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■ 便秘
先週、膀胱炎でお医者さんにかかって以来、にょらはうんちが出なくなった。いつもより食べる量が減ったのと、寝てばかりで運動をしていないせいだろう。きょうは出るかな、きょうは出るかなと思っているうちに、丸5日過ぎてしまった。おしっこ以外でトイレに行く様子もないし、おなかがはっている感じでもないけど、さすがにやばいのではと思い、先生に電話してみた。 食欲はおちてるけど食べることは食べるし元気もあるので、病的なものではないらしい。もう1日2日様子を見て、それでも出なかったら連れてくるようにいわれた。
インターネットで、どうしても出ない場合はどうするのか調べてみると、浣腸をする、指でかき出す、そして恐ろしいのは、全身麻酔をして器具でかき出すというのまであった。ひぇ〜。年が年なので、麻酔だけは避けたい。なんとか自然に出てくれぃと祈りつつ、おなかをマッサージしたり、缶詰のキャットフードを食べさせたり、牛乳を飲ませてみたり、クラシックを聴かせてみたり(?)した。缶詰と牛乳は今はまったく与えてないのだけど、昔それでうんちがゆるくなったので、もしかして効果があるかもと思ったからだ。
2日たってもやはり出なかった。これはもしかしたら、膀胱炎の治療で飲ませている抗生物質の副作用かも……。そして病院へ。 おなかをさわって調べていただいたところ、まだそれほど深刻なたまりかたではないので、あと2〜3日出なくても大丈夫とのこと。やはり抗生物質のせいだという可能性はあるので、そちらは一時中断し、胃腸の働きをよくする薬と顆粒状の食物繊維を飲ませることになった。牛乳を飲ませるのもいいアイデアだといわれた。ふぅ〜。麻酔じゃなくてほっとしたよぉ〜。 帰ってしばらくして、繊維を飲ませてみることにした。どうやって飲ませるのか……。前に病院でいただいた冊子に薬の飲ませ方が写真入りで載っているのだけど、それによると、ほっぺたをひっぱり、歯茎との間に粉を入れてほっぺたを閉じてさすり、唾液と混ぜよと書いてある。やってみようとしたけど、ほっぺたがひっぱれない! そもそもつまめるところがないのだ。 よし、じゃあ力ずくでと思い、口をこじあけて顆粒を少しずつ流し込む作戦に出た。ところがものすごい抵抗にあい、無残にも顆粒がそこらじゅうに飛び散ることに。 次に突然ひらめいたのが、少量の牛乳で練って鼻の下になすりつける方法だ。そこに何かがつくと気持ち悪くてなめるので、ぜったいにうまくいくはず。 やってみると大成功。指につけては鼻の下になすりつける。その繰り返し。にょらはムッとした顔で、いやいやなめていた。
それから約1時間半後、食事のしたくをしていてふと気になり、トイレをのぞいてみると、なんとうんちが! 思わず歓喜の叫びをあげてしまった。にょらが「ん?」と嬉しそうにやってきたので、ほめまくる。 にょらから目を離してからトイレをのぞくまでそんなに時間がたっていなかったので、そう苦しまずに出たのだと思う。まだ薬も飲ませていなかったのに……。繊維がよかったのか、それともほっといても出たのか……? あまりに嬉しくて、ふだん飲まないお酒を飲んでしまった。
それにしても、猫のうんちひとつでここまで一喜一憂するわたしっていったい……。
2002年03月31日(日)
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