たり前のことだけれど「食べるのが好き」って元気の元だなって教えられる。

そうそう 昨夜「噎せるかな」と心配だったが 噎せもなかった。
昨日は トイレ誘導がばっちりあっていて パットの濡れがなかった。
此方の気持ちの向き方も影響するので...からぶりもあるし パットがぬれることもあるのだ。
だから 今回在宅時間が長かったのに 今日の可燃ごみ回収のオムツの袋はいつもより少なかった。

母がデイに行っている間に 自転車を飛ばしてドラックストアに走った。
必要なものはメモをとって出かけたが 予定よりずっと買い物量が多くなった。これで暫くは大丈夫だろう。

ついでスーパーにたちより 生鮮食品も購入。
こればかりは あまり買いすぎると鮮度が落ちてしまうのでほどほどに。


2010年05月05日(水) 子供の日。

連休最終日。
いやはや 気温が上昇して あつい。
今 まだ あつい。

紫外線が強くなってきている...と聞いたら外出もどうも...。
とか言いながら お散歩をしない言い訳になってしまう。
これまでちょっとは気になりながらも母の所に通ってたのだから 言い訳だよね。

今さっき 母をトイレ誘導して 肌がけの羽毛の布団も外した。
汗はかいていないのだが 身体はあつい。
熱があるわけでもない。
もう少し 涼しくしてあげようと思う。

今日は 日中シャワー浴。
まだ やけどの手当てが必要なのでラップでぐるぐる巻きその上にビニールの袋をかけて。
助けも求めず何とか一人で対処できた。

トイレ誘導では 「大」2回。「小」順調である。
食欲も旺盛。

今日は 娘がケータリングしてくれると言うので ラッキー。
自分の住まいの電熱器一台で みんなの分を作って電車に乗って夕方やってきた。
主食は 高山なおみのチラシ漬け丼。
他におかず3品。
これまで ここまでパーフェクトに作り上げたことはない。
腕もやる気も随分上達した。
家を離れて1年ちょっとだけど もう食事に関してはひとり立ちだね。
お客様にだしても大丈夫だろう。

毎日 何かしら作っていたし 最近はお弁当も作っていると言うから腕も上がるだろう。

夕食は 母の食べられる物があるかは不明だったので 先に母のものは此方で準備し 食事介助を始めていた。
後 汁物も電車で来るのだから...と此方で支度しておいた。

家族4人でテーブルを囲み その後ケーキも...。
ケーキは購入してきたものだけれど...。
食後に母にもケーキを少し。
食べすぎだなぁと思ったけれど 今日は特別の日なので...。
今日の日を母に感謝しながら 心を込めてケータリングしてくれた娘にも感謝しながら食べさせて貰った。

今日は 全国的にお祝いの日。
幼い頃から ずっとみんなに祝って貰っているような気がしているのだが 今日も 普通通りの暮らしぶりだけれど みんなからお祝いして貰った気分の1日となった。

夫は 帰省ラッシュにかかる前の早朝 ふるさとから戻ってきて朝食を摂った。

今日は暑かったけれど 明日は気温が少し下がるらしい。
身体がついていかない気温差だけれど 風邪も引かずに乗り切れていることに感謝。

母は食べすぎもあるのだろう。
さっき 少し噎せていた。酷く噎せることもないので様子を見ていよう。


2010年05月04日(火) 楽しい夢?


デイ祭日のためお休み。
朝は気温がやや低めだったので 薄手の綿ニットで首にスカーフを巻いてあげた。

夫は ふるさとへ出かけた。
用向きがあって出かけたのだが 夫は母を連れて出かけようと連休の始まる直前から言っていた。
でも 私が億劫に感じてしまったので ちょっと難色を示したので一人で出かけた。
高速道路の混雑もそうだが 車中の食料の確保。トイレ誘導等が少し億劫に感じたのだ。

母は出かければ楽しめたのではないか。
まだ 移動できない状態ではない。
これからだんだん 移動が難しくなって来ることを考えると折角の機会を潰してしまったという気もする。
出かけるのには良い季節だったのに...。
自分が面倒に思ってそれを取りやめてしまったことをちょっと後悔。

爪を切ったり 足を洗ったり ボール遊びをしたりして過した。
夜 母が見入りそうなテレビ番組の仮装大賞?をつけてみた。
母は かなり集中してみていた。
終わる直前に眠そうにあくびをしたので トイレ誘導後ベッドへ。
横になって直ぐにzzz。
暫くすると寝言を言いながら拍手して笑っていた。
どんな楽しい夢を見ているのだろう?


