言葉のサラダ
		黄と藍

		■■■ ■■ ■　おおそうじ 忘れられてたものなんて思い出の品じゃないよ!! 誤解は早く解かなくちゃ、ね 2005年06月30日(木)

		■■■ ■■ ■　勝敗 壊そうとしている自分と 壊されまいとしている自分が ぶつかり合って今にも負けそう どちらが？ さぁ？わからない 決着が着いたとき 傍観者たちは去らなくてはならない こんな高みの見物はないさ 空のペットボトル投げつけてやれ 2005年06月29日(水)

		■■■ ■■ ■　招く手 行くよと言って手を引いてくれる人の そばにいつまでもいられない、いてはいけないという罪悪感 大好きな人がいるなら 出来るだけ関わりたくない 知らないことが沢山あるからいいんだ 2005年06月28日(火)

		■■■ ■■ ■　飲料 もっと苦味が必要だ 出しすぎた渋い緑茶を飲もう 2005年06月27日(月)

		■■■ ■■ ■　レモンティー レモンティーが ペットボトルから 口内に流れ込み 唇にレモンの甘さ 2005年06月26日(日)

		■■■ ■■ ■　見えない手 優しく優しく なだめられるように殺される 2005年06月25日(土)

		■■■ ■■ ■　錠剤 糖衣が手の中でとけてとけて 閉じつづけた手のひらは熱く 錠剤がべとべとになっていた 2005年06月24日(金)

		■■■ ■■ ■　成すべき事 わけわかるうちに 自分でどうにかしなくちゃいけない問題が たしかにあるらしい 2005年06月23日(木)

		■■■ ■■ ■　応答 「無理すんなよ」 と、友人が言ったんだけれど 「無理してでもやらなくちゃいけないことがあるんだよ」 と言おうとした自分を必死で抑えた 2005年06月22日(水)

		■■■ ■■ ■　ハード面とソフト面 もう私に変化がないのかと思えば それだけで死ぬほど悲しい ばかばかしいことがたくさんあって 生きている限りそれに付き合わなければならないと思うとうんざりしてしまう 2005年06月21日(火)

		■■■ ■■ ■　さんこ 「めいはく」 君へのうたがいを 一個ずつれっきょしていけば いかに君があやういか きっとすぐにばれてしまうよ --------------- 「きぼう」 私のところにまっすぐきてよ そしたらそれが一番うれしい --------------- 「たいせつ」 たいせつな時間があると こわしたくなる たいせつな物があると こわしたくなる たいせつな人がいると こわしたくなる 抑えなきゃいけないよっきゅうがいっぱいだ 2005年06月20日(月)

		■■■ ■■ ■　コール 永遠に覚めそうもない夢に 終りのコールを 掛けてくれて引きずり出される虚無の塊 2005年06月19日(日)

		■■■ ■■ ■　■無題 うまく処理できない思い出がダンボールに詰っている 早くごみ箱か棚に入れなければ --------------- 慰めの優しい言葉も 説教の厳しい言葉も 90％は一般化される 悩みは一般論に摩り替えるのが一番 「あなたぐらいの年はみんなそうやって悩むのよ」 自慢話は自己の特異化 90％は自己を特別視しているに過ぎない 貶すなら一般化 「あんたみたいなのはどこにでもいるよ」 一番これがオススメ -------------- “優しい笑顔に騙されるな” じゃあどんな笑顔を信じていいのだろうか 2005年06月18日(土)

		■■■ ■■ ■　隔週二日 その習慣を忘れたわけではない 無論やめたわけでもない 出来なくなったわけではない 毎日こうして続けている それを伝えなくなったのは そこに心底暗い自分が見えるから 2005年06月17日(金)

		■■■ ■■ ■　鏡に映った自分 鏡なんて見たくないよ 大嫌いだ 割れてしまえ 憂鬱な気持ちと 自己嫌悪をありがとう 世界はどこまでも鏡!!! 2005年06月16日(木)

		■■■ ■■ ■　共有 みんなめがねを掛けている 先入観のめがね それ越しに見れば 青い雪も白くなる 先入観のめがねは汚れてく あかちゃんの時が一番綺麗 でもめがね拭きはないし 第一汚れてるなんて思わない 先入観のめがねなんて気持ち悪い それがないと周りは見えないのが欠点 2005年06月15日(水)

		■■■ ■■ ■　飛び込み台にいる親愛なる君へ 飛び込め!! 大丈夫、溺れても助けてもらえる。 それにそのプールは深くない。 2005年06月14日(火)

		■■■ ■■ ■　だくだくと 水分が身体中から出たがっている 「出してあげようか」 なんて交渉する間も与えてくれず ワガママに勝手に溢れ出してくる あぁ我が分身たちよ 2005年06月13日(月)

		■■■ ■■ ■　罪悪感 許してくださいと 誰に許しを請うわけでもなく しかし罪悪感だけが大波のように寄せて 一向に引く気配が無い ごめんなさいと 道行く人に心の中で謝罪しながら歩く どうにも成らない罪悪感が 重くただ背に圧し掛かる お願いします 何度も誰かに頼むけれど お金を払っても 罪悪感を払ってくれた人は居ない 2005年06月12日(日)

