与太郎文庫
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2005年01月31日(月)  リニューアル・テスト

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050131
 
 はてなダイアリー「編集画面」「管理ツールトップ > 日記を書く」


B=太字 ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
I=斜字 ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
U=下線 ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
$=打消線 ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789

C=見出し ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
D=リスト ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
E=数字リスト ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
F=引用 ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
G=脚注 ── 色は匂えど散りぬるを◆□■abc〜xyz0123456789
H=URL ── http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050130

http://d2.hatena.ne.jp/
http://d.hatena.ne.jp/adlib/admin


新しい編集画面は、
http://d2.hatena.ne.jp/adlib/edit

http://d2.hatena.ne.jp/adlib/20050131


2005年01月30日(日)  学生諸君! 〜 与太郎の教材 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050130
 
 田村忠彦君へのメール(20050129 08:43 アレルヤ!異聞)より。
 つけっぱなしのテレビで、つぎの番組が生放送されている。
 いつもの人々が、あいもかわらぬ発言をくりかえしている。
 
── 田原 総一朗《朝まで生テレビ 〜 激論教育が日本を滅ぼす!? 〜
20050129(土)01:20〜04:20 瀬戸内海放送》長野 智子/渡辺 宜嗣
 小林 よしのり/水谷 修/長田 百合子/喜入 克/高篠 栄子
/中井 浩一/宮崎 哲弥/森越 康雄/吉田 博彦/福島 みずほ
 
 与太郎が、ちょうど二十年前に完成した作品を思いだす。
 中学3年間で学ぶ情報を、新聞紙大のポスター一面に集約した力作。
── 《中学生諸君! Basic 5 19850101 Awa Library》
 
 こういう作品は(いつも思うことだが)ライフワークとして毎年改訂
すべきなのだ。《小学生諸君!》から《大学生諸君!》までの四種類を
壁に貼っておけば、教科書も参考書も要らないはずだ。
 
 現代日本の教科書は、さまざまの意味で史上空前の高水準にある。
 ただし印刷物であるかぎり、あまりに重すぎて実用的ではない。
 DVDや空中ディスクに保存すれば、ランドセルは要らなくなる。
 
 だが受験産業にとって、こういう合理化こそ目のかたきなのだ。
 スポンサー(東芝)の担当者は評価してくれたが、毎年つづけて売る
わけにはいかない(そのかわり、他の作品が陽の目を見たのだが)。
 
 昨年来、もっと簡略なスタイルを思いついた。
 義務教育9教科のタイトルを、すべて日英対照で丸暗記させる。
 憲法で定められた国民の三大義務(教育・勤労・納税)を示す。
 
>>
 
英訳=「全国高校入試で、毎年出題すべき、五大設問」
National high school entrance examination
A problem is set every year.
Five questions
 
社会=前世・霊魂・奇跡などは、存在しない。
A last world, the soul, and a miracle do not exist.
 
数学=ギャンブル場に勝者はいない。
A winner is not in a gamble place.
 
保健=タバコは肺を真っ黒に、アルコールは脳を真っ白にする。
Tobacco makes lungs black. Alcohol breaks a brain.
 
理科=月は地球を、地球は太陽のまわりを、楕円状にめぐる。
The moon is turning around the earth,
The earth turns around the sun in the shape of an ellipse.
 
国語=ニワトリとタマゴは、どっちが先か(小論文、ジョーク可)
Which is the point as for a chicken and an egg ?
(正解例=いろは順、ABC順、五十音順、JISコード漢字順)
 
<<
 
 以上は、エキサイト翻訳による粗訳なので、田村くんに監修(添削)
を依頼して、門脇氏(19420223)のバースデー・メールにも付記する。
 いかなる教育談義も「いろは」「九々」には及ばないのである。
 
 ◆
 
 おなじテーマについて、おなじタイミングで意見をのべることがある。
 かつて「文明の共鳴」を唱えた学者がいたが、与太郎は「記憶の共鳴」
をしばしば経験している。今回も(↓)高校時代の恩師のHPに見る。
 
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tbc00346/component/sentiment220.html#kiso
── 谷本 岩夫《いま考えていること 199 〜 小学校の教育 〜 200501..》
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19850101


