2010年07月30日(金) |
クロック、クリック、クラック。 |
一秒ずつを焦げつかせるみたいにじりじりと目の前だけを見ている
こうやって、なんの揺れもなく、あたしのなかの膨らむやつらを
ただ、過ぎていかせていくだけで、いきていけるのならよかったのに
もう少し、もう少し、
欠けた歯で空虚かみしめて痛みなんかほうりだして
ぎりぎりと。
あなたがたの望むとおりに笑い話し動きまわるのはなんだかつらいよと
こぼせばそのまま睨まれてぶちのめし踏みつけられることばだった、
搾られるなみだ、なぜ泣くかイミフメイだ説明せよと、言葉は落石のように降る
だけど、そのくちが、あたしをあいしてるといったの あたしをまもると、いったの
ひとりだと感じるあたしが罪悪らしく もう、黙ってわらって、オクスリをきちんと飲み下すくらいしか あなたに見せられるものがなかった
雨のなかで踊る 雷のそら見て にびいろの夢みて
ワルイコトはしないなんて、とりあえず 前向きに聞こえること約束すれば あなたがあんしんして
あたしまたひとつ、喉を塞ぐ投げつけて粉々にする 逃げられない一秒ずつを、また 知らない涙をテキトウにごまかして枕に吸わせて
はじめるんだ
つづけるんだ
おしまいになるまで
文月晦日、雷の朝
2010年07月07日(水) |
カテゴライズされないぼくを投げつけて。 |
くるしいくるしいと百回くらいさけんだら このからだやあたまやなにかを押しつぶすよな感覚がやわらぐならあたし タオルを顔に押しつけて喉が痛くなっても さけぶんだけど
笑わなくてもいいところを探している ないものねだりして、逃げていく 間に合わせたくてもはみだして溢れていく
とろけるバターみたいにくたりとしみこんで、ぐらつくあたまをあずけてもいいところ
今さら 今だけ
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