2010年05月03日(月) 憲法記念日


 昨夜 文坦の皮を火にかけながら作業していた。
文坦の皮の砂糖煮。ピールにして使う前に なくなってしまいそう。

明け方の介助の後深く眠ってしまったようで 目覚ましを幾度も切った。
眠るのに心地よい季節なんですねぇ。

「そうだ!デイがあった!」と慌てて雨戸を開けた。
早起きの夫もそろそろと起き出した。
いつもは「お母さん 朝ですよ」と早朝から起こされる。
きっと 今日は遠慮して静かにしていたかな?

いきなり母を起こしてトイレ介助しようとしたせいで 母の足床に着かない。
全体重を支える羽目になった。
隣に夫がいるので「ちょっと手伝って!」でも...夫 基本的に介助したことが無いから どう関わって良いのか判らずうろたえる。
少し支えて貰ったけれど「ありがとう♪」とお礼を言って 後は1人でよいこらしょっ! 母にきちんと意識して貰わないと介助は大変になってしまう。
「余裕を持ってね」と自分に語りかけ 母には詫びた。

夫の食事は待ってもらって 母の食事を優先。
母をデイに送り出してから 夫と朝食。
夫はゆっくり会社へ出かけた。

その後 仲間と落ち合って作業。
久しぶりに自転車に乗った。
お昼過ぎまで作業して何とか終了。

お昼は 1人外食し その足で隣の街に電車で移動して買い物。
母用のピンチの冷凍食品や調味料を購入して戻った。
家までの上り坂をエッチラオッチラ 自転車をこいだ。
家に着く頃には じわりと汗もでた。

母が施設にいた頃は 当たり前のように自転車を使っていたのに 今は なぜか体力消耗しないように...と自己防衛してしまっている。
動いた方が間違いなく良いと判っていても ついつい過剰防衛の日々。
もう少し 身体使わなくちゃね。

家で一呼吸置いたころ 母は帰ってきた。
送迎のバスの中で眠そうな表情。
連絡帳をみたら 今日は20メートルほど歩行したとあって 嬉しかった。

夕食の支度をして夕食介助。
1時間半ほど経過してから 就寝。
寝入って30分ほど経過した頃に なにやら独り言。そしてうふふと笑う。
目覚めたらしい。一眠りして気分が良かったのだろう。
15分ほど経過したころ再度眠りについた。

今日は憲法記念日。
けれど あらためて憲法について誰とも話さないで1日が終わってしまった。


2010年05月02日(日) 季節を感じて...


五月晴れで薫風かおる1日となった。

今朝 雨戸を開けて無いに等しい家の畑?に目が行った。
すると...アスパラが1本ニョッキッと伸びていた。
わぁい 菜園から持ち帰ったアスパラの根が 生き延びたんだなぁ。
でもたった1本。誰が食べる? 今日は まだ収穫せずにおいた。

もう1つ ラベンダー名前を忘れてしまったが(リボンのような花が咲くもの)に花芽がいっぱい付いていた。
それと鈴蘭。
少し前から小さな白い蕾が数本。後はまだ緑色の蕾だった。
それが どれもこれも白い花になっていた。
数年前に植えたものだが 年々増えて来ている。
真っ白な花が並んで なんとも可憐である。

門扉にあるタイムが白っぽい小さな花をいっぱい付けていた。
ふるさとの友人は「冬越しできない」って言っていたけれど ふるさととは冬の寒さが違うせいだろうなぁ。
目立たない小さな花だけれど 見過ごせない何かがある。

