言葉のサラダ
黄と藍



 プレッシャー


来ないと思っていた日曜が明日に迫り
もうすぐ三月になってしまう

2005年02月28日(月)



 過食


君がいけないんだ
全ては君に起因する

君がいけないんだ
僕がこんなに食べてしまうのも
僕がこんなに吐いてしまうのも
全て君が悪いんだ

僕はまたコンビニでこんなに買い込んでしまって
家族はさぞかし困惑するだろうけど
君がいけない

君が
悪いんだ



2005年02月27日(日)



 大掃除


すっきりした
蛇口を流れる水がきれい

電波計も落ち着き
なめらかな曲線を描く

あとは私が眠りにつくだけ

2005年02月26日(土)



 美術室


空間はただ乾き

無作為な音だけが
不快に掠り笑う

2005年02月25日(金)



 テスト


自分で問題の穴を広げて
永遠に埋まらない空所


現在地のないナビを見て
朝までため息が止まらない


呆れ笑いする友人を無視して
とりあえずそこらへんをランニング


「マイペースでいきたい」
その考えが自分をしめる


無理やり引っこ抜いたコンセントは壊れてしまった
力づくがいけなかったのならもう力など入れない

2005年02月24日(木)



 鬼ごっこ

あたしは君を盗んで
よるの街を踊り狂う

君を壊してしまいたい
袋の中で悶えているね

スイッチを切った今から
君はあたしを追い掛けて

眠れない鬼ごっこをしよう
二人で殺し合ってみようか

2005年02月23日(水)



 積雪



片付かない気持の上に
また 雪が積もる









春がくれば
雪崩れと共に片付くのかしら





秋だったら
枯葉といっしょに踏みつけて欲しい





夏になったら
こんなこと忘れてしまえてる気がするのに

2005年02月22日(火)



 待ち受け画面


なぜか飽きないから
まだ変えることが出来ない
なんでだろう
なんで、こんなに長い間変えないでいられるのだろう

2005年02月21日(月)



 こたえ


あたしは死んだほうがいいですかね?
 誰も答えないでください。
あたしは死にましょうか?
 誰か応えてください。

2005年02月20日(日)



 ほらよくみてごらん


気付いていて 放っているのかい
弱虫が きみに 絡みついているよ

2005年02月19日(土)



 手紙

手紙をください
あなたの文字とあなたの言葉で
あなたの声が聞こえない
あなたと会えないその寂しさから


手紙をください
許してくれますか
あなたの残り香と
その文字を楽しむことを


手紙をください
いつでも結構です
受身になりたくないから
あなたに書いてと思う我侭

2005年02月18日(金)



 革命


そろそろ革命を。



2005年02月17日(木)



 イヤホン


君の声が聞こえないのは
ちゃんとイヤホンが耳にセットされてないから
ちゃんとイヤホンが耳にセットされてないから

2005年02月16日(水)



 非常口


逃げてることが、わかった

2005年02月15日(火)



 二択


二通りの取り方が存在する場合
どちらの方法も選択しないことが最も賢いと云える

2005年02月14日(月)



 かばんを持つ左手


この手がこのまま
痺れて
腐って
もぎ取れてしまえばいい

2005年02月13日(日)



 冷たい態度

あたたかくない
そこにあたしは居たくない
そんな言葉も聞きたくない
寒いところや冷たいことばは苦手だ

あたたかくない
だから、あっためてよ
そんな場所で、そんな言葉を言わないでよ

2005年02月12日(土)



 廊下


僅かな
あしおとに耳を澄ます
悲しき圧迫に対抗しながら

2005年02月11日(金)



 未練


まだ
僅かな希望を感じてしまうから

つい
待ち続けてしまう

早く
はっきりさせてしまえばいいのに



2005年02月10日(木)



 呼吸


息が吸えない。

ゆっくり、
肺にある空気を吐ききる。

はーーーーって。

それから少し、
肺を空っぽにする。
息を吸わない。

目を瞑って、
空っぽの肺の状態を保つ。

そのまま息を止めて、止めて…。
ほんとは吸いたくないけど、
体は、私の呼吸器官は、肺にまた空気を溜め込む。


だめだ、
こんな汚染された空気は。
肺に入れてはいけない。
私は、息を吸ってはいけない。

ときどき私は息が吸えない。
ほんとは、吸いたくない。


人間が腐る、腐ってゆく。
濁った空気を吸って、それから吐いて。
みんなは解ってない。
自分達が腐ってゆくことを。
解らないのは見えてないから。
目が、腐ってるから。