2005年01月26日(水)  さらば、忘れえぬ人々

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050126
 
 一昨夜「失明の危機」とかでテレビに登場した、岸恵子の姿におどろく。
 すでに彼女は七十二才だが、なんという美しさだろう! 
 もはや顔かたちや化粧のテクニックを超えた、鬼気迫る妖気なのだ。
 
 かつて彼女は、イブ・シャンピという禿頭にだまされて、日本映画界
から去っていったが、国際女優への夢はかなわなかった。
 晩年は、けなげにも小説なんぞを書いているそうだ。
 
 当時を回想して、彼女はこんなことを述べている(出典不詳)。
「たとえば池部良さんが着流しであらわれて、ぴたっと正座するような、
美しい日本の文化とは、もうお別れするのね、と思いました」
 
 日本の美女は、般若とお多福に大別される。入江たか子から岸恵子に
つづいて山口百恵あたりか。山本富士子や吉永小百合は、お多福だろう。
(ほかに、原節子や京マチ子を論じはじめるときりがない)
 
 たとえば、そこそこ名のしれたタレントや女優が数人しゃべっていて、
あとから登場した美女が、ひときわ美しいと、それまで活気づいていた
連中が、とつぜん精彩を欠いて、顔色を失うことがある。
 
 正直な例は、ひとりの男性が、ふたりの女性に挟まれるとき、どちら
に多く顔を向けるか、数えてみるとよい。もちろん当の男性の好みで、
かならずしも予測できないのだが。
 


 池部 良(山下 鈞の子)俳優 19180211 東京  /〜雪国/暁の脱走/坊ちゃん
♀岸 恵子(籍=岸 恵子)女優 19320811 神奈川 /〜雪国/君の名は
 Ciampi,Yves    映画監督 19210209 France 19821105 61 /19560915〜忘れえぬ慕情
 Angelopoulos,Theo 映画監督 19360427 Greek       /異19350417〜旅芸人の記録

 
 NHK会長が辞任表明。せんだっては「天気晴朗なれども波高し」、
こんどは「赤城の山も今宵かぎり」いかにも陳腐で芝居がかっている。
 記者たちも「院政ですか?」などと聞きかえす(バッカじゃないか)。
 
 その夜は、なんでいまさらというような「憲法9条」の討論番組。
 司会のアナウンサーは、うれしくてしょうがない顔つきだが、出演者
たちは何十年も同じ意見をくりかえすので、とてもウザったい。
 
── 《NHKスペシャル[再] 「21世紀日本の課題・シリーズ憲法(2)徹底
討論・どうする憲法・国民に問う」20050126(水)0:15-2:16 NHK総合》
 各党代表議員や一般の人々などを招き討論▽憲法9条をめぐる解釈や
60年の論争の歴史▽いま9条とどう向き合っていくべきなのか。
 
 いまや場ちがいにみえる社民党の土井たか子のように、水を飲むとき、
上目づかいで周囲を見るのは、とてもみすぼらしい。
 (古くは、宮中晩餐会の韓国大統領夫人もそうだった)
 
>>
 
 岸恵子、失明寸前だった…ギリシャの監督来日会見で告白
 
 女優の岸恵子(72)が24日、都内のホテルで行われた映画「エレ
ニの旅」(4月下旬公開)のPR会見に出席。ギリシャの巨匠、テオ・
アンゲロプロス監督(67)と旧交を温め、急激に視力が低下したこと
も告白した=写真。
 
 岸は監督との再会を喜びつつ、司会者から目について聞かれると「1
カ月くらい前から目が急激に悪くなり、眼鏡を外すと全く見えない。プ
ラズマテレビも30センチくらいまで近づかないと見えない」となどと、
失明危機ともとれる仰天告白をした。だが、事務所関係者によると、こ
の日発売したエッセー「わたしの人生アラカルト」の出版が急きょ年末
に決まり「夜通しの執筆作業で疲労したことが原因」とし、通院もして
いないという。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200501/gt2005012503.html
 
<<


2005年01月22日(土)  天下御免 〜 Yahoo! 掲示板 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050122
 
 新聞の謝罪記事は、どこに載るか?
 