		■■■ ■■ ■　■無題 自分が何かを壊そうとしているのに それが何であるか、何のためであるかが全く分からない 記憶が断続的で 引き出した知識の情報源も分からない 継続的な目標が立てられない 短いものならこなせるが 自分が何なのか分からないけど それは誰もが感じることだとは思った 急に意識がはっきりしたときに焦燥感がある 今まで何をしていたのか認識するまで時間が掛かるから 2005年06月11日(土)

		■■■ ■■ ■　トンネルの抜け道 痛みを忘れそうになったとき 生きていることを忘れそうになったとき 痛みを思い出せばいい 死にそうになればいい お前が苦しんで、苦しむんだよ そうやって、ようやく息が吸える悦びに 上がる前には下がらなくちゃ 上がってく騒々しさが快感なんだ お前、死ぬほど怖いことしてみろよ そうすりゃナンデモスバラシイ まぶたを開いて闇でなければいい 目が覚めればいい 自己を認識出来ればそれだけで生きてる ----------+------------ そうやってカウントダウンしながら死にたい 死ぬ日をスケジュール帳に丸つけ出来たら最高の没日だね やりたいことがひとつ増えたから、これでしばらく生きていられる 2005年06月10日(金)

		■■■ ■■ ■　お惣菜 いい匂いの地下で みんなが家族のことをかんがえて 「ゆうしょく作らなきゃ」 義務みたいな言葉なのに たのしそうでいいな 「どれにしようか迷っちゃうわ」 自主的な優柔不断さを 歌うように交わしている よくわかんない感情が 押さえつけても押さえつけても浮き出てく えいってお惣菜を下に投げつけたところで その夢から開放されました 2005年06月09日(木)

		■■■ ■■ ■　球と面 球上に大きな面があり そいつは矛盾した図形であることは明らかだった けれどもなぜか広く慕われており 誰一人矛盾を唱えるものはいなかった 球と面 でも良く見ると 球にも面がある だけど球は球で 面には球がない 実は今いるところもそんなところで 数キロ離れてみれば球だったりして 2005年06月08日(水)

		■■■ ■■ ■　見えない影 歩く音が聞こえて 砂を踏む音 じゃりじゃりじゃりって 振り向こうとしたけど 出来ない 何も見えなくなって いや体が動かないのかな じゃりじゃりは止まって でもすごく近くに 生ぬるい息を吹きかける 2005年06月07日(火)

		■■■ ■■ ■　*未完成 空が赤く染まり 烏も東へ落ちる頃 ドラム缶いっぱいに溜まった雨水が 洪水のように溢れ出して流れ もうすぐ君の家を襲う 君の家は流され 2005年06月06日(月)

		■■■ ■■ ■　過去の日記より引用 ------ぼうけん------- 君はアイスクリームの船に乗って それでも他人のフリをして 宝物を探しに来たんだよね ----かたまり------- 動かぬ体は岩 誰にも気付かれるまい 時は止まったまま 殊静かな世界が生まれる -----変化------ 冷たい氷はやがて 喉の熱によって水に成り 胃を流れてゆくのだろう 私も溶けて その水のように空気に成りたい ------メモ------ 名前呼び方一人称性格弱点特技くせ外見家族職業家 時場人物動感情場面展開時間の流れ 2005年06月05日(日)

		■■■ ■■ ■　三個載せてみた -----こきゅう----- 眩しい光はやがて 全てを白くする 有を無へ返し 私は消える 小さく闇を 飲み込んで -----混乱------ 口に出してみた混乱は 思っていたよりそれではなく 口に出してみたことを後悔するほど 実に些事たるものであった -----自己確立-------- あの時あの人を下品と笑えなかったこと あの時あの人を助けることせず逃げたこと あの時あの人を真似て学校を休み続けたこと どれも自己防衛 アイデンティティーを守るために 自己像を重ねて生きているから すべてのそれを壊して今 あの人を思い出し、毎日料理をしている 2005年06月04日(土)

		■■■ ■■ ■　それこそ素直な感想 空が眩しくて とても綺麗だなんて感傷に浸る勇気ありません 伸びをして深呼吸 気持ちいいって言うけど室内との違いを感じられません おなかがすくと何でもうまい うそつけ　まずくて何も食えません 2005年06月03日(金)

		■■■ ■■ ■　限界の復唱 さびしい　さびしい　さびしい 誰かと　いたい 誰かと　はなしたい さびしい　さびしい　さびしい だけど　ひとり ふたり以上は多すぎる --------最恐のもの-------- 恐ろしいのは 理解出来ないことじゃない 想像出来ないことだ 分かってない 君は、ちーっとも分かってない 2005年06月02日(木)

		■■■ ■■ ■　衣替え 混乱を装い 混乱を招く ようこそ 嘘八百 消滅寸前 さようなら 意見多々 私語少々 うるさい リズミカルに！ もっと正確なリズムを刻め！ パチパチ 耐えることを避け 一緒に壊れよう みっともない 死ぬ前に握手をしてみたい 親や兄弟や友達と 2005年06月01日(水)

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