プランターに蒔いたルッコラと春菊…。
他にも蒔いた気がするけれど 育ったのはルッコラと春菊だけ。
時々 間引いてサラダに使っている。
少しずつ大きくなってきている。
これから暫くは 葉を摘んで使えるようになりそうだ。
3人でサラダ用に使うなら充分な量。

庭木に葉が茂って腕がむずむずする季節だけれど 手は出せない。
暇をみて できる時にちょことづつ作業するしかないなぁ。
放置してある植物たちだけれど 季節を感じて花を咲かせ 育ってくれた事に励まされた。

夫が午前中家にいたので のんびりゆったりと半日過した。
予定では お昼は家にいない予定だったがお昼を食べて出ると言う事で 慌てて昼食準備。
みんなでお昼を囲む。

夫が会社に出てから 母をトイレ誘導して「大」排出。
夫のいる間は やはり遠慮がある。
少しの間臭いが充満するので 急でない限り先延ばしとなる。

「散歩に連れ出して...」と思っていたけれど 「大」の手当てで時間が取られた。散歩に連れ出せば 夕食が遅れる。
室内でビーチボールで遊ぶ。
母は 殆どキャッチできるが返す事は事は少ない。

これまで母と遊ぶ時には「いち にぃの さん」でボールを送っていた。
でもそうするとタイミングが取りにくくなってきているようだ。
そこで 前ぶりなしでボールを送った。
それならキャッチできるようだ。

時にボールを両手で返してくれる。
キャッチできない時には 片手でボールをぽんと弾き返してきた。
これは偶然のなせる業。
ただキャッチし損ねた事だけは感じるようで 苦笑いしていた。
反射神経が残っていて 受けようとする意志があるということなんだろうなぁ。

残っている機能って此方が思っているより沢山あるのだろうなぁ。
未熟者の私は即座に感知できる訳でもない。
母に聞きながら探るしかないのだ。
聞いても言葉で説明してくれる訳でもない。

遊んだ後は 水分補給とおやつ。
夫の帰りが母の食事時間に間に合いそうもないので 先に夕食介助。
十分な量を食べた筈なのに 食後物足りなそうなので ジュースを飲んで貰った。

そのうち夫が帰宅したので夕食。
母には 文坦を剥いて食べてもらった。
その後 洗濯物たたみのおつきあいして貰った。

トイレ誘導して たっぷりの「小」
着替えてベッドへ。
10時にもたっぷりの「小」
デイの無い日は 夜間の「小」の量も多い。

今日も1日無事過せた。
デイの無い日もアッという間に過ぎてしまう。
あしたは デイ。


2010年05月01日(土) 覚えたの?


 昨夜の予感は 幸いにして外れ 大きな作業もせずに済んだ。
母は 快調なスタートを切った。 
が 連日食事・洗濯以外の家事は放棄していたので 埃や乱雑さが目についてしまって ついつい作業をしてしまう。

そうなると母は放置気味となる。
欠かしていけない 食事・水分補給・トイレ誘導のみは優先。
母にとってつまらない一日だったと思う。

でも夕食前のバナナから始まる少し遅いおやつで母は俄然笑顔になった。
あはは あははと笑っている。
大分放置していたので少し此方も気が楽になった。

夕食は少し遅くなったが じっと待っていてくれた。
母にはちょっと食べさせられない「たけのこご飯」の炊き上がるいい匂いだけで我慢してくれたのかもしれない。

夜は洗濯物をたたみ。
毎日の日課なので 母はどうも覚えたみたいで たたみ始めたら「私の...」と言葉を発した。
母のものは いつも母の膝の上に重ねて置くようにしているのである。

洗濯物をたたみ終えて 暫くするとトイレサイン。
トイレ誘導し パジャマに着替えて就寝。

昨夜は 母のトイレに手間取りおちおち取り組めなかった作業を夜になって始めた。あとちょっとなのだが あまり遅くまでかかってしまうと明日1日母とすごすので 余力を取っておかないと...。


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