20050121 22:21 メッセージ: 9099 / 9897 投稿者: aedlib2000
 
 つぎのような諸説が有力とされ、まじめに議論されている。
「やっぱ、五面(ゴメン)だろ」
「とっても小さい字なので、四面(ヨメン)かも」
 
「一面で書いたものは、一面で訂正すべきだ」
「いや、全面的に謝罪すべきだ」
「それだと、本文より多くなるんじゃない?」
 
(↓)訂正無用 〜 My Comments 〜
 
 「NHKはどこにいる」
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019559&tid=nhkitbembbv&sid=552019559&mid=7941
 
 だれか教えてくれませんか。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019559&tid=nhkitbembbv&sid=552019559&mid=7936
 
 アカ負け、シロ勝ち 〜 紅白ウソ合戦 〜
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019559&tid=nhkitbembbv&sid=552019559&mid=7930
 
>むちゃくちゃ怖かった<
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019559&tid=nhkitbembbv&sid=552019559&mid=7899
 
 7w+1h+α=新聞記事の書き方
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019559&tid=nhkitbembbv&sid=552019559&mid=7394
 
 これは topics_editor さんの 1 に対する返信です
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019559&tid=nhkitbembbv&sid=552019559&mid=9099
 
question:1106325181


2005年01月17日(月)  十七歳の歌声 〜 231・66・46年前 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050117
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html
 
>>
 
── モーツァルトのイタリア紀行「アルプスを越えた音楽家たち」
 
 池辺 晋一郎の音楽百科は、アルプスを越えた音楽家たちを特集する。
 ヨーロッパの北の国々から南の国イタリアを目指した芸術家は多い。
 音楽家ではバッハ、モーツァルト、ワーグナーらがいる。それぞれの
作曲家は果たしてどのような思いでイタリアへ旅立ったのか。人間的な
エピソードやイタリアで記された日記などを交えながら、旅先で生まれ
た名曲を紹介する(ききて=若村 麻由美)。
 
── ベルリオーズ《イタリアのハロルド》ピンカス・ズーカーマン
(Viola)、ラルフ・ワイケルト(Conduct)、森 麻季(Soplano)
── モーツァルト《アレルヤ ← モテット「踊れ喜べ幸いなる魂よ」》
── 《N響アワー 20050116(日)21:00〜22:00 NHK教育》
 
 どうして、こんなにつまらない演奏になってしまうのか?
 箸が転んでもおかしい年頃ならではの響きが伝わってこない。
 この、溌剌とした名曲《アレルヤ》は、モーツァルト17歳の作品。
 
 映画《オーケストラの少女》は主演女優ディアナ・ダービン17歳の
とき日本で封切られた。与太郎も17歳の佐伯君のために編曲したのだ。
(同志社高校シンフォニエッタ 19581125 校内ポピュラーコンサート)
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19711126 あまちゅあ・かっぽれ
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19581125 第一回校内ポピュラーコンサート
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040127 モーツァルトの左手
 


── 《Motet“Exsultate jubilate”K.165,17730117 初演》
── 《One Hundred Men And A Girl 19370905 America Universal 1971223 Japan》
────────────────────────────────
 Mozart, Wolfgang Amadeus 17560127 Austria Wien  17911205 35 /
♀Durbin, Deanna      19211204 America           /〜《オーケストラの少女》
♀Kraus, Lili    Piano 19080403 Hungary America 19861106 78 /196904‥ Jujiya

 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4309017940
── 多胡 吉郎《リリー、モーツァルトを弾いて下さい 20061202 河出書房新社》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050923 点鬼簿 〜 与太郎の過去帳 〜
 
 1969年、十字屋四条店に、リリー・クラウスが来店して、一人で練習
したいという。なるべく奥まった一室に案内して、店員一同、息をひそ
めていたところ、大橋店長が、厄介なことを思いだした。
 
 その部屋には、電話が置かれていて、いつなんどき鳴るかもしれない。
 すると謹厳なる女流ピアニストが、驚いて受話器を取るかもしれない。
 そこで、ぐうぜん居合わせた与太郎に、白羽の矢が立てられた。
 
 かくて与太郎は、女性一人の密室に忍びこみ、ひそかに電話線を切る
という大役を懇願された。まさしく《オーケストラの少女》そっくりの
ハプニングに、彼女は堂々たる貫禄で応じたのである。(後日詳述)
 
