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■ 大から小へ
夫かわたしがお風呂に入るとき、にょらは先に行って前で待っている。入浴するためではない。水がほしいのだ。一度夫がお風呂からあがったあと、にょらが入ってきて濡れた床をなめているのを見て、洗面器に水を入れてやったのが始まりだった。それ以来、誰かがお風呂に入るときは水がもらえると思っているらしい。2階にはごはんと一緒にちゃんと新鮮な水を置いているというのに。 先日、直径12センチぐらいの猫用の食器をいただいたので、洗面器の代わりにこれで水をあげることにした。いつものようにお風呂の前で待っているので水を入れて置いてやると、まず正面から恐る恐る舌をつけてみて、「ん?」という感じで少し考えてから今度は器の左側にまわってそこから飲み始めた。洗面器のときは豪快な飲みっぷりだったのに、サイズが小さくなって飲みづらいのか、遠慮がちにそ〜っと飲んでいる。失敗か? そう思ったが、なんとなく気に入ったらしい。それからもたびたび飲みに行っている。 そういえば、洗面所の蛇口から直接水を飲むのが好きだったころ、水をたくさん出しているときは豪快に、少なめのときはそ〜っと飲んでいた。どうもにょらなりに、大きさに合わせた飲みかたというものがあるらしい。
2001年12月17日(月)
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