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2002年04月30日(火) 心の引き出し
あたしは付き合ったり、一緒に居る男が、こいつ根は冷たいんじゃないの?と思う事が昔からある。
なんか具合悪かったりするとさ、帰っちゃったり、近寄ってもこなかったり、看病する素振りを見せてどっか行っちゃったり。
大事な人が、具合悪かったら良くしてあげようと看病したり、何か手助けしたり普通したいよね。って事は大事じゃないということか。
そしてそんなエピソードを引き出しにしまう。
決定的に価値観の違う一言や、あたしを痛めつける言葉を吐く事もある。
そしてその言葉も引き出しにしまう。
あのさ、あたし心臓悪いからさ、体調悪い時そっぽ向かれると、恐いんだよ。だって胸が痛くてもそっぽ向くんでしょ?そしたら死んじゃうかも知れないじゃない。
そして何か結論を出さなくちゃいけない時、引き出しを開けるんだ。
なだれみたいな中身に流されて、それに背中をおされるんだ。
もうそろそろ、溢れちゃうよ。

2002年04月23日(火) 君の原動力
2年位前、遊びでコピーバンドとかやってた、飲み仲間の大好きなお兄さんに、不意に聞かれたことがある。
”その極端な生き方とか、たまにめちゃくちゃだったり、変なとこに身を置いてたり、なにが君をそういう風に生きさせるの?”
かなりの唐突な質問に戸惑い気味のあたしだったけど、すぐに答えはわかった。
”パッションとエナジーとリビドー”
好きな人への、音楽への、大好きな自分へのパッションが、多少無茶でもあたしを行きたい方に向かわせる。
そして実際向かう力は何かというと、あたしの持ってるエナジーだ。
あたしは自分のそれを過信している。MACで言うなら仮想メモリーみたいなとこで、多分突き進んでる。
最後リビドー。コレは基本でしょ。
心が通じ合ってるとか、人柄に惹かれたとか、まぁそれもあるんだけど、
男と女なんだからさ、性的衝動、性的に魅力を感じなきゃ、恋人になんかなれないよ。色気の無い男になんて惚れないし、やりたくない男となんか付き合わないでしょ。
語弊を恐れず言えば、あたしはやってないうちに男の人と付き合うなんて結論は出さない。肌も合わせてない人を、心身共々なんて愛せないよ。
そんな訳で、”パッションとエナジーとリビドー”コレ大事ね。

2002年04月22日(月) 薔薇の花
最近毎日夜中、"ベルサイユの薔薇"を見ている。
話自体も好きなんだけど、なんと言っても、主題歌が素晴らしいと思う。

 薔薇は薔薇は気高く咲いて 薔薇は薔薇は 美しく散る

だよ、なんて素晴らしいのかしら。女たるものこうあるべきよね。

散るが死ぬ時だか、フラれる時だか、捨てられる時だか、知らんけど、
あたしは失恋って、フラれるとかじゃなくて、好きじゃなくなる時だと思う。
大好きだった人が、好きでなくなってしまう時。
例えフラれても、相手が好きだったら、まだ恋は失ってない。
好きじゃなくなった時、恋心を失うんだと思う。
そんな時も、甘く楽しかった時のノスタルジィなんかに、やられたくない。
だって好きじゃないんだもん。あんたなんか要らないわって、振り向かずに去りたいよ。後ろ髪惹かれるような、女々しい気持ちにはなりたくない。

どたばたどたばた、実は恋愛中はする性質だけど、
だけど、自分の生き方とか、やり方だけは、曲げたくないな。
オスカルみたいに、凛としたままでありたいよ。

2002年04月19日(金) 心の恋人
あたしはいつも心の恋人が居る。今は4,5人位。
心の恋人は、あたしをウキウキさせてくれる。
あたしの行動するところ各所各所に居て、あたしはあぁ素敵、とか思いながら、
ウキウキする。その場その場でだけ、あたしは彼らのお陰で幸せになる。
誘ったりするわけじゃない。誘ってくれなくていい。
あくまでお気に入りのままでいいんだ。
現実のあたしの中には、入ってこなくていい。
なのに、一人だけ入っちゃいそうなんだ。
心の恋人の事は、その場でニヤニヤ眺めてるだけだったのに、
その人の事は、一人の夜中に思い出したりするんだ。
目で追うあたしのしつこさが、他の心の恋人とは違うんだ。
だけど、やっぱりあたしは相変わらずバカの一つ覚えで、奴の居心地のよさを追及してるんだ。
なんだ?これは?あたしはどこを向いてるの?
わからないから、引っ張ってよ。

2002年04月14日(日) 残酷な人達
昨日はライブだった。いろんな人に囲まれていた。
とっても幸せな時間を過ごした。
そして一夜明けたらあたしは独り。当たり前なんだけど、こんな日に独りにするのはギャップが激しいからよして欲しい。
そして君が心待ちにしている知らせが皮肉にもあたしの所に届く。
きっと喜ぶだろうと急いで電話する。
しかしコールは遮られる。留守番電話に無惨にすっ飛ばされるあたし。
そしてレスは、予想通り0時近くにやって来る。
君のやり方は残酷だ。この際突き放してくれればいいのに。
あたしが出来ない事を知ってて、わざと試しているのかも知れない。
そしていつもあたしの部屋の片隅で、放ったらかされてるバイブの向こうでは、顔も忘れたあの女の子が、同じような思いをしているんだろうか。
あたしも残酷だ。同情する気も、罪悪感もない。
その鈍感さと間抜けさが、ただただ憎らしいだけだ。
もう少し、勇気と、強さが欲しい。
こんな汚い輪の中から、はやく抜け出したい。


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