(20101121)
 


2005年01月15日(土)  続・さらば、テレビ 〜 NHK vs 朝日 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050115
 
 承前 ── わたしも、いつか「さらば、テレビ」を望んでいます。
 NHKの旧友に「テレビは止めない、BBCが写るかぎり」と云って
ましたが、一昨年に彼が退職したので「もういいかい」という心境です。
 
 与太郎の真意は「君こそ、BBCのように世界中で放映される番組を
作るべきだった」というもので、親友ならではの辛口ジョークである。
(もちろん彼にも代表作や受賞作があるのだが、ここでは触れない)
 
 NHKの旧友とは、与太郎の中学後輩であり、高校同期生である。
 与太郎が(母の葬儀中にかかってきた)電話をとると、NHKの新人
研修を終えたばかりの彼が「写真を撮りませんか」と云ったのである。
 
 かくて与太郎は、四年間におよびNHKの契約カメラマンとなった。
 大学でいえば聴講生のようなもので、生涯を通じてのファンである。
(他の友人たちは、金をもらったから、ヨイショすると思うらしい)
 
 余談ながら、高校文芸部での彼は、朝日新聞社を志望していたらしい
が、大学でフランス哲学を学ぶうち、NHKに変更したとみえる。
(新聞社に入っていたら、かの悪筆で、植字工を泣かせたにちがいない)
 
 ◆
 
 昨年来のNHK批判は、海老沢会長の辞任要求組と、受信料の不払い
便乗グループに分れて、だんだん理が通らなくなった。
 あとの連中は、会長が辞めても、すぐに受信料を払うわけではない。
 
 テレビ朝日に出演した安倍晋三の“釈明”は、つぎの一点に尽きる。
「NHK幹部は番組完成後に来たので、圧力をかけることはできない」
 これを誰一人「なるほど、そうだ」と納得しないのはなぜか。
 
 マスコミが、NHK幹部と有力政治家が「口裏を合わせたはずだ」と
云ったり書いたりするので、世間も「そうにちがいない」と受けとった。
 四年前の会見にしろ、日付や場所をいつわることができるのだろうか。
 
 毎日新聞社説は、番組で取りあげた「模擬法廷」の主催団体の代表が、
元朝日新聞記者(松井 やより)だったという。NHKの政治に弱い体質
が問題だなどと書いているが、何を云いたいのか伝わってこない。
 
 朝日新聞(20050112 08:52)は、当時の制作プロデューサーがいうまま
の時系列で報道したが、反響が大きく“涙の内部告発”会見となった。
 はたして翌々日、NHKから抗議文書が送りつけられたのである。
 


20001207-1212 市民団体 VAWW-NET ジャパン《女性国際戦犯法廷》開催。
  1227 NHKの番組制作はじまる。
2001011. NHKに放送中止を(右翼団体などが)求めはじめる。
  0119 NHKの担当部長が修正を指示。
  0124 NHKの番組試写で再修正指示。
  0128 NHKの番組完成(44分)教養番組部長が承認。
  0129 NHKの幹部が、安倍副長官に呼ばれ、議員会館で面会。
  0130 NHK《戦争をどう裁くか シリーズ 2/4回 NHK教育》
  0202 NHKの幹部が、中川議員を訪問して、議員会館で面会。
200412.. NHKの内部告発窓口「コンプライアンス」に通報。
20050112 朝日新聞が「政治介入問題」再報道
  0113 NHKの番組担当デスクが“涙の内部告発”会見。
  0113 安倍晋三《報道ステーション》テレビ朝日生出演。
────────────────────────────────
  0114 NHKが朝日新聞に抗議文書を送る。
  0115 産経新聞が「内部告発騒動」を“空中分解”と総括。

 
 朝日新聞は、NHK幹部の話として「政治家が呼びつけた」と表現し、
政治家は「NHK幹部がやって来た」という。
 当事者には分っているのに、部外者には分別しがたい部分である。
 
 安倍晋三と中川昭一が、二人そろってNHKに押しかけたのではなく、
異例の「局長試写」試写を見て、おなじ感想を述べたわけではない。
(はじめ誤解されていたが、彼らの政治的立場は、ともに相容れない)
 
