与太郎文庫
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2002年06月01日(土)  不調見舞

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20020601
 
■2002/06/04 (水) ご不調お見舞い申しあげます。
 
 谷本 岩夫 様
 
 私も、最後の禁煙に挑戦して、約97日たちました。わかい時のような
心理的ストレスはないので、こんどこそ達成できそうです。
 ただし、かねて宣伝されているような、「目ざめた時にすがすがしく、
味覚が鋭敏になって、食欲が増す」などの実感には、まだおよびません。
 当初は、手あたり次第につまんだ「果物・駄菓子のたぐい」のせいで、
さらに食欲が減退し、便秘状態がつづきました(ニコチン依存症の他に、
慢性的な口内火傷症のようにも感じられます)。
 
 高校時代を通じて、ニセの診断書を出して「体育」の授業をサボッた
ほどの運動ぎらい、およそスポーツのたぐいには無縁ながら、さいわい
病気にもならず、今日に至っていますが、幼少期に病弱であったこと、
晩年の両親が大病をわずらったので、いささか病院には詳しいのです。
 以下、とりとめない記憶ですが、《医師列伝》草稿より。
 
 十五年ほど前、原因不明の腹痛があり、思いきって救急車で大病院に
運ばれました。当番医の判断で、麻薬が注射されたのですが、この時の
甘味な体験は、聞きしにまさるものでした。痛みはおさまったものの、
「原因がわからないので、翌日もういちど診察を受けなさい」とのこと。
こんどは救急でないので一時間も待たされ、あまりに若すぎる担当医は、
ブッきらぼうもいいところで、話も聞かずに、他の部署で診察するよう
にとのことです。そこでまた、受付にもどると、別の窓口で待つように
といわれ、こんどはその場所にいたる経路が(複雑で)わからない。
 バカバカしくなって、怒って帰ってきてしまいました。
 後日(女房の話によれば)電話があり、未払料金(数百円)なにがし
かを請求されたそうです(かくも非能率的なシステムで経営が成りたつ
わけがない)以後十五年間、再発せず。〜ノーモア救急病院 〜
 
 今年はじめ、三種の症状を覚える。この数十年間に数回、風邪などを
診てもらった近くの開業医は引退され、いくぶん若手の医師に訴える。
「ご専門は存じませんが、外科と皮膚科と内科、それぞれ通院するのも
面倒なので、いっぺんに診てくれませんか」
 いくぶん若手の医師は、とりあえず「魚の目」を完治してくれました。
「頬のオデキ」は静観し、「食欲不振」については、中古品とおぼしき
大掛かりな器械を操縦して「内臓が垂下している」と診断された。
 その結果「毎日、運動しなさい」といわれたのが、気にいらない。
「これまでの人生で、極力避けてきた運動など、今さらやりたくない」
とヘラズ口をたたくと、医師はあきれて、
「そんなこと言ってると、どこも良くなるわけがないでしょう」という。
 なるほど、何もしなければ、現状のままで変わらない(帰ってから、
あれこれ考える)そうだ、禁煙しよう(これなら運動せずにすむ)。
お大事に               阿波 雅敏 
 
 Mai'20020604 13:26 to Mr.Tanimoto)
 いま考えていること 102 〜 老いと病気 〜 200206‥ 加古 隆
 Mai'20020604 14:26 RE:ご不調お見舞い申しあげます。
 
 阿波君
 
メールありがとう。わたしのおなかは昨日大腸内視鏡検査を受けて奥の
部分も診てもらいました。特に奥の方に異常はなく、昔 大腸の切除吻
合した場所が爛れているだけのようでした。吻合部は年が経つと硬くな
ってきて血の巡りが悪くなるようです。年のせいもありましょう。
 
禁煙なんとか1週間を乗り切られてもう90%成功と思います。夢の中
で吸ってしまって、しまったと思った経験もわたしにはあります。当分
亡者のようにタバコがウロウロ現れてきますが、頑張ってください。や
はりどう考えても禁煙・・・休煙したのは正解だったと思っています。
わたしのホームページ「健康」の部に書いたとおりです。
 
話しが元に戻りますが、大腸切除してから毎年1度内視鏡検査を受けて
います。検査も楽とは申しませんが、一番大変なのは検査に先立って下
剤2リットルを飲まねばならないことです。この2リットルを飲むのに
一寸したコツがあります。万一そういう事態に遭われたらご一報下さい。
伝授します。
 
お見舞いありがとう。失礼。
--
tbc00346(谷本岩夫)
tbc00346@mbox.kyoto-inet.or.jp


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