私は、すっかり駄目になってしまった。

2005年02月09日(水)



 無題


君がここに居たのが不思議なくらい
君たちをあたしが簡単に棄てられる

2005年02月08日(火)



 そこまでに達しない


理解しないことが対立だとは思わない

2005年02月07日(月)



 自由/束縛


あたしは好きなだけ笑うけど
あんたはあたしに無断で笑うな

2005年02月06日(日)



 ■限界


もし私の限界へのメーターが見えるのなら
もうすぐMAXになるのかもしれない。

とにかく毎日が辛い。
すぐ、辛くなる。
私は弱くなった。
人に頼りたくなる。
逃げたくなる。
弱い。

限界へのメーターがMAXになると私はどうなるのだろう。
まったく見当がつかない。
そもそもなんの限界なのか。

私がついていけないレベルに達するものがあって
それは放っておかないで見守ってなければならないものっぽくて
私は多分嘘つきで人を傷つけるのが嫌で、もとい自分が傷つくのが嫌な人なので
ついつい適当に合わせてやり過ごしてしまっている。
最低だと思う。

沈黙を楽しめたら、と思う。
この間までは楽しめたのに今は楽しめない。
沈黙が見えるものだと初めて知った。

顔が見えないのはすごく不安だ。
声が聞こえないのはすごく不安だ。
不安の中で妙な思い込みが、被害妄想が生まれる。
その中にある誤解が、今は解けない。

うまくいっていることがない。
何も考えたくない。
何も選択したくない。
流れていく。
ただ時間が経って、
その場その場に流されていく。
追いつけない。
焦燥感。
被害妄想。
混乱。
困惑。
逃走。逃走。逃走。
人を困らせるのが得意だ。
人を困らせたくない。
人を困らせそうだ。
人は、すでに困っている。
私のせいだ。

私は何をしたらいいのだろう。
何をしていいのだろう。
何かしなくてはいけないのか。
何もしたくない。
息をするのも面倒だ。
力が入らない。

2005年02月05日(土)



 ■思うことを無加工でお届け


思い込みでうまくなることもあると思ってる。
でもマックで待った二時間はただ疲れただけだった。


耳が痛い。
左耳奥が。


携帯を持ってない人に対し受身にならず連絡を取れないかと考えてる。
携帯は便利すぎるから不便だ。


ボーリングに行った。
シューズをそろそろ買ってもいいかもと思った。
ただでもらえるなら欲しい。


あたしは悪い子なのかもしれない。
ボーリングに行ったし、マックにも行ったし、真似事でも祈ったし。


すべてをリセットして考えよう。
と思ってもそんなキヨウな人間じゃあありません。
一度通った道は嫌でも存在するし振り返れば見れるしまた、戻れるし。


あたしって「〜し」って言い方多いよね。


奇妙だ。
幻覚が、また最近見える。
昨日は赤いペンキが天井を這っていた。
駅のホームでは腰丈くらいの大きさの鶏がサンタクロースの格好で歩いていた。
天井の柱に餓鬼みたいなのがしがみついてるのも見た。
気持ち悪い。
あたしは病気だろう。
そして、悪い子。うそつき。


昨日は迷惑かけた。


人に期待しないで生きようと思ってそう。


いろいろ、辛いんだ。
誰か助けてよ。

2005年02月04日(金)



 ■おもいつくがままに連ね



いらいらする爪の長さになってる
爪は週一のペースで切ってる
最近伸びるのが早い


血とリッブクリームの混ざった味に慣れた
最近おいしいとさえ感じる


空腹感がない
満腹感もない
代わりに虚無感と脱力感に襲われてる
放って置くとどんどんやばくなっていく
どんどん私が下に落ちる
落ちて行く
捕まえて、抑え込んでる私の理性と常識
もうすぐ、朽ちるかな

2005年02月03日(木)



 等号な関係


あれと
あれは
イコールで
結ばれてるような
気がする

2005年02月02日(水)



 ぷりーずてるみーあばうと


わたしとあいつのちがいをおしえてください

2005年02月01日(火)
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