 テレビ朝日《報道ステーション》の司会は古舘伊知郎、その隣でボソ
ボソしゃべっているコメンテーターは加藤千洋(朝日新聞編集委員)、
ときどき顔ぶれが代るが、生粋のアサヒ直参勅使である。
 
 生粋のアサヒ・ファミリーは、どの事件についても、いつでも誰でも、
かならず同じ意見を述べている。それが彼らの正義と正論だとすれば、
朝日新聞社内には「言論の自由」がないのではないか。
 
 政治家を、マスコミが論評すると「報道」および「世論喚起」となる。
 政治家が、NHKに感想を語ると「介入」または「言論弾圧」となる。
 これだと政治家は、マスコミ界の友人と雑談できないことになる(*1)。
 

♀松井 やよりVAWW−NETジャパン代表(元朝日新聞記者)
 中川 昭一「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」代表。
 安倍 晋三「同会」事務局長、官房副長官(現自民党幹事長代理)。
 松尾 武  放送総局長(現NHK出版社長)
 野島 直樹 国会対策担当局長(現NHK理事)
 長井 暁  同番組担当デスク(現番組制作局チーフプロデューサー)
────────────────────────────────
 関根 昭義 NHK放送総局長
 三浦 元  NHK広報局長(それぞれの名義で同じ文面の抗議文)
 箱島 信一 朝日新聞社社長
 吉田 信一 朝日新聞編集局長

 
 ◆
 
 TBSも日本テレビも、朝日新聞にならって、アサヒOBの筑紫哲也
から福留功男まで「政治介入と言論弾圧」をうたった。
 翌日のワイドショーでも「一犬虚に吠ゆれば万犬吠える」状態だった。
 
 彼らは1968年の「細谷事件」を忘れているようだ。「ベトナム戦争に
批判的だ」という理由で、京都放送局の細谷与邦プロデューサーは転勤
を命じられ、のちにNHKを去って大学講師になった。
 
 ネット上で検出されない「細谷事件」について、今こそ細谷氏は語る
べきではないか。与太郎はカメラマンとしての仕事をする機会がなかっ
たが(さきの旧友より数年先輩)温厚篤実な風貌が印象的だった。
 
 あのころ、プロデューサー二人を夜の街に案内したことがある。
 細谷氏が「キミは毎晩こんなところで遊んでいるのかい」と云うので
「毎晩じゃありませんよ、週に四日くらいかな」と答えたものだ。
 
 もうひとりのプロデューサーは、酒を呑ませてくれた若いカメラマン
に「どうもごちそうさまでした」と頭を下げた。その数日後、ひとりで
同じ酒場に出かけて「あいつなんか、干してやる」と云ったそうである。
 
 すでに彼らは、ことごとく退職したので遠慮することもなくなった。
 けっして実名は挙げないが、その俗物性について語るべきことがある。
 わが旧友をふくめて、まれにみる超俗性についても語っておきたい。
 
(つづく)
 
(↓)NHK@過去日記
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050108
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20041207
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040921
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040919
 
(↓)当時の関連HP── 《女性国際戦犯法廷》
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/nhk/etv2001.html
http://www.arsvi.com/0m/nhk01wv.htm ── 《NHK番組改変問題》
 
(↓)安倍晋三自民党幹事長代理生出演全文テキスト
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000431.html
── 《報道ステーション 20050113 テレビ朝日》


2005年01月14日(金)  歌会始 〜 新春三番曳 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050114
 
Mail'20050114 to Mr.Tanimoto
 
 谷本 岩夫 様
 
 お誕生日おめでとうございます。
 早々に賀状をいただき、ありがとうございました。
 ことしのお誕生日は、いかがお過ごしでしたか? 
 
 先生のお誕生日は、恒例“歌会始”だったのですね。
 ことしは「歩み」、わたしの選んだ歌(↓)佳作(群馬県・天野莉那)
「お母さん お母さんてば お母さん 影ふみ歩き 明日も天気」
 
 まったく不案内ですが、長唄《舌出し三番曳》という曲があるらしく、
以下、先生の教え子(わたしの後輩)たちの“新春三番曳”を。
http://www.oct-net.ne.jp/~kino841/sanbasou
 
 文芸部の山本くん(奈良女子大学教授)より新著がとどきました。
 山本 邦彦《ギィ・フォワシィ 〜 フランス喜劇への招待 〜 20050115 新水社》
 Foissy, Guy/山本 邦彦・訳《チェロを弾く女/王様盛衰記 19921030 新水社》
 
 器楽部の田村くんとは、昨年ようやくメール&電話で再会。
── 田村 忠彦《エアライニーズ 20000301 オフィス・アドマール》
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20030319
 
 両君の中学同級生だった森 昌子くんの活躍も、意外な偶然から判明。
 いずれ彼女が本を書けば、同じクラスの三人が出そろうのです。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20041216(京都新聞記事)
 
 やりとげたい作業や、済ませるべきことなど、ことしも昨年暮れから
若い日の作品《ジャズ年表 19680801 Awa Library》を引っぱりだして、
手を加えています(ジャズ人名録約5000名、完成すれば世界最大です)。
 
 草々               与太郎 こと 阿波 雅敏
────────────────────────────────
 
----- Original Message -----
Sent: Friday, January 14, 2005 10:22 PM
Subject: Re:  Happy Birth-Day to Mr.Tanimoto
 
> 阿波君
>
> お元気で迎春のご様子。何よりです。山本クンからは拙宅へも新刊の
> 本を贈ってくれました。残念ながらまだ目を通していません。
>
> 上野先生もお元気で1週間に一度くらいのペースで電話をもらってい
> ます。私は今のところフォスタープランからの手紙の翻訳ボランティ
> アの仕事に追われています。ではまた。
>
> 谷本岩夫
>  
> URL:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tbc00346/index.html
>
────────────────────────────────
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060112 笑み 〜 歌会始の儀の歌 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060113 歌会始 〜 年譜/御題一覧 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060114 老いらく考 〜 与太郎の歌はじめ 〜


2005年01月08日(土)  さらば、テレビ 〜 チャンネルは誰のものか 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050108
 
── しかし、正月番組って何とかなりません? むしろ、レギュラー
番組流した方が数字取れるでしょうに・・テレビ局の人間て「馬鹿?」
── 《6.回答者:impetigo (76) 20050101 17:02:14 はてな》
 
── テレビ局の制作者は(ほとんど海外に出かけるので)自分のつく
った番組など観ないのです。おまけに視聴率モニターたちも外出するの
で、留守番のネコが、ときどきチャンネルを変えているそうです。
── 《質問者のコメント adlib (74) 20050104 06:33:59 はてな》
 
── わたしも、いつか「さらば、テレビ」を望んでいます。NHKの
旧友に「テレビは止めない、BBCが写るかぎり」と云ってましたが、
一昨年に彼が退職したので「もういいかい」という心境です。
 
── 《質問者のコメント adlib (74) 20050106 05:01:15 はてな》
http://www.hatena.ne.jp/1104564449
question:1104564449
 
 ◆
 
 約2ヶ月前に、やや分厚い郵便物を受けとった。
「あなたのテレビ・チャンネルを変更しないと見られなくなります」
 よく分らないので、電話(フリーダイアル)してみる。
 
「あっ、それは誤配です。まちがってお送りしました」
「なるほど。しかし受けとった人は、たいがい電話するだろうね」
「そうなんです。申しわけありません」
 
「ボクのところに来たくらいだから、全国では相当な数だろうね」
「ほんとうに、申しわけありません」
「あなたを叱るわけではないが、電話のたびに謝るのもたいへんだね」
 
「そうなんです。申しわけありません」
「郵便料その他が数百円かかって、あなたの人件費も一件あたり数百円
かかる。もう一度はがきを出すか、無人テープでもいいんじゃない?」
 
 余計なおせっかいだが、白昼堂々こんなムダが横行しているのだ。
 誰が何のために黙認しているのか、釈然としないまま2ヶ月たった。
 テレビを観ていた妻が「このテロップは何かしら」と気づいた。
 
 たしかに、数分おきにNHK(総合&教育)の画面に流れている。
 さいきんの与太郎は、テレビをつけっぱなしで、あまり熱心に観なく
なったらしい。つぎのメッセージは、前に聞いたような気がする。
 
 「ご覧のチャンネルは58チャンネルへの変更が必要です。お早めに
受信対策センターにご相談ください。フリーダイアル 0120-302-522
携帯からは 086-270-3176 平日:09:00〜21:00 土日祝:09:00〜18:00」
 
 パソコンのメモを探しだすと、おなじ電話番号だった。
 20041028 00:00 放送チャンネル変更 0120-302-522 誤配!確認済み。
 20050107 20:00 受信対策センター  0120-302-522 Mrs.kamita
 
 ◆
 
 あらためて電話してみると、こちらの個人情報(住所氏名・電話番号)
や在宅時間を問われた。総務庁なら住民票台帳があり、NHKには受信
契約リストがあるのに、どうして活用しないのか。
 
「この件では、前に郵便物をお受けとりになりませんでしたか?」
「そう、たしかに受けとったが、電話すると誤配だと云われたんだ」
「封筒の中に、返信はがきが入っておりませんでしたか?」
 
「誤配だと云われたら、ふつうは捨てちゃうんじゃない?」
「それはそうですね、申しわけありません」
「それで、どうすればいいのかな?」
 
 このあと、しばらく世間話や雑談のような質疑応答がつづく。
「あなたのところは、NHKじゃないのかね」
「さようでございますね、総務庁の管轄でございます」
 
「郵政公社でもないとすると、あなたは公務員ではなさそうだね」
「さようでございます、ほほほ」
「こんな夜おそくに仕事すれば、残業手当も相当なもんだろな」
 
「とんでもございません、ほほほ」
「それにしても、海老沢会長の辞任問題とか、タイミングは悪いね」
「さようでございます、申しわけございません」
 
 わざわざ訪問して、すべての受信機(TV & DVD)を再調整して
くれるそうである。NHKや郵政公社は無関係で、費用は一切無用だが、
結局は総務庁の予算だから、ひとしく国民の税金でまかなうのだ。
 
 いまやNHKの受信契約の有無にかかわらず、電気ガス水道とおなじ
情報ライフラインである。
 全国数千万台のテレビを訪問点検する費用は、膨大なものだろう。
 
 対策センターへの電話が、推定1千万件(平均5分)なら、ひとりの
オペレーターの処理件数は、時間当12件、8時間で96件となって、
延52万日かかる。営業日数100日なら約5200人を要する。
 
 すなわち電話の応答だけで、5000人が4ヶ月かかる。
 実際の訪問は、推定300万件(1日10件)として、作業員2人が
クルマに乗って出かけると約20倍、10万人で4ヶ月かかる。
 
 さて、このたび採用されたオペレータや作業員たちは、わずか4ヶ月
の労働契約だが、対策センターの運営は社団法人・電波産業会、つまり
総務庁の天下りをふくめた職員500〜1000人が背後に存在する。
 
 このような外郭団体は、非常勤の天下り役員をトップにいただいて、
数年前から県庁近辺のビルで開業して、ほとんどの業務が終ってからも
延々と存続する。下記は、なぜか埼玉の家電業社のHPである。
 
── 「総務庁からの重要なご案内です」受信対策センター(埼玉)
── 総務大臣指定 指定周波数変換対策機関「社団法人電波産業会」
http://www2.ttcn.ne.jp/~fukuda-denki/anaana.htm(福田電機)
 
 ◆
 
 役人の時間給は、大阪市阿倍野区役所28年勤務で@3500だという。
 夜間のフリーダイヤルで15分応対すれば1000円以上かかる。
 冬ならビル全体の暖房費もかかる(外注しても大差はない)はずだ。
 
 NHKは新人研修で、ぜひ受信料の集金を一週間でも課すべきだ。
(電鉄会社では、幹部候補生にも運転させる)
 ついでに、幹部研修では、苦情センターの応対も経験させるべきだ。
 
 不況感から、過剰なケチケチ・モードになるのはやむを得ない。
 しかし、マスコミが取りあげて目についたことばかり詮索するのは、
本筋から目をそらすことになりかねない。
 
(未完)


2005年01月01日(土)  はてな出納簿 〜 ポイント支払・受取履歴 〜

 
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(20050101〜20060429:満3周年)Excel 転記中(